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公開番号
2025072646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025023903,2024182365
出願日
2025-02-18,2020-03-31
発明の名称
被加熱芳香カートリッジ
出願人
Future Technology株式会社
代理人
主分類
A24D
1/20 20200101AFI20250430BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】被加熱芳香発生源を上流側に、支持部材とフィルターを下流側に配設して長手方向に連接される被加熱芳香カートリッジにおいて、喫煙者の好み及び操作に適した喫煙を可能とするものを提供する。
【解決手段】被加熱芳香発生源を上流側に、下流側に支持部材520とフィルターを、長手方向に順に配設される被加熱芳香カートリッジであって、支持部材が、少なくとも、被加熱芳香発生源の移動を防止する支持部522と、揮発物が通過する流路5211とを備え、揮発物が流路に流入する流入口と揮発物が流路から流出する流出口の被加熱芳香カートリッジの長手方向に垂直な断面の形状が相似な円形状であり、流路の外周が形成する被加熱芳香カートリッジの長手方向に垂直な断面の面積は、流入口の方が流出口よりも小さく、流路の内壁表面積が、支持部材の上流側と下流側で異なる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被加熱芳香発生源を上流側に、下流側に支持部材とフィルターを、長手方向に順に配設される被加熱芳香カートリッジであって、
前記支持部材が、少なくとも、前記被加熱芳香発生源の移動を防止する支持部と、前記揮発物が通過する流路とを備え、
前記揮発物が流路に流入する流入口と前記揮発物が流路から流出する流出口の前記被加熱芳香カートリッジの長手方向に垂直な断面の形状が相似な円形状であり、前記流路の外周が形成する前記被加熱芳香カートリッジの長手方向に垂直な断面の面積は、前記流入口の方が前記流出口よりも小さく、
前記流路の内壁表面積が、前記支持部材の前記上流側と前記下流側で異なる、
ことを特徴とする被加熱芳香カートリッジ。
続きを表示(約 79 文字)
【請求項2】
前記流路の内壁表面積が、18~500mm
2
であることを特徴とする、請求項1に記載の被加熱芳香カートリッジ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子的に制御されるヒーター等の熱源を備えた加熱式芳香具に装着されて加熱されることによってエアロゾル及び芳香を生成する、エアロゾルフォーマ、芳香原材、及び、結合剤等を含有する被加熱芳香発生基材の集合体である被加熱芳香発生源と、その長手方向に支持部材、冷却部材、及び、フィルターの少なくともいずれか一つを備えるマウスピースとを連接した被加熱芳香カートリッジにおいて、マウスピースが必要とする機能に有する支持部材に関し、及び、その支持部材を備えた被加熱芳香カートリッジを提供するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
特に、本発明は、マウスピースに求められる機能の中でも、被加熱芳香カートリッジの加熱式芳香具への装着時及び喫煙時における被加熱芳香発生基材及び被加熱芳香発生源を安定して支持する機能、加熱により被加熱芳香発生基材から発生するエアロゾルフォーマ及び芳香原材の揮発成分を冷却する機能、並びに、それらの揮発成分が抵抗なく通過する機能を備えた支持部材に関し、その支持部材を備えた被加熱芳香カートリッジを提供することができる。
【0003】
従来、上記「被加熱芳香発生基材」は、「エアロゾル形成基材」と呼称されてきた。しかし、加熱することによって、エアロゾルを生成するエアロゾルフォーマと共に、芳香原材や芳香剤の香り成分も揮発され、エアロゾルの煙と芳香原材や芳香剤の香りを喫煙によって楽しむことから、本発明においては、「被加熱芳香発生基材」と呼称する。これに基づき、従来の呼称である、「エアロゾル形成体」(エアロゾル形成基材の集合体)、「電子タバコカートリッジ」、及び、「加熱式喫煙具」を、それぞれ、「被加熱芳香発生源」、「被加熱芳香カートリッジ」、及び、「加熱式芳香具」と呼称する。
【背景技術】
【0004】
近年、タバコの禁煙が、職場や飲食店等の人が集う空間に幅広く普及する傾向に従って、タバコを燃焼する火炎式喫煙の喫煙者数が減少するのに対し、エアロゾルを生成するエアロゾルフォーマ、ナス科タバコ属のタバコ植物を含む芳香原材を含有する、被加熱芳香発生基材の集合体である被加熱芳香発生源を備えた被加熱芳香カートリッジを、ヒーター等の熱源によって伝達された熱によって加熱する加熱式喫煙の喫煙者数が急激に増加している。
【0005】
従来の火炎式喫煙の場合、タバコの燃焼によって、喫煙者の視覚的欲求を満足させる煙、喫煙者がタバコに依存する根源となるニコチン、そして、無数の芳香成分を十分に発生するため、愛好者数は極めて多かった。しかし、少なくとも燃焼するための600℃を超える温度が必要であり、喫煙時には最高900℃に達することがあり、火炎式喫煙の有害物質の発生量は極めて多く、健康志向の現在においては、受動喫煙を問題視する非喫煙者だけでなく、愛好者自身からも火炎式喫煙を敬遠する傾向が極めて顕著となっている。
【0006】
これに対し、加熱式喫煙によれば、タバコの葉の熱分解が開始する程度の温度である200~350℃程度で喫煙できる上、タバコの葉以外の芳香原材が含まれているため、燃焼による有害物質の発生を防止できるばかりでなく、熱分解による有害物質の発生も低減される。そのため、加熱式喫煙を一層楽しむことを可能にする様々な技術開発が活発に行われている(例えば、特許文献1~11)。
【0007】
このような加熱式喫煙のメカニズムは、加熱式喫煙具、被加熱芳香カートリッジ等の形態によって異なるが、ヒーターであるブレードを熱源とする加熱式芳香具に加熱芳香カートリッジを装着して喫煙する典型的な例を用い説明する。
【0008】
被加熱芳香カートリッジは、熱源から長手方向に、被加熱芳香発生源とマウスピースとがこの順に連接され構成されている。このマウスピースは、支持部材、冷却部材、及び、フィルターから少なくとも一つが選択されるが、複数用いる場合には、熱源から長手方向に、支持部材、冷却部材、及び、フィルターがこの順に連接され形成されるのが一般的である(特許文献1~11)。
【0009】
被加熱芳香発生基材は、グリセリンやプロピレングリコール等のエアロゾルフォーマという沸点が約150~300℃の有機溶媒と、芳香成分を有するタバコ植物を含む各種非タバコ植物や芳香剤とを、多糖類等の結合剤で塊状物としたものを成形加工したものである。喫煙に際しては、芳香カートリッジが、加熱要素を備えた加熱式芳香具のチャンバーに装着されると同時に、この被加熱芳香発生源に加熱要素が挿入される。その後、電子的に制御された加熱源により約200~350℃に加熱されて、エアロゾルフォーマの揮発物(蒸気)並びにタバコ植物を含む各種非タバコ植物及び芳香剤の芳香成分の揮発物が生成される。
【0010】
マウスピースを構成する、支持部材、冷却部材、及び、フィルターには、それぞれ、次に示すような機能を有している(特許文献7~11)。
(【0011】以降は省略されています)
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