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公開番号
2025038254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2021206752
出願日
2021-12-21
発明の名称
たばこスラリー、たばこ製品、及びたばこスラリーの保管方法
出願人
日本たばこ産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24B
15/18 20060101AFI20250312BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】経時による菌やカビの増殖を抑制でき、かつ、良好な香味を付与できるたばこスラリーを提供する。
【解決手段】水と、エタノールと、たばこ材料と、を含むたばこスラリーであって、前記たばこスラリー100質量%に含まれる前記エタノールの含有量が1~20質量%である、たばこスラリー。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水と、エタノールと、たばこ材料と、を含むたばこスラリーであって、
前記たばこスラリー100質量%に含まれる前記エタノールの含有量が1~20質量%である、たばこスラリー。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記たばこスラリー100質量%に含まれる前記水の含有量が55~96質量%である、請求項1に記載のたばこスラリー。
【請求項3】
前記たばこスラリー100質量%に含まれる前記たばこ材料の含有量が3~25質量%である、請求項1又は2に記載のたばこスラリー。
【請求項4】
前記たばこ材料が、たばこ粉末、たばこ刻、たばこシート、又はたばこ顆粒である、請求項1~3のいずれか一項に記載のたばこスラリー。
【請求項5】
前記たばこ材料に含まれるたばこ原料の品種が、黄色種、バーレー種、在来種、及びオリエント葉からなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1~4のいずれか一項に記載のたばこスラリー。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載のたばこスラリーを含むたばこ製品。
【請求項7】
水と、エタノールと、たばこ材料とを含むたばこスラリーを調製する工程と、
前記たばこスラリーを保管する工程と、
を含む、たばこスラリーの保管方法。
【請求項8】
前記たばこスラリーを1か月以上保管する、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記たばこスラリー100質量%に含まれる前記エタノールの含有量が1~20質量%である、請求項7又は8に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、たばこスラリー、たばこ製品、及びたばこスラリーの保管方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
たばこ製品においては、香味を調整して様々な嗜好に対応するたばこ製品を開発することが行われている。香味を調整する方法として、例えば特許文献1には、葉たばこ粒子を水等の分散媒に分散させて分散液を調製し、該分散液をたばこ刻に噴霧等により添加する方法が開示されている。特許文献1に開示された方法は、たばこ刻等にむらなく香味を付与できる点で有用な技術である。付与の際の噴霧性向上の観点から、前記分散液の粘度を低下させる方法として、例えば特許文献2には、水系分散媒および当該分散媒中に分散している平均粒径が30μm以下のたばこ粒子を含む分散液を準備し、当該分散液を160℃以上に加熱する工程を含む方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/185103号
国際公開第2019/049207号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、本発明者等は、たばこ材料と水とを混合して得られるたばこスラリーでは、たばこスラリーの保管時にたばこスラリー中に菌やカビが増殖し、時間の経過と共にたばこスラリーが腐敗して品質が低下することを見出した。これは、たばこ材料表面に存在する菌やカビ、又は空気中に浮遊する菌やカビの影響によるものと考えられる。保管時にたばこスラリーが腐敗すると、たばこスラリーの香味が変化するため、たばこ製品に良好な香味を付与できない可能性がある。
【0005】
本発明は、経時による菌やカビの増殖を抑制でき、かつ、良好な香味を付与できるたばこスラリー、該たばこスラリーを含むたばこ製品、及びたばこスラリーの保管方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は以下の実施態様を含む。
【0007】
[1]水と、エタノールと、たばこ材料と、を含むたばこスラリーであって、
前記たばこスラリー100質量%に含まれる前記エタノールの含有量が1~20質量%である、たばこスラリー。
【0008】
[2]前記たばこスラリー100質量%に含まれる前記水の含有量が55~96質量%である、[1]に記載のたばこスラリー。
【0009】
[3]前記たばこスラリー100質量%に含まれる前記たばこ材料の含有量が3~25質量%である、[1]又は[2]に記載のたばこスラリー。
【0010】
[4]前記たばこ材料が、たばこ粉末、たばこ刻、たばこシート、又はたばこ顆粒である、[1]~[3]のいずれかに記載のたばこスラリー。
(【0011】以降は省略されています)
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