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公開番号2025029118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-05
出願番号2024210922,2023215367
出願日2024-12-04,2019-01-29
発明の名称香味吸引器
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/465 20200101AFI20250226BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】新たな構造を有する香味吸引器を提供する。
【解決手段】底壁24及び側壁22を有する容器20に収容された、少なくとも香味源を加熱するように構成された香味吸引器10が提供される。香味吸引器10は、容器20を収容するハウジング11と、ハウジング11に収容された容器20の底壁24と対向して配置され、容器20の底壁24を誘導加熱するように構成される誘導コイル15と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
底壁及び側壁を有する容器に収容された、少なくとも香味源を加熱するように構成された香味吸引器であって、
前記容器を収容するハウジングと、
前記ハウジングに収容された前記容器の前記底壁と対向して配置され、前記容器の前記底壁を誘導加熱するように構成される誘導コイルと、を有する、香味吸引器。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載された香味吸引器において、
前記容器は、前記香味源を含むスラリーを収容する、香味吸引器。
【請求項3】
請求項2に記載された香味吸引器において、
前記ハウジングに収容された前記容器の前記側壁を少なくとも部分的に取り囲む断熱材を有する、香味吸引器。
【請求項4】
請求項3に記載された香味吸引器において、
前記断熱材は、前記誘導コイルの周囲を少なくとも部分的に取り囲むように構成される、香味吸引器。
【請求項5】
請求項3又は4に記載された香味吸引器において、
前記断熱材は、第1管と、前記第1管の外周側に配置される第2管とを有する、香味吸引器。
【請求項6】
請求項5に記載された香味吸引器において、
前記断熱材の前記第1管及び前記第2管は、ステンレス鋼からなる、香味吸引器。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
前記誘導コイルは、全体として略板状に形成され、
前記誘導コイルの全体が、前記容器の前記底壁の面積よりも狭い領域内に配置される、香味吸引器。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
前記ハウジングに収容された前記容器の前記側壁と接触するように構成された放熱部材を有する、香味吸引器。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載された香味吸引器において、
前記誘導コイルを制御するように構成される制御部と、
前記誘導コイルと前記制御部との間に配置される電磁シールドと、を有する、香味吸引器。
【請求項10】
請求項9に記載された香味吸引器において、
前記電磁シールドは、ディスク状であり、前記誘導コイルの最大幅よりも大きい径を有する、香味吸引器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、香味吸引器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、材料の燃焼をすることなく香味等を吸引するための香味吸引器が知られている。このような香味吸引器として、例えば、揮発成分を含むたばこから成る喫煙材を加熱することでエアロゾルを形成する、喫煙材加熱装置が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載されたエアロゾル生成システムでは、カプセルにエアロゾル形成基材とサセプタが収容され、カプセルの側方周囲に配置された誘導コイルでサセプタが誘導加熱される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/068095号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、新たな構造を有する香味吸引器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一形態によれば、底壁及び側壁を有する容器に収容された、少なくとも香味源を加熱するように構成された香味吸引器が提供される。この香味吸引器は、前記容器を収容するハウジングと、前記ハウジングに収容された前記容器の前記底壁と対向して配置され、前記容器の前記底壁を誘導加熱するように構成される誘導コイルと、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態に係る香味吸引器の概略断面図である。
側壁に放熱部材を有するポッドの一例を示す上面図である。
側壁に放熱部材を有するポッドの他の一例を示す側面図である。
図2に示すポッドのシール部材が破壊された状態を示す図である。
ポッドの他の例を示す平面図である。
ポッドのさらに他の例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一の又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0008】
図1は、本実施形態に係る香味吸引器の概略断面図である。本実施形態に係る香味吸引器10は、ポッド20(容器の一例に相当する)に収容されたエアロゾル源及び香味源を加熱することで、香味を含むエアロゾルを生成するように構成される。具体的には、ポッド20には、液体状のエアロゾル源と固体状の香味源とが所定の重量比で収容される。エアロゾル源と香味源との重量比は、例えば、3:1~20:1である。本実施形態では、液体と固体とを含んだ流動体をスラリーという。好ましくは、スラリーは、液体と、固体状の香味源を含む。スラリーを構成する液体としては、例えば水を用いることができる。当該液体は、好ましくは、グリセリン又はプロピレングリコール等のエアロゾル源である。スラリーを構成する液体と固体の重量比は、例えば上述したように3:1~20:1であり、好ましくは、5:1~15:1である。また、ポッド20に収容されるスラリーの
重量は、例えば、0.05gから0.5gであり、好ましくは0.1gから0.3gである。
【0009】
ポッド20の使用後は、香味吸引器10から取り出して廃棄することができる。そして、新たなポッド20を香味吸引器10で使用することができる。即ち、ポッド20は、香味吸引器10で使用されるカートリッジである。
【0010】
図1に示すように、本実施形態の香味吸引器10は、ハウジング11と、バッテリ12と、制御部13と、電磁シールド14と、誘導コイル15と、マウスピース16と、断熱材30と、を有する。ハウジング11は、バッテリ12、制御部13、電磁シールド14、誘導コイル15、及び断熱材30を内部に収容する。図示のように、マウスピース16、ポッド20、誘導コイル15、電磁シールド14、制御部13、及びバッテリ12は、香味吸引器10の長手方向に沿って配列される。なお、ハウジング11は、二つ以上のパーツに分割可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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