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公開番号
2025104474
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222300
出願日
2023-12-28
発明の名称
脱臭カートリッジ及び記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
29/377 20060101AFI20250703BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】振動による脱臭体の微粉の発生を抑制し、微粉の外部への漏れを防止する脱臭カートリッジ及び記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置1用の脱臭カートリッジ40であって、把手44を備え、通気用の開口部が形成された脱臭体カバー41と、脱臭体カバー41内に収容される脱臭ユニット47と、を備え、脱臭ユニット47は、活性炭101と、活性炭101のZ軸方向の両側に配置されるウレタン105A、105Bと、を備え、ウレタン105A、105Bは、脱臭体カバー41内に弾性変形した状態で収容され、開口部により、脱臭体カバー41内の空気をZ軸方向に通気させる、脱臭カートリッジ。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
記録装置用の脱臭カートリッジであって、
把手を備え、通気用の開口部が形成された収容体と、
前記収容体内に収容される脱臭ユニットと、
を備え、
前記脱臭ユニットは、
脱臭体と、
前記脱臭体の第1方向の両側に配置される第1弾性体及び第2弾性体と、
を備え、
前記第1弾性体及び前記第2弾性体は、弾性変形した状態で前記収容体内に収容され、
前記開口部により、前記収容体内の空気を前記第1方向に通気させる、脱臭カートリッジ。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第1方向は、前記脱臭カートリッジを前記記録装置に装着するとき、又は前記記録装置から前記脱臭カートリッジを取り外すときの着脱方向であり、
前記第1弾性体及び前記第2弾性体は、前記脱臭ユニットを、前記着脱方向の両側から挟むように配置される、請求項1記載の脱臭カートリッジ。
【請求項3】
前記第1弾性体は、前記第1方向の一方から前記脱臭体に接触し、
前記脱臭ユニットは、前記第1弾性体の前記第1方向の一方から前記第1弾性体に接触する第1不織布を備える、請求項1記載の脱臭カートリッジ。
【請求項4】
前記第2弾性体は、前記第1方向の他方から前記脱臭体に接触し、
前記脱臭ユニットは、前記第1弾性体の前記第1方向の他方から前記第2弾性体に接触する第2不織布を備える、請求項3記載の脱臭カートリッジ。
【請求項5】
媒体を支持する媒体支持部と、
液体を用いて前記媒体に記録を行う記録部と、
前記媒体に向けて紫外線を照射する照射部と、
前記液体から発生する臭気を脱臭する脱臭カートリッジと、を備え、
前記脱臭カートリッジは、
把手を備え、通気用の開口部が形成された収容体と、
前記収容体内に収容される脱臭ユニットと、を備え、
前記脱臭ユニットは、
脱臭体と、
前記脱臭体の第1方向の両側に配置される第1弾性体及び第2弾性体と、を備え、
前記第1弾性体及び前記第2弾性体は、弾性変形した状態で前記収容体内に収容され、
前記開口部により、前記収容体内の空気を前記第1方向に通気させる、
記録装置。
【請求項6】
前記記録装置は、脱臭ファンを備え、
前記脱臭ファンを動作させて、前記収容体内の空気を前記第1方向に通気させる、
請求項5記載の記録装置。
【請求項7】
前記記録装置は、前記脱臭カートリッジを収容する脱臭機構を備え、
前記脱臭カートリッジは、揺れ防止の樹脂部材を介して前記脱臭機構に収容される、請求項5又は6記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、脱臭カートリッジ及び記録装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、文字や画像を記録する記録装置において、記録用の材料に起因する臭気を清浄化する機能を有する記録装置が知られている。例えば、特許文献1は、印刷部と、印刷部を収容する筐体と、気体を清浄化する気体清浄部と、を備える印刷装置を開示する。気体清浄部は、筐体の外部に位置し、且つ、排出部と供給部を介して筐体の内部と連通する。この印刷装置は、筐体の内部の気体が有する臭気を、活性炭やオゾン酸化剤等の脱臭剤を用いて分解又は除去する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-140530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、記録装置の輸送時や、脱臭カートリッジの記録装置への取り付け時に、振動によって脱臭体が擦れると微粉が発生し、発生した微粉が外部に漏れる場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、記録装置用の脱臭カートリッジであって、把手を備え、通気用の開口部が形成された収容体と、前記収容体内に収容される脱臭ユニットと、を備え、前記脱臭ユニットは、脱臭体と、前記脱臭体の第1方向の両側に配置される第1弾性体及び第2弾性体と、を備え、前記第1弾性体及び前記第2弾性体は、弾性変形した状態で前記収容体内に収容され、前記開口部により、前記収容体内の空気を前記第1方向に通気させる、脱臭カートリッジである。
【0006】
本開示は、媒体を支持する媒体支持部と、液体を用いて前記媒体に記録を行う記録部と、前記媒体に向けて紫外線を照射する照射部と、前記液体から発生する臭気を脱臭する脱臭カートリッジと、を備え、前記脱臭カートリッジは、把手を備え、通気用の開口部が形成された収容体と、前記収容体内に収容される脱臭ユニットと、を備え、前記脱臭ユニットは、脱臭体と、前記脱臭体の第1方向の両側に配置される第1弾性体及び第2弾性体と、を備え、前記第1弾性体及び前記第2弾性体は、弾性変形した状態で前記収容体内に収容され、前記開口部により、前記収容体内の空気を前記第1方向に通気させる、記録装置である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
記録装置の斜視図。
記録装置の平面図。
記録装置の斜視図。
脱臭機構の斜視図。
脱臭機構の斜視図。
脱臭機構及び脱臭カートリッジの斜視図。
脱臭カートリッジの斜視図。
脱臭カートリッジの要部断面視図。
記録装置の制御系の構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[1.記録装置の構成]
以下、添付図面を参照しながら実施形態の記録装置1の構成について説明する。
図1は、記録装置1の斜視図である。
記録装置1は、記録ヘッド89aから液体を吐出することで、媒体支持部30において支持した媒体Mに対して記録を行う装置である。媒体Mは、シート、布、或いは立体物である。シートは、紙、合成樹脂製のシートであってもよい。布は不織布、ニット、布帛のいずれであってもよい。立体物は、衣服や靴などの装飾品、日用品、機械部品、その他の各種の物体を含む。記録装置1が媒体Mに吐出する液体の種類に制限はなく、流動性を有していればよい。例えば、記録装置1は、1つ又は複数の色のインクを記録ヘッド89aによって媒体Mの表面に向けて噴射し、媒体Mに画像を形成するプリンターである。この場合、媒体Mは、印刷媒体ということができる。
【0009】
図1には、X軸、Y軸、及びZ軸を示す。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する。Z軸は、上下方向に延びる軸であり、鉛直方向に延びる軸ということもできる。X軸、及び、Y軸は、水平面に平行である。以下の説明において、X軸に沿った方向を左右方向とし、Y軸に沿った方向を前後方向とする。詳細には、Z軸に沿って正方向を上方向とし、X軸に沿って正方向を右方向とし、Y軸に沿って正方向を前方向とする。
【0010】
記録装置1は、筐体10を備える。筐体10は、略直方体の箱であり、筐体10の内部に閉鎖した空間を形成する。筐体10は、後述する媒体支持部30、記録ヘッド89a、照射部89b、第1脱臭機構20、及び、第2脱臭機構50などを覆い、閉鎖した空間に格納する。筐体10は、前面10a及び上面10bに沿った前面カバー11を備える。前面カバー11は、前面10a及び上面10bに沿ったカバー本体11a、及び、カバー本体11aの下端に連結された把手11bを備える。前面カバー11は、カバー本体11aの後端において、ヒンジによって左右方向を軸に回転可能に筐体10の上面10bに連結されている。従って、把手11bが上下方向に動かされることによって、前面カバー11は、前方向から開閉可能である。また、筐体10は、底面10cにおいて、筐体10の設置面に対向する板である底板13を備える。設置面は、図示しない机の天面のような、筐体10が設置される面である。
(【0011】以降は省略されています)
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