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公開番号
2025100444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024220638
出願日
2024-12-17
発明の名称
印刷装置
出願人
ローランドディー.ジー.株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250626BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】媒体が伸縮して切断位置がずれてしまうことを抑制する。
【解決手段】搬送部(30)と、インクヘッド(40)と、熱を発生させるヒーター(61)を備え、媒体(M)に吐出されたインクを乾燥させる乾燥部(60)と、媒体(M)から画像が形成された部分を切断する切断部(50)と、制御部(10)と、を有する印刷装置(1、2)であって、乾燥部(60)は、熱を媒体(M)へ向けて送風する送風ファン(23)を備えており、切断部(50)による切断動作を行うときに、制御部(10)は、インクを乾燥させるときと比べて、ヒーター(61、69)の発熱量を減少させること、送風ファン(23)の送風量を減少させること、の少なくとも何れかの制御を実行する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、
前記媒体にインクを吐出して画像を形成するインクヘッドと、
熱を発生させるヒーターを備え、前記媒体に吐出された前記インクを乾燥させる乾燥部と、
前記媒体から画像が形成された部分を切断する切断部と、
制御部と、
を有する印刷装置であって、
前記乾燥部は、前記熱を前記媒体へ向けて送風する送風ファンを備えており、
前記切断部による切断動作を行うときに、前記制御部は、前記インクを乾燥させるときと比べて、
前記ヒーターの発熱量を減少させること、
前記送風ファンの送風量を減少させること、
の少なくとも何れかの制御を実行する、ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記インクヘッドによる画像形成動作の後で、前記切断部による切断動作を行うことを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
請求項2に記載の印刷装置であって、
前記乾燥部は、前記乾燥部の前記搬送方向における上流側の位置で、前記媒体へ向けて空気を噴射することによって、前記熱が前記乾燥部の外側へ逃げることを抑制するエアカーテンを形成するエアカーテン用ファンを更に備え、
前記インクヘッドによる画像形成動作の後で、前記切断部による切断動作を行うときに、
前記制御部は、
前記ヒーターの発熱量を減少させること、
前記送風ファンの送風量を減少させること、
前記エアカーテン用ファンによる空気噴射量を増加させること、
の少なくとも何れかの制御を実行する、ことを特徴とする印刷装置。
【請求項4】
請求項3に記載の印刷装置であって、
前記搬送方向において、前記画像形成動作及び前記切断動作が行われる印刷領域と、前記乾燥部による乾燥動作が行われる乾燥領域と、が設けられており、
前記乾燥領域は、前記印刷領域よりも前記搬送方向の下流側に位置しており、
前記切断動作を行う際に、前記媒体が前記乾燥領域から前記印刷領域へ搬送される、ことを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
請求項4に記載の印刷装置であって、
前記搬送部は、前記印刷領域から前記乾燥領域に向けて、前記媒体が下側に屈曲するように前記媒体を搬送する、ことを特徴とする印刷装置。
【請求項6】
請求項1~5の何れか1項に記載の印刷装置であって、
前記インクヘッドによる画像形成動作の後で、前記切断部による切断動作を行うときに、
前記制御部は、前記ヒーターの発熱量及び前記送風ファンの送風量がゼロよりも大きくなるように制御を実行する、ことを特徴とする印刷装置。
【請求項7】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記切断部による切断動作の後で、前記インクヘッドによる画像形成動作を行うことを特徴とする印刷装置。
【請求項8】
搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、
前記媒体にインクを吐出して画像を形成するインクヘッドと、
熱を発生させるヒーターを備え、前記媒体に吐出された前記インクを乾燥させる乾燥部と、
前記媒体から画像が形成された部分を切断する切断部と、
制御部と、
を有する印刷装置であって、
前記切断部による切断動作を行うときに、前記制御部は、前記インクを乾燥させるときと比べて、前記ヒーターの発熱量を減少させる制御を実行する、ことを特徴とする印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、媒体にインクを吐出して画像を印刷するインクヘッドと、媒体から所定の領域(例えば画像が印刷された領域)を切り取るカッターと、を備える印刷装置が知られている。例えば、特許文献1には複数のジョブデータを集約した集約ジョブデータに基づいて、印刷加工と、カッティング(切断)加工とを一括して実行する印刷装置(加工装置)に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-217811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インクジェットプリンタ等の印刷装置において、画像が印刷された媒体を加熱することによってインクの乾燥を促進する乾燥装置が設けられる場合がある。そこで、特許文献1のような印刷・切断加工を実施可能な印刷装置に、乾燥装置を設けることによって、媒体に画像を印刷してから、当該画像を乾燥するまでの時間を短縮可能にすることが考えられる。
しかしながら、乾燥装置によって媒体が必要以上に加熱されると、熱によって媒体が伸縮したり熱によるダメージを受ける場合がある。この結果、媒体の伸縮により切断位置にズレが生じるおそれがある。
【0005】
本発明は、媒体が伸縮して切断位置がずれてしまうことを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、前記媒体にインクを吐出して画像を形成するインクヘッドと、熱を発生させるヒーターを備え、前記媒体に吐出された前記インクを乾燥させる乾燥部と、前記媒体から画像が形成された部分を切断する切断部と、制御部と、を有する印刷装置であって、前記乾燥部は、前記熱を前記媒体へ向けて送風する送風ファンを備えており、前記インクヘッドによる画像形成動作の後で、前記切断部による切断動作を行うときに、前記制御部は、前記ヒーターの発熱量を減少させること、前記送風ファンの送風量を減少させること、の少なくとも何れかの制御を実行する、ことを特徴とする印刷装置である。
【0007】
本発明の他の特徴については、本明細書の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、印刷装置で媒体に印刷した画像を乾燥させて切断を行う際に、媒体が伸縮して切断位置がずれてしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷装置1の基本構成について説明する斜視図である。
印刷装置1を走査方向から見た場合の概略断面図である。
印刷装置1のブロック図である。
印刷装置1を用いた印刷動作のフロー図である。
図5A~図5Dは、印刷動作時における印刷装置1の各部の動作について説明する図である。
乾燥部60を構成する各部の具体的な機能について説明する概略断面図である。
図7A~図7Cは、乾燥部60の各部の制御方向について説明する図である。
印刷装置2について説明する概略断面図である。
図9は、印刷装置1を用いた第3実施形態の印刷動作のフロー図である。
図10A~図10Dは、第3実施形態の印刷動作時における印刷装置1の各部の動作について説明する図である。
図11A及び図11Bは、第3実施形態における乾燥部60の各部の制御方法について説明する図である。
図12A~図12Cは、第3実施形態における媒体Mの説明図である。
図13A~図13Cは、比較例における媒体Mの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
===第1実施形態===
<印刷装置1の基本構成>
第1実施形態に係る印刷装置の一例として、インクジェット方式によって画像を印刷する印刷装置1について説明する。図1は、印刷装置1の基本構成について説明する斜視図である。図2は、印刷装置1を走査方向から見た場合の概略断面図である。図3は、印刷装置1のブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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