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公開番号2025036412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024188154
出願日2024-10-25
発明の名称エアロゾル生成装置及びその動作方法
出願人ケーティー アンド ジー コーポレイション
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A24F 40/53 20200101AFI20250306BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】エアロゾル生成装置及びその動作方法を提供する。
【解決手段】マイクロ波を生成する発振部、エアロゾル生成物品を収容するための収容空間を含み、マイクロ波を共振させ、エアロゾル生成物品を加熱する共振部、該共振部から反射され、発振部に入力される反射マイクロ波を測定する電力モニタリング部、及び該電力モニタリング部が測定した反射マイクロ波に基づき、エアロゾル生成物品の種類を決定するプロセッサを含むエアロゾル生成装置である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル生成装置において、
マイクロ波を生成する発振部と、
エアロゾル生成物品を収容するための収容空間を含み、前記マイクロ波を共振させ、前記エアロゾル生成物品を加熱する共振部と、
前記共振部から反射され、前記発振部に入力される反射マイクロ波を測定する電力モニタリング部と、
前記電力モニタリング部が測定した前記反射マイクロ波に基づき、前記エアロゾル生成物品の種類を決定するプロセッサと、を含む、エアロゾル生成装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
複数のエアロゾル生成物品と、電力プロファイルとの関係をルックアップテーブルの形態で保存するメモリを含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記ルックアップテーブルに基づき、前記決定されたエアロゾル生成物品に対応する電力プロファイルにより、前記発振部から出力されるマイクロ波電力の大きさを調節する、請求項2に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記エアロゾル生成物品が前記収容空間に挿入されたか否かということを検出する挿入感知センサをさらに含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記挿入感知センサにより、前記エアロゾル生成物品の挿入が感知される場合、前記発振部において入射マイクロ波を出力する、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
前記挿入感知センサは、フィルムセンサ、圧力センサ、光センサ、抵抗性センサ、容量性センサ、誘導性センサ及び赤外線センサのうち少なくとも一つを含む、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項7】
前記エアロゾル生成物品は、タバコロッド及びフィルタロッドを含み、前記タバコロッドは、エアロゾル生成物質及び加香液のような誘電体を含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項8】
前記反射マイクロ波は、前記誘電体の誘電率によって異なる、請求項7に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記反射マイクロ波が既設定の臨界値以上である場合、前記発振部において前記マイクロ波の生成を中断させる、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項10】
視覚、聴覚及び触覚のうちいずれか一つを利用し、前記エアロゾル生成装置の状態に係わる情報をユーザに伝達する出力部をさらに含み、
前記プロセッサは、前記出力部を介し、前記決定されたエアロゾル生成物品の種類、及び/または前記マイクロ波の生成中断状態を前記ユーザに通知する、請求項9に記載のエアロゾル生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、誘電加熱方式でもって、エアロゾル生成物品を加熱し、エアロゾルを生成しうるエアロゾル生成装置及びその動作方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
最近、一般的なシガレットの短所を克服する代替方法に係わる需要が増大している。例えば、シガレットを燃焼させてエアロゾルを生成する方法ではなく、エアロゾル生成装置を利用し、シガレット(または、「エアロゾル生成物品」)を加熱することにより、エアロゾルを生成するシステムに係わる需要が増大している。
【0003】
抵抗加熱方式または誘導加熱方式でもって、エアロゾル生成物質を加熱し、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置が一般的であったが、最近では、マイクロ波を利用し、エアロゾル生成物質を加熱する誘電加熱方式のエアロゾル生成装置まで提案されている。
【0004】
誘電加熱方式のエアロゾル生成装置は、マイクロ波の共振により、エアロゾル生成物質に含まれた誘電体に熱を発生させ、誘電体において生じる熱を介し、エアロゾル生成物質を加熱しうる装置を意味する。
【0005】
エアロゾル生成装置に挿入されるエアロゾル生成物品の種類により、最適の霧化性能を維持するための電力プロファイルが異なりうる。誘電加熱方式のエアロゾル生成装置が、エアロゾル生成物品の種類を識別するための別途のセンサを含む場合、製造コスト上昇及び製品小型化に困難さが伴ってしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、別途の挿入感知センサの追加なしに、自体でもってエアロゾル生成物品の識別が可能な誘導加熱方式のエアロゾル生成装置を提供することである。
【0007】
本開示の実施形態を介して解決しようとする課題は、前述の課題に制限されるものではなく、言及されていない課題は、本明細書及び添付図面から、本実施形態が属する技術分野において通常の知識を有する者に明確に理解されうるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願の一実施形態によるエアロゾル生成装置は、マイクロ波を生成する発振部、エアロゾル生成物品を収容するための収容空間を含み、前記マイクロ波を共振させ、前記エアロゾル生成物品を加熱する共振部、前記共振部から反射され、前記発振部に入力される反射マイクロ波を測定する電力モニタリング部、及び前記電力モニタリング部が測定した前記反射マイクロ波に基礎して前記エアロゾル生成物品の種類を決定するプロセッサを含む。
【0009】
本願のマイクロ波を生成する発振部、及びエアロゾル生成物品を収容するための収容空間を含み、前記マイクロ波を共振させ、前記エアロゾル生成物品を加熱する共振部を含むエアロゾル生成装置の動作方法は、前記エアロゾル生成物品が前記収容空間に挿入されたか否かということを識別する段階、前記エアロゾル生成物品の挿入が感知される場合、前記発振部から出力され、前記共振部に入力される入射マイクロ波を生成する段階、前記共振部から反射され、前記発振部に入力される反射マイクロ波を測定する段階、及び前記測定された反射マイクロ波に基づき、前記エアロゾル生成物品の種類を決定する段階を含む。
【発明の効果】
【0010】
本願の実施形態によるエアロゾル生成装置は、共振器から発振器に反射される反射マイクロ波を利用し、別途の挿入感知センサの追加なしに、自主的として、挿入されたエアロゾル生成物品を識別しうる。
(【0011】以降は省略されています)

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