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公開番号
2025099763
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216678
出願日
2023-12-22
発明の名称
重さ変更システム
出願人
三菱ロジスネクスト株式会社
代理人
弁理士法人みのり特許事務所
主分類
B66F
9/24 20060101AFI20250626BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】集中力が低下するような大気圧の変化に対して、フォークリフトのペダル操作およびレバー操作またはそのいずれかの重さを変更する。
【解決手段】本発明に係るフォークリフトに用いられる重さ変更システムは、重さ変更部21と、変更指令部308と、を備えている。重さ変更部21は、フォークリフトのペダル14およびレバー15またはそのいずれかの重さを変更する。変更指令部308は、所定の大気圧の変化があったとき、または所定の大気圧の変化の予測に基づいて、重さ変更部21を制御してペダル14およびレバー15またはそのいずれかの重さを変更させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
フォークリフトに用いられる重さ変更システムであって、
前記フォークリフトのペダルおよびレバーまたはそのいずれかの重さを変更する重さ変更部と、
所定の大気圧の変化があったとき、または所定の大気圧の変化の予測に基づいて、前記重さ変更部を制御して、前記ペダルおよび前記レバーまたはそのいずれかの重さを変更させる変更指令部と、を備える重さ変更システム。
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【請求項2】
前記変更指令部は、大気圧の変化が所定の大気圧変動量以上のとき、または大気圧の変化の予測が所定の大気圧変動量以上のとき、前記ペダルおよび前記レバーまたはそのいずれかの重さを変更させる請求項1に記載の重さ変更システム。
【請求項3】
前記変更指令部は、大気圧の変化により所定の大気圧以下になると、または大気圧の予測が所定の大気圧以下のとき、前記ペダルおよび前記レバーまたはそのいずれかの重さを変更させる請求項1に記載の重さ変更システム。
【請求項4】
大気圧の変化の耐性に関する質問をする質問部と、
前記質問に対する運転者の回答に基づいて、大気圧の変化の耐性を判定する耐性判定部と、をさらに備え、
前記変更指令部は、さらに、判定された前記運転者の耐性に基づいて、前記ペダルおよび前記レバーまたはそのいずれかの重さを変更させる請求項1~3のいずれか1項に記載の重さ変更システム。
【請求項5】
運転者を特定する運転者特定部をさらに備え、
前記変更指令部は、さらに、特定された前記運転者の気圧に対する耐性に基づいて、前記ペダルおよび前記レバーまたはそのいずれかの重さを変更させる請求項1~3のいずれか1項に記載の重さ変更システム。
【請求項6】
前記ペダルおよび前記レバーまたはそのいずれかの重さが変更されることを運転者に予告する変更予告部をさらに備える請求項1~3のいずれか1項に記載の重さ変更システム。
【請求項7】
請求項1~3のいずれか1項に記載の重さ変更システムを備えるフォークリフト。
【請求項8】
フォークリフトのペダルおよびレバーまたはそのいずれかの重さを変更する重さ変更部と、コンピュータとを備えた重さ変更システムに用いられるプログラムであって、
所定の大気圧の変化があったとき、または所定の大気圧の変化の予測に基づいて、前記コンピュータに、前記重さ変更部を制御して前記ペダルおよび前記レバーまたはそのいずれかの重さを変更させる、重さ変更プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フォークリフトのペダルおよびレバーまたはそのいずれかの重さを変更する重さ変更システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
フォークリフトには、リーチ式フォークリフトや、カウンター式フォークリフトなどの種類がある。フォークリフトは、ペダルおよびレバーを備えており、フォークリフトの種類ごとにその数や機能が異なっている。
【0003】
特許文献1に開示のように、リーチ式フォークリフトは、ブレーキペダルと、プレゼンスペダルとを備えている。プレゼンスペダルは、走行と、荷役とを制止可能に構成されており、運転者は、プレゼンスペダルを踏んでいないと走行、荷役を行うことができない。また、特許文献2に開示のように、カウンター式フォークリフトは、アクセルペダル、ブレーキペダルを備え、エンジン式のカウンター式フォークリフトはクラッチペダルをさらに備えている。バッテリ式のフォークリフトのうちオートマチック車のフォークリフトは、クラッチペダルの代わりにインチングペダルをさらに備えている。運転者は、インチングペダルを踏むことにより、フォークリフトを半クラッチ状態にさせ走行動力を遮断させることができる。
【0004】
また、特許文献3に開示のように、リーチ式フォークリフトは、フォークを昇降するためのリフトレバーと、フォークの上下方向の角度を変更するためのチルトレバーと、昇降装置を前後させるためのリーチレバーと、フォークリフトを走行させるためのアクセルレバーとを備えている。また、特許文献4に開示のように、カウンター式フォークリフトは、チルトレバーと、アクセルレバーとを備えている。特許文献5に開示のように、一般的に、レバーは、中立位置から前方または後方に揺動するように構成され、非操作時にはスプリングによって中立位置に自動復帰する。特許文献5に開示の発明は、オペレータの疲労を軽減するために、操作レバーの操作量が所定値を超えると、アクチュエータによってレバー操作をアシストする。他にも、車両のレバー操作をアシストする技術を開示した文献として、例えば、特許文献6がある。
【0005】
ところで、ペダル操作やレバー操作を素早く行いたいときには、それらの重さが軽い方が好ましい。しかしながら、重さが軽ければ軽いほど、より慎重に操作をしなければ大きな操作ミスにつながりやすくなる。慎重な操作が常にできればよいが、人の集中力には波があり、常に最大限の集中力を発揮できるわけではない。また、人の集中力は、自律神経と関連しており、交感神経と副交感神経とのバランスが重要であるが、自律神経は、天気の変化による大気圧の変化によって乱れることがあることが知られている。気圧や気候の変動などが原因で起こるさまざまな不調はいわゆる気象病ともいわれており、ひどくなると天気痛を引き起こすこともある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-047759号公報
特開2017-166663号公報
特開2016-47745号公報
特開2017-88390号公報
特開2002-370898号公報
特開2003-301942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記事情に鑑みて、本発明が解決しようとする課題は、集中力が低下するような大気圧の変化に対して、フォークリフトのペダル操作およびレバー操作またはそのいずれかの重さを変更することができる重さ変更システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る重さ変更システムは、
フォークリフトに用いられる重さ変更システムであって、フォークリフトのペダルおよびレバーまたはそのいずれかの重さを変更する重さ変更部と、
所定の大気圧の変化があったとき、または所定の大気圧の変化の予測に基づいて、重さ変更部を制御して、ペダルおよびレバーまたはそのいずれかの重さを変更させる変更指令部と、を備える。
【0009】
上記重さ変更システムは、好ましくは、
変更指令部が、大気圧の変化が所定の大気圧変動量以上のとき、または大気圧の変化の予測が所定の大気圧変動量以上のとき、ペダルおよびレバーまたはそのいずれかの重さを変更させる。
【0010】
上記重さ変更システムは、好ましくは、
変更指令部が、大気圧の変化により所定の大気圧以下になると、または大気圧の予測が所定の大気圧以下のとき、ペダルおよびレバーまたはそのいずれかの重さを変更させる。
(【0011】以降は省略されています)
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