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公開番号
2025102905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2025060893,2022506842
出願日
2025-04-02,2020-08-06
発明の名称
エアロゾル発生デバイス
出願人
ジェイティー インターナショナル エスエイ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/40 20200101AFI20250701BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】安全性及び/又は信頼性を向上させたエアロゾル発生デバイスを提供する。
【解決手段】エアロゾル発生デバイスは、チャンバ内に収容されたエアロゾル発生材料を加熱するための管状加熱チャンバと、管状加熱部材の周囲に少なくとも部分的にスリーブ状に設けられた断熱管と、断熱管内で加熱チャンバを支持するための少なくとも1つの環状支持体とを備える。内側環状支持体の少なくとも一部分が断熱管内に取り付けられ、加熱チャンバが環状支持体内に少なくとも部分的に取り付けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒータアセンブリと前記ヒータアセンブリを保持するように構成されたフレームとを備えるエアロゾル発生デバイスであって、前記ヒータアセンブリが、
チャンバ内に収容されたエアロゾル発生材料を加熱するための管状加熱チャンバと、
前記管状加熱チャンバの周囲に少なくとも部分的にスリーブ状に設けられた断熱管と、
前記断熱管内で前記加熱チャンバを支持するための少なくとも1つの環状支持体であって、前記環状支持体の少なくとも一部分が前記断熱管内に取り付けられ、前記加熱チャンバが前記環状支持体内に少なくとも部分的に取り付けられ、前記環状支持体が、前記断熱管の一端に配置され、前記フレームに取り付けられるように構成される、少なくとも1つの環状支持体と
を備える、エアロゾル発生デバイス。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記環状支持体が、前記加熱チャンバの外面に係合するために前記断熱管内に延びる1つ又は複数の突起を備える、請求項1に記載のエアロゾル発生デバイス。
【請求項3】
前記ヒータアセンブリが、前記断熱管の各端に環状支持体を備える、請求項1又は2に記載のエアロゾル発生デバイス。
【請求項4】
前記ヒータアセンブリが、前記断熱管の各端にある前記環状支持体の間にいかなる環状支持体も含まない、請求項3に記載のエアロゾル発生デバイス。
【請求項5】
少なくとも1つの環状支持体が、前記断熱管の外面に係合する外側環状支持体である、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル発生デバイス。
【請求項6】
前記外側環状支持体が、第1の支持コンポーネントと第2の支持コンポーネントとを備え、
前記第1の支持コンポーネントが、前記断熱管の前記外面の一部分と係合し、
前記第2の支持コンポーネントが、前記断熱管内の前記加熱チャンバの前記外面の一部分と係合し、
前記第1の支持コンポーネントと前記第2の支持コンポーネントとが、1つ又は複数の接触点において互いに係合する、請求項3に記載のエアロゾル発生デバイス。
【請求項7】
前記第1の支持コンポーネントと前記第2の支持コンポーネントとが接触線に沿って互いに係合する、請求項6に記載のエアロゾル発生デバイス。
【請求項8】
少なくとも1つの環状支持体が、その内面で前記断熱管にのみ接触する内側環状支持体である、請求項1又は2に記載のエアロゾル発生デバイス。
【請求項9】
前記断熱管の第1の端部にある第1の環状支持体と、前記断熱管の第2の端部にある第2の環状支持体とを備える、請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生デバイス。
【請求項10】
前記断熱管の第1の端部にある内側環状支持体と、前記断熱管の第2の端部にある外側環状支持体とを備える、請求項5~8のいずれか1項に記載のものの組み合わせによるエアロゾル発生デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
リスク低減デバイス又はリスク修正デバイス(気化器としても知られる)の人気及び使用は、シガレット、葉巻、シガリロ及び巻きタバコなどの従来のタバコ製品の喫煙を止めようと望む常習的喫煙者を支援するための補助として、ここ数年で急速に成長してきた。従来のタバコ製品においてタバコを燃焼させるのとは対照的に、エアロゾル化可能物質を加熱又は加温する様々なデバイス及びシステムが利用可能である。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
一般に利用可能なリスク低減デバイス又はリスク修正デバイスは、加熱式基質エアロゾル発生デバイス又は加熱非燃焼式(heat-not-burn)デバイスである。このタイプのデバイスは、湿った葉タバコ又は他の好適なエアロゾル化可能材料を典型的に含むエアロゾル基材を、典型的には150℃~300℃の範囲の温度に加熱することによってエアロゾル又は蒸気を発生する。エアロゾル基材を燃焼させたり、又は燃やしたりするのではなく加熱することにより、使用者が求める成分は含むが、燃焼及び燃やすことによる毒性及び発癌性のある副生成物は含まないエアロゾルが放出される。更に、タバコ又は他のエアロゾル化可能材料を加熱することにより発生されるエアロゾルは、使用者にとって不快となり得る、燃焼及び燃やすことに起因する焦げた味又は苦味を典型的には含まない。したがって、基材は、煙及び/又は蒸気を使用者にとってより口当たりの良いものにするためにそのような材料に典型的に添加される糖及び他の添加物を必要としない。
【0003】
そのようなエアロゾル発生デバイスでは、エアロゾル基質はヒータによって加熱されなければならず、ヒータからエアロゾル発生デバイスの残りの部分に熱がいくらか漏れることは避けられない。この熱は、ヒータの電源又は熱に弱い電子装置などの他のコンポーネントを損傷させる可能性がある。場合によっては、加熱されるようには設計されていないコンポーネントが高温になり過ぎると、火災又は爆発の危険性を伴い、危険にさえなり得る。更に、この熱の漏れの結果、ユーザが快適に手で持つにはデバイスの外面が熱くなり過ぎ、制御しないままではユーザの皮膚に危険を及ぼすことさえあり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、このような加熱非燃焼式デバイスに伴う様々な利点を維持及び改善しながら、安全性及び/又は信頼性を向上させたデバイスを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様によれば、ヒータアセンブリとヒータアセンブリを保持するように構成されたフレームとを備えるエアロゾル発生デバイスが提供され、ヒータアセンブリが、加熱チャンバ内に収容されたエアロゾル発生材料を加熱するための管状加熱チャンバと、管状加熱チャンバの周囲に少なくとも部分的にスリーブ状に設けられた断熱管と、断熱管内で加熱チャンバを支持するための少なくとも1つの環状支持体であって、環状支持体の少なくとも一部分が断熱管内に取り付けられ、加熱チャンバが環状支持体内に少なくとも部分的に取り付けられ、環状支持体が、断熱管の一端に配置され、フレームに取り付けられるように構成される、少なくとも1つの環状支持体とを備える。
【0006】
このように取り付けられた環状支持体を有することにより、エアロゾル発生デバイスは、チャンバからの熱の漏れを抑えながら、チャンバに収容されたエアロゾル発生材料への効果的な加熱を提供することができる。環状支持体は、デバイスの安全性及び信頼性を高めるために、加熱チャンバを断熱管内に、そしてヒータアセンブリをフレームに対して保持することと、加熱チャンバからデバイスの残りの部分、特にデバイスの表面に伝達され
る熱のレベルを下げることとの両方のための信頼性の高い構造を提供する。
【0007】
特に、環状支持体は、加熱チャンバの外面に係合するために断熱管内に延びる1つ又は複数の突起を備え得る。突起は、環状支持体と加熱チャンバとの間の接続点を減らし得るように、表面積を減らした領域を提供し得る。環状支持体と加熱チャンバとの間における必要とされる物理的な直接接触を最小化することにより、加熱チャンバから支持体へ、そして最終的にはデバイスの残りの部分への熱の伝達を更に減らすことができる。
【0008】
加熱チャンバは、環状支持体のうち、断熱管内に取り付けられた部分に少なくとも部分的に取り付けられることが好ましい。このような場合、環状支持体は、断熱管と加熱チャンバとの間に挿入されて加熱チャンバを断熱管内に支持する単一の部分を提供することができ、同じ支持部分が、断熱管と加熱チャンバとに接触する。
【0009】
ヒータアセンブリは、断熱管の各端に環状支持体を備え得ることが好ましい。ヒータアセンブリは、断熱管の各端にある環状支持体の間にいかなる環状支持体も含まないことがより好ましい。その結果、デバイスの残りの部分、特に外側ハウジングへの熱伝導の可能性を低減することができる。これにより、断熱管と外側ハウジングとの間に比較的自由な空間が形成され、環状支持体から断熱管の外面に伝達される可能性のある熱に対して、更に効率的な断熱を提供し得る。また、環状支持体はヒータアセンブリの端部にも配置されているため、そのようなゾーンは加熱チャンバのより中央のゾーンよりも加熱されないため、熱伝達が制限される。
【0010】
可能なモードでは、内側環状支持体は、C字形の断面を有し得る。完全な、すなわち閉じた円周方向線を構成しない環状の断面を有することにより、必要となる材料を減らし、ひいては熱の伝達を更に減らし、製造コストを削減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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