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公開番号
2024159657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024071648
出願日
2024-04-25
発明の名称
エアロゾル吸引カートリッジ
出願人
Future Technology株式会社
代理人
主分類
A24F
40/42 20200101AFI20241031BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】 誘導加熱式においても安定してエアロゾルを発生できるエアロゾル吸引カートリッジを提供することを目的とする。
【解決手段】 エアロゾル吸引カートリッジ1は、加熱によりエアロゾルを発生するエアロゾル源Sと、エアロゾル源Sを含浸または収容する貯蔵部材11と、外部の交番磁界に反応して熱を発生させる誘導加熱部材13と、発生したエアロゾルを吸引するための移送経路と、マウスピース14と、を備え、マウスピース14は、移送経路の一部をなす貫通孔141を有し、エアロゾル源Sは、液状またはゲル状である、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱によりエアロゾルを発生するエアロゾル源と、
前記エアロゾル源を含浸または収容する貯蔵部材と、
外部の交番磁界に反応して熱を発生させる誘導加熱部材と、
発生したエアロゾルを吸引するための移送経路と、
マウスピースと、を備え、
前記マウスピースは、前記移送経路の一部をなす貫通孔を有し、
前記エアロゾル源は、液状、ゲル状である、
ことを特徴とする、エアロゾル吸引カートリッジ。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記貯蔵部材は、他の要素から着脱自在である、
ことを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
【請求項3】
前記貯蔵部材は容器状の形状をなし、前記エアロゾル源は前記貯蔵部材に収容されている、
ことを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
【請求項4】
前記貯蔵部材は多孔質状または繊維状の素材からなり、前記エアロゾル源は前記貯蔵部材に含浸されている、
ことを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
【請求項5】
前記誘導加熱部材はその一部または全部が前記エアロゾル源と接触している、
ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の、エアロゾル吸引カートリッジ。
【請求項6】
前記誘導加熱部材を複数個有する、
ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
【請求項7】
多孔質状または繊維状の素材からなる吸液部材を備え、
前記吸液部材は前記貯蔵部材から前記エアロゾル源を吸収する、
ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の、エアロゾル吸引カートリッジ。
【請求項8】
前記誘導加熱部材はその一部または全部が前記吸液部材と接触している、
ことを特徴とする、請求項7に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
【請求項9】
前記移送経路は、前記吸液部材と前記誘導加熱部材により形成された空間を含む、
ことを特徴とする、請求項7または8のいずれか一項に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
【請求項10】
前記誘導加熱部材は環状または円筒形状であり、前記吸液部材を包囲する状態で使用される、
ことを特徴とする、請求項8に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル吸引カートリッジに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、火炎を用いることなく、タバコの成分を含むタバコカートリッジを加熱して、気化したタバコ成分を吸引する方式のタバコ製品が広く知られている。また、嗜好の多様化から、タバコ成分を含まない植物の芳香や味わいを、タバコ同様に火炎を用いずに楽しむためのカートリッジ製品を使用したエアロゾル吸引カートリッジも知られ始めている。
【0003】
このようなエアロゾル吸引カートリッジは、充填物が集積されたエアロゾル形成部材を加熱することで、エアロゾルを発生させる。エアロゾル形成部材の加熱方法として、充填物の内部に予め強磁性体を主成分とした部品である誘導加熱部材を配設し、誘導加熱装置で発生させた交番磁界により、誘導加熱部材内部にヒステリシス損及びジュール熱を発生させて加熱(誘導加熱)することで、充填物を加熱する方式(誘導加熱式)が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
ここで、誘導加熱式では、誘導加熱部材13のキュリー温度、透磁率等の物性、充填物内部の位置や大きさ形状といった諸般の個別的事情により、発熱能力が大きく変動する一方、充填物が固体である場合には、エアロゾルの発生には200~300℃程度まで加熱する必要があり、従来のエアロゾル吸引カートリッジでは十分な加熱ができず、エアロゾルの発生が不十分な場合が頻発するといった問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-175399号公報
特開2023-17695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、誘導加熱式においても安定してエアロゾルを発生できるエアロゾル吸引カートリッジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、加熱によりエアロゾルを発生するエアロゾル源と、前記エアロゾル源を含浸または収容する貯蔵部材と、外部の交番磁界に反応して熱を発生させる誘導加熱部材と、発生したエアロゾルを吸引するための移送経路と、マウスピースと、を備え、前記マウスピースは、前記移送経路の一部をなす貫通孔を有し、前記エアロゾル源は、液状またはゲル状である、ことを特徴とする、エアロゾル吸引カートリッジ。
請求項2に記載の発明は、前記貯蔵部材は、他の要素から着脱自在である、
ことを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項3に記載の発明は、前記貯蔵部材は容器状の形状をなし、前記エアロゾル源は前記貯蔵部材に収容されている、ことを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項4に記載の発明は、前記貯蔵部材は多孔質状または繊維状の素材からなり、前記エアロゾル源は前記貯蔵部材に含浸されている、ことを特徴とする、請求項1に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項5に記載の発明は、前記誘導加熱部材はその一部または全部が前記エアロゾル源と接触している、ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の、エアロゾル吸引カートリッジ。
請求項6に記載の発明は、前記誘導加熱部材を複数個有する、ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項7に記載の発明は、多孔質状または繊維状の素材からなる吸液部材を備え、前記吸液部材は前記貯蔵部材から前記エアロゾル源を吸収する、ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の、エアロゾル吸引カートリッジ。
請求項8に記載の発明は、前記誘導加熱部材はその一部または全部が前記吸液部材と接触している、ことを特徴とする、請求項7に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項9に記載の発明は、前記移送経路は、前記吸液部材と前記誘導加熱部材により形成された空間を含む、ことを特徴とする、請求項7または8のいずれか一項に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項10に記載の発明は、前記誘導加熱部材は環状または円筒形状であり、前記吸液部材を包囲する状態で使用される、ことを特徴とする、請求項8に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項11に記載の発明は、前記エアロゾル源が粒状または球形状のゲル状であり、前記誘導加熱部材が複数個の粒状または球形状である、ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項12に記載の発明は、前記エアロゾル源がゲル状であり、前記誘導加熱部材は、1以上の開口を有する容器状であり、前記エアロゾル源は前記誘導加熱部材を前記貯蔵部材としてその中に収容されている、ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項13に記載の発明は、前記エアロゾル源は液状であり、前記誘導加熱部材は、1以上の開口を有する容器状であり、前記貯蔵部材は、前記誘導加熱部材に収容されている、ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項14に記載の発明は、前記貯蔵部材の素材は、表面自由エネルギーが前記エアロゾル源の表面自由エネルギーより低い、ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
請求項15に記載の発明は、前記貯蔵部材は、直径10μm~2mmの球殻体であり、前記球殻体は、球殻に複数の貫通孔を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル吸引カートリッジ。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、エアロゾル源が液状またはゲル状であるので、従来よりも低い温度でエアロゾルを発生させることができ、誘導加熱式においてもエアロゾルの発生量を安定させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
発明の実施の形態1に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図である。
発明の実施の形態1に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の斜視図である。
発明の実施の形態2に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図である。
発明の実施の形態2に係るエアロゾル吸引カートリッジの貯蔵部と吸液部材と誘導加熱部材の概略の斜視図である。
発明の実施の形態3に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図である。
発明の実施の形態4に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図(a)と正面断面図(X-X)(b)と底面図(c)である。
発明の実施の形態5に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図(a)と正面断面図(X-X)(b)と底面図(c)である。
発明の実施の形態6に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図である。
発明の実施の形態6に係る円管とその内部の概略の平面図と斜視図である。
発明の実施の形態6に係る円管とその内部の概略の斜視図である。
発明の実施の形態7に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図である。
発明の実施の形態8に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図(a)と正面断面図(X-X)(b)である。
発明の実施の形態8に係る円管とその内部の概略の斜視図である。
発明の実施の形態9に係るエアロゾル吸引カートリッジの概略の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、図面において、図面中の各部の構成の大きさ、間隔、数、その他詳細は、視認と理解の助けのために 、実際の物に比べて大幅に簡略化して表現している。
(【0011】以降は省略されています)
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