TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025103947
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221711
出願日2023-12-27
発明の名称成形システム、成形品の成形システムの情報表示方法、成形装置
出願人株式会社日本製鋼所
代理人個人,弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類B29C 45/76 20060101AFI20250702BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】成形装置のオペレータに対して提示する必要のあるメッセージ等の情報を、当該オペレータに容易に認識させる成形システム及びその情報表示方法並びに成形装置を提供する。
【解決手段】成形品の成形システム1であって、成形システムは、成形品を成形する射出成形機又は上位装置である第1の装置と、射出成形機である複数の第2の装置とがネットワークを介して接続し、第1の装置は、第2の装置に関連するオペレータに対する報知情報を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた報知情報を第2の装置に送信する送信部とを備え、第2の装置は、自機の設定または状態に関する表示を行う設定表示部と、送信部により送信された報知情報を取得する取得部と、取得部が取得した報知情報を、設定または状態に関する表示に対して優先して設定表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
成形品の成形システムであって、
前記成形システムは、成形品を成形する成形装置及び情報処理装置のいずれかである第1の装置と、成形装置である第2の装置とを含み、
前記第1の装置は、
前記第2の装置に関連するオペレータに対する報知情報を受け付ける受付部と、
前記受付部により受け付けられた報知情報を前記第2の装置に送信する送信部と
を備え、
前記第2の装置は、
自機の設定または状態に関する表示を行う設定表示部と、
前記送信部により送信された前記報知情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記報知情報を、前記設定または状態に関する表示に対して優先して前記設定表示部に表示する制御部と
を備える成形システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記受付部により受け付けられた報知情報は、該報知情報を前記第2の装置に送信する予約日時を含み、
前記第1の装置は、前記受付部により受け付けられた報知情報を記憶する第1の記憶部を更に備え、
前記送信部は、現日時が前記予約日時となった場合、前記受付部により受け付けられ前記第1の記憶部に記憶された報知情報を前記第2の装置に送信する
請求項1記載の成形システム。
【請求項3】
前記第2の装置は、
自機に関連するオペレータに対する報知情報である自機報知情報を受け付ける自機受付部と、
前記自機受付部により受け付けられた前記自機報知情報を記憶する第2の記憶部と
を更に備え、
前記自機報知情報には、該自機報知情報を前記設定表示部に表示する予約日時が含まれており、
前記制御部は、現時刻が前記予約時刻となった場合、前記第2の記憶部から前記自機報知情報を取得し、該自機報知情報を前記設定表示部に表示する
請求項1記載の成形システム。
【請求項4】
前記第2の装置は、
前記設定表示部に表示された前記報知情報に対して操作がなされたか否かを判定する操作判定部
を更に備え、
前記制御部は、前記操作判定部により前記報知情報に対して操作がなされたと判定されるまで、前記報知情報の表示を維持する
請求項1記載の成形システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記設定表示部における自機の状態に関する表示がなされる状態表示領域を切換えて前記報知情報を表示する
請求項1記載の成形システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記設定表示部における表示領域に前記報知情報をポップアップ表示する
請求項1記載の成形システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記報知情報を、自機の状況に応じて前記設定表示部に表示する
請求項1記載の成形システム。
【請求項8】
前記第1の装置及び前記第2の装置の少なくともいずれかは、
メンテナンスに関するメンテナンス情報を記憶する第3の記憶部と、
前記取得部により取得された前記報知情報に含まれるキーワードを検索する検索部と、
前記検索部によりキーワードが検索された場合、該キーワードに対応する前記メンテナンス情報を前記第3の記憶部から取得し、前記報知情報に含めるメンテナンス情報添付部と
を更に備える請求項1記載の成形システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記報知情報を表示する前記設定表示におけるウィンドウの背景、該ウィンドウの枠、前記報知情報に含まれる文字、および前記報知情報に含まれる記号の少なくともいずれかを、前記設定または状態に関する表示と比較して強調表示する
請求項1記載の成形システム。
【請求項10】
成形品の成形システムの情報表示方法であって、
前記生成システムに含まれる成形品を成形する成形装置及び情報処理装置のいずれかである第1の装置が、
前記生成システムに含まれる成形装置である第2の装置に関連するオペレータに対する報知情報を生成し、
前記生成された報知情報を前記第2の装置に送信し、
前記第2の装置が、
前記第1の装置から送信された前記報知情報を取得し、
前記取得された前記報知情報を、自機の設定または状態に関する表示を行う設定表示部に該設定または状態に関する表示に対して優先して表示する
成形品の成形システムの情報表示方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機等の成形装置のオペレータに対してメッセージ等を提示する技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の技術として下記特許文献1記載の制御装置が知られている。当該制御装置は、金型毎のメモデータ(条件メモデータ)を入力してメモ画面(第一のメモ画面)に表示する機能を有する射出成形機の制御装置であり、前記第一のメモ画面に加えて第二のメモ画面を設け、この第二のメモ画面に、前記条件メモデータ以外の汎用メモデータを入力して表示する表示処理機能を設けるとともに、前記汎用メモデータを、前記条件メモデータを含む他のデータに対して独立してデータ処理するデータ処理機能を設けたことを特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-086530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、成形装置のオペレータに対して提示する必要のあるメッセージ等の情報を、当該オペレータに容易に認識させることができる技術を提供することである。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態による成形システムは、成形品を成形する成形装置または情報処理装置である第1の装置と、成形装置である第2の装置とを含む、成形品の成形システムであって、前記第1の装置は、前記第2の装置に関するオペレータに対する報知情報を生成する生成部と、前記生成部により生成された報知情報を前記第2の装置に送信する送信部とを備え、前記第2の装置は、自機の設定または状態に関する表示を行う設定表示部と、前記送信部により送信された前記報知情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記報知情報を、前記設定または状態に関する表示に対して優先して前記設定表示部に表示する制御部とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る成形システムの構成を示すブロック図である。
実施形態に係る射出成形機が備える制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
実施形態に係る上位装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
実施形態に係る射出成形機の制御装置の機能構成を示すブロック図である。
実施形態に係る上位装置の機能構成を示すブロック図である。
実施形態に係る制御装置が備えるディスプレイの表示を説明するための図である。
実施形態に係る表示される報知情報に関する画面を説明するための図である。
実施形態に係る表示される報知情報に関する画面を説明するための図である。
実施形態に係る表示される報知情報に関する画面を説明するための図である。
実施形態に係る表示される報知情報に関する画面を説明するための図である。
実施形態に係る上位装置から射出成形機へ報知情報を送信する情報表示処理を示すフローチャートである。
実施形態に係る射出成形機が自機に報知情報を設定または別の射出成形機に報知情報を送信する情報表示処理を示すフローチャートである。
実施形態に係る他機送信処理を示すフローチャートである。
実施形態の応用例に係る報知情報の表示方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。ただし、以下の実施の形態に限定される訳ではない。説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜簡略化されている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。また、図面が煩雑にならないように、ハッチングが省略されている部分がある。
【0008】
<第1の実施形態>
(成形システムの構成)
本実施形態に係る成形システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る成形システムの構成を示すブロック図である。
【0009】
図1に示されるように、本実施形態に係る成形システム1は、複数の射出成形機2A~2Nと、上位装置3とを備える。射出成形機2A~2Nをそれぞれ区別しない場合は、射出成形機2と称して説明を行う。
【0010】
上位装置3は、インターネットやイントラネット等の複数の装置間でデータ通信可能なネットワークNWを介して複数の射出成形機2のそれぞれと通信可能に接続されている、所謂ホストコンピュータである。上位装置3は、例えばPC(Personal Computer)やサーバ等の情報処理装置により構築してよい。上位装置3はクラウドサーバとして構築してもよい。本実施形態においては、上位装置3は、複数の射出成形機2のいずれか1つまたは複数を対象に、詳細は後述する報知情報を送信する。また、上位装置3は、送信した報知情報に対する射出成形機2からの返信である返信情報の受信等も行う。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社日本製鋼所
脱揮用押出機
5日前
株式会社日本製鋼所
摩擦低減部材の摩耗判定方法、および産業機械
5日前
株式会社日本製鋼所
成形システム、成形品の成形システムの情報表示方法、成形装置
6日前
東レ株式会社
吹出しノズル
7か月前
シーメット株式会社
光造形装置
6か月前
東レ株式会社
プリプレグテープ
9か月前
CKD株式会社
型用台車
6か月前
東レ株式会社
フィルムの製造方法
12日前
株式会社日本製鋼所
押出機
9か月前
グンゼ株式会社
ピン
7か月前
個人
射出ミキシングノズル
9か月前
東レ株式会社
フィルムの製造方法
3か月前
東レ株式会社
フィルムの製造方法
6日前
個人
樹脂可塑化方法及び装置
5か月前
株式会社カワタ
計量混合装置
1か月前
日機装株式会社
加圧システム
2か月前
株式会社FTS
ロッド
5か月前
トヨタ自動車株式会社
射出装置
4か月前
株式会社リコー
シート剥離装置
11か月前
株式会社漆原
シートの成形方法
1か月前
東レ株式会社
樹脂フィルムの製造方法
1か月前
株式会社FTS
成形装置
6か月前
東レ株式会社
一体化成形品の製造方法
11か月前
株式会社シロハチ
真空チャンバ
8か月前
株式会社リコー
画像形成システム
7か月前
TOWA株式会社
成形型清掃用のブラシ
9か月前
株式会社不二越
射出成形機
1か月前
株式会社不二越
射出成形機
3か月前
株式会社不二越
射出成形機
3か月前
株式会社日本製鋼所
押出成形装置
10か月前
株式会社不二越
射出成形機
3か月前
株式会社コスメック
射出成形装置
1か月前
株式会社日本製鋼所
押出成形装置
10か月前
三菱自動車工業株式会社
予熱装置
9か月前
株式会社神戸製鋼所
混練機
5か月前
東レ株式会社
炭素繊維シートの製造方法
2か月前
続きを見る