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公開番号
2024155975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2024144160,2022569647
出願日
2024-08-26,2020-12-18
発明の名称
吸引装置
出願人
日本たばこ産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/65 20200101AFI20241024BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】吸引装置を用いた体験の質をより向上させることが可能な仕組みを提供する。
【解決手段】吸引装置であって、他の装置との間で通信する通信部と、エアロゾル源を含有する基材を加熱してエアロゾルを生成する加熱部と、前記加熱部に電力を供給する電源部と、前記加熱部に関し測定される実測値の目標値の時系列推移が規定された加熱プロファイルを含む前記吸引装置の動作設定に従って前記加熱部の動作を制御する制御部と、を備え、前記通信部は、前記加熱部が前記基材を加熱してエアロゾルを生成する処理を規定回数だけ実行するために使用される電力量以上の値として設定される電池残量低下判定用の閾値を含む前記動作設定を受信し、前記制御部は、前記電源部の電力残量が前記電池残量低下判定用の閾値を下回った場合、前記加熱部の加熱を停止する、吸引装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吸引装置であって、
他の装置との間で通信する通信部と、
エアロゾル源を含有する基材を加熱してエアロゾルを生成する加熱部と、
前記加熱部に電力を供給する電源部と、
前記加熱部に関し測定される実測値の目標値の時系列推移が規定された加熱プロファイルを含む前記吸引装置の動作設定に従って前記加熱部の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記通信部は、前記加熱部が前記基材を加熱してエアロゾルを生成する処理を規定回数だけ実行するために使用される電力量以上の値として設定される電池残量低下判定用の閾値を含む前記動作設定を受信し、
前記制御部は、前記電源部の電力残量が前記電池残量低下判定用の閾値を下回った場合、前記加熱部の加熱を停止する、
吸引装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記記憶部は、前記吸引装置の動作を設定するための情報である動作設定をひとつ以上記憶する、
請求項1に記載の吸引装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記動作設定のうち使用対象の前記動作設定に基づいて前記吸引装置の動作を制御する、
請求項2に記載の吸引装置。
【請求項4】
前記通信部は、前記記憶部に記憶されている前記動作設定を示す情報を送信する、
請求項2または3に記載の吸引装置。
【請求項5】
前記通信部は、前記動作設定を示す情報を送信するよう要求する情報を受信し、受信した情報において送信するよう要求された前記動作設定を示す情報を送信する、
請求項1~4のいずれか一項に記載の吸引装置。
【請求項6】
前記通信部は、前記使用対象の動作設定を示す情報を送信する、
請求項1~5のいずれか一項に記載の吸引装置。
【請求項7】
前記通信部は、前記記憶部に記憶された全ての前記動作設定を示す情報を送信する、
請求項2~4のいずれか一項に記載の吸引装置。
【請求項8】
前記通信部は、前記動作設定を示す情報として、前記動作設定に対応する識別情報を送信する、
請求項1~7のいずれか一項に記載の吸引装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記動作設定の中から前記使用対象の前記動作設定を切り替え可能である、
請求項2~4、および7のいずれか一項に記載の吸引装置。
【請求項10】
前記通信部は、使用対象の動作設定を切り替えるよう指示する情報を受信し、
前記制御部は、前記通信部により受信された情報により指示された切り替え先の前記動作設定に、前記使用対象の前記動作設定を切り替える、
請求項1~9のいずれか一項に記載の吸引装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸引装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電子タバコ及びネブライザ等の、ユーザに吸引される物質を生成する吸引装置が広く普及している。例えば、吸引装置は、エアロゾルを生成するためのエアロゾル源、及び生成されたエアロゾルに香味成分を付与するための香味源等を含む基材を用いて、香味成分が付与されたエアロゾルを生成する。ユーザは、吸引装置により生成された、香味成分が付与されたエアロゾルを吸引することで、香味を味わうことができる。
【0003】
ユーザが味わう香味の質は、基材をどのように加熱するかによって影響される。この点に関し、下記特許文献1では、基材を加熱する加熱デバイスの温度の時系列推移が規定された温度設定を切り替え可能に設定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/019122号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記特許文献1に開示された技術は、開発されてから未だ日が浅く、様々な観点で向上の余地が残されている。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、吸引装置を用いた体験の質をより向上させることが可能な仕組みを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、吸引装置であって、他の装置と通信する通信部と、エアロゾル源を含有する基材を加熱してエアロゾルを生成する加熱部と、前記吸引装置の動作を設定するための情報である動作設定に基づいて前記吸引装置の動作を制御する制御部と、を備え、前記通信部は、前記加熱部の劣化に応じて前記動作設定を補正するための補正情報を受信する、吸引装置が提供される。
【0008】
前記制御部は、前記補正情報に基づいて前記動作設定を補正し、補正後の前記動作設定に基づいて前記吸引装置の動作を制御してもよい。
【0009】
前記動作設定は、前記加熱部に関し測定される実測値の目標値の時系列推移が規定された加熱プロファイルを含み、前記制御部は、前記補正情報に基づいて前記加熱プロファイルを補正し、補正後の前記加熱プロファイルに基づいて前記加熱部の動作を制御してもよい。
【0010】
前記制御部は、前記加熱部により実行された加熱の履歴を示す履歴値を、前記加熱部による加熱の実行に基づき積算し、積算した前記履歴値及び前記補正情報に基づいて前記加熱プロファイルを補正してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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