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公開番号
2025061991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2025014467,2021060941
出願日
2025-01-31,2021-03-31
発明の名称
電子タバコカートリッジ
出願人
Future Technology株式会社
代理人
主分類
A24D
1/02 20060101AFI20250404BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】電子タバコカートリッジにおけるユーザの口との接触及び専用の加熱器具への装着の良否、内部のタバコ葉等の保持に好ましい巻紙の特性を備えた電子タバコカートリッジを提供する。
【解決手段】 タバコ植物または非タバコ植物からなる香味部11と、香味部の後端側に備えられたフィルタ部14と、香味部とフィルタ部を内表面により被覆する巻紙部材20を備えた電子タバコカートリッジ1であって、巻紙部材は、香味部と第1内表面により接触して被覆する第1巻紙部材21と、フィルタ部と第2内表面により接触して被覆する第2巻紙部材24と、を含み、第2内表面が、第1巻紙部材の第1外表面の一部を覆うように配置されており、香味部とフィルタ部の間に、支持部材62または冷却部材65を備える、
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タバコ植物または非タバコ植物からなる香味部と、前記香味部の後端側に備えられたフィルタ部と、前記香味部と前記フィルタ部を内表面により被覆する巻紙部材を備えた電子タバコカートリッジであって、
前記巻紙部材は、前記香味部と第1内表面により接触して被覆する第1巻紙部材と、前記フィルタ部と第2内表面により接触して被覆する第2巻紙部材と、を含み、
前記第2内表面が、前記第1巻紙部材の第1外表面の一部を覆うように配置されており、
前記香味部と前記フィルタ部の間に、支持部材または冷却部材を備える、
こと特徴とする、電子タバコカートリッジ。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記第1巻紙部材の厚さは0.02mm以上で、前記第2巻紙部材の厚さは0.05mm以上である、
ことを特徴とする、請求項1に記載の電子タバコカートリッジ
【請求項3】
前記第1巻紙部材の通気度が2Kpa以上であり、前記第2巻紙部材の通気度が30Kpa以上である、
ことを特徴とする、請求項1または2のいずれか一項に記載の電子タバコカートリッジ。
【請求項4】
JIS B 0601(2013)に準拠した測定において、
前記内表面の算術平均表面粗さ(Rai)は1μm以上である、
ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子タバコカートリッジ。
【請求項5】
JIS B 0601(2013)に準拠した測定において、
前記内表面の平均最大粗さ(Rzi)は15μm以上である、
ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の電子タバコカートリッジ。
【請求項6】
JIS B 0601(2013)に準拠した測定において、
前記巻紙部材の外表面の算術平均表面粗さ(Rao)は2ないし20μmである、
ことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の電子タバコカートリッジ。
【請求項7】
JIS B 0601(2013)に準拠した測定において、
前記外表面の平均最大粗さ(Rzo)は230μm以下である、
ことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の電子タバコカートリッジ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電子タバコカートリッジに関し、内部成分を揮発させて喫煙する電子タバコカ
ートリッジに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近時、タバコの禁煙の影響からタバコ葉に火を付けて煙を喫煙するタバコに代わり、火
炎を用いない喫煙具(電子タバコ製品)が広がりつつある(特許文献1、2等参照)。特
許文献に挙げられる電子タバコ製品は、既存の紙巻きタバコの構造を模しており、刻まれ
たタバコ葉等とフィルタが紙により巻かれた棒状の形態であり、カートリッジ等とも称さ
れる。
【0003】
タバコ葉を含むカートリッジは加熱され、気化したタバコ成分が吸引され、タバコの風
味を味わうことができる。電子タバコ製品においては、カートリッジは専用の加熱器具に
挿入され、電熱加熱によりタバコ葉の成分は気化してエアロゾルが生成される。生成され
たエアロゾルをユーザが吸引することにより喫煙が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2015-519915号公報
国際公開WO2016/162934
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
当該カートリッジの全体の形状維持は巻紙に依存する。それゆえ、形状維持に必要な強
度が巻紙に求められる。さらに、巻紙はユーザの口との接触及び専用の加熱器具への装着
の良否、内部のタバコ葉等の保持の機能も備える。そこで、発明者は巻紙の物性について
鋭意検討を重ね、電子タバコカートリッジの巻紙として好適な物性を見いだすに至った。
【0006】
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、電子タバコカートリッジにおけるユーザ
の口との接触及び専用の加熱器具への装着の良否、内部のタバコ葉等の保持に好ましい巻
紙の特性を備えた電子タバコカートリッジを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、電子タバコカートリッジは、タバコ植物または非タバコ植物からなる香味部
と、香味部の後端側に備えられたフィルタ部と、少なくとも前記香味部を内表面により被
覆する巻紙部材を備えており、JIS B 0601(2013)に準拠した測定におい
て、巻紙部材の内表面の算術平均表面粗さ(Rai)は1μm以上であり、かつ内表面の
平均最大粗さ(Rzi)は15μm以上であり、巻紙部材の内表面と反対面となる外表面
の算術平均表面粗さ(Rao)は2ないし20μmであり、かつ前記外表面の平均最大粗
さ(Rzo)は230μm以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の電子タバコカートリッジによると、電子タバコカートリッジの巻紙の特性を表
面粗さの物性により規定することにより、ユーザの口との接触及び専用の加熱器具への装
着の良否、内部のタバコ葉等の保持に良好な巻紙とし、感触の良い電子タバコカートリッ
ジを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の電子タバコカートリッジの断面図である。
第1実施形態の電子タバコカートリッジを加熱部材に挿入したときの断面模式図である。
第1実施形態の電子タバコカートリッジの分解拡大断面図である。
第2実施形態の電子タバコカートリッジの分解斜視図である。
第2実施形態の電子タバコカートリッジの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は第1実施形態の電子タバコカートリッジ1の断面図である。電子タバコカートリ
ッジ1には、香味部11とフィルタ部14が備えられ、香味部11とフィルタ部14は巻
紙部材20により被覆される。図示のとおり、フィルタ部14は香味部11の後端側11
e側に配置される順に備えられる。第1実施形態の電子タバコカートリッジ1では、さら
に、香味部11とフィルタ部14の間に支持部材12が備えられる。図中の符号20iは
巻紙部材20の内表面であり、20oは巻紙部材20の外表面である。
(【0011】以降は省略されています)
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