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公開番号2025099682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216537
出願日2023-12-22
発明の名称作業機械
出願人住友重機械建機クレーン株式会社
代理人個人,個人
主分類B66C 15/00 20060101AFI20250626BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】扉で遮られつつ足場への進入が容易な作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械は、作業を行う本体部と、本体部の側部に設けられた足場と、足場に設けられた手摺と、を備え、手摺は、つかまることで歩行者が身を支えることが可能な手摺本体(31)と、足場への進入を可能にする扉(35)と、を含み、扉(35)は、閉じた状態から足場側へ回動することで開く。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
駆動される本体部と、
前記本体部の側部に設けられた足場と、
前記足場に設けられた手摺と、
を備え、
前記手摺は、つかまることで歩行者が身を支えることが可能な手摺本体と、前記足場への進入を可能にする扉と、を含み、
前記扉は、閉じた状態から前記足場側へ回動することで開く、
作業機械。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記扉を開く方向とは逆方向へ付勢する第1付勢部と、
前記扉を閉じた状態から反足場側への回動を防止する回動防止部と、
を更に備える、
請求項1記載の作業機械。
【請求項3】
前記回動防止部は、前記扉に設けられた係止部と、前記扉以外に設けられて前記係止部が係止される被係止部とを有し、
前記扉が閉じた状態で前記係止部が前記被係止部に係止することで、前記扉の前記反足場側への回動を防止し、
更に、前記係止部が前記被係止部に係止することを回避させる係止回避部を備え、
前記係止回避部により前記係止が回避されることで、前記扉の前記反足場側への回動が可能となる、
請求項2記載の作業機械。
【請求項4】
前記係止回避部は、
前記係止部を前記被係止部と係止可能な位置と前記係止が回避可能な位置とに変位可能な機構と、
前記係止部を前記係止が回避可能な位置から前記被係止部と係止可能な位置側に向かって付勢する第2付勢部と、
を備える、
請求項3記載の作業機械。
【請求項5】
取り外し可能であり前記第1付勢部の反力を受ける受け部を更に備え、
前記受け部を取り外して前記第1付勢部の付勢を解除することで前記扉は前記手摺本体と折り重なる状態まで回動可能であり、
前記折り重なる状態で前記受け部を取りつけることで前記受け部は前記扉の回動を固定可能である、
請求項2記載の作業機械。
【請求項6】
前記扉の回動角度を制限する拘束部を更に備える、
請求項1記載の作業機械。
【請求項7】
前記扉を開く方向とは逆方向へ付勢する第1付勢部と、
前記扉を閉じた状態から反足場側への回動を防止する回動防止部と、
を更に備え、
前記拘束部は、前記扉の開く方向の回動角度と、前記回動防止部が取り外された状態の前記開く方向とは逆方向の回動角度との両方を制限する、
請求項6記載の作業機械。
【請求項8】
前記扉は、前記足場の側方に設けられた側方扉と、前記足場の前方又は後方に設けられた前後扉とを含む、
請求項1記載の作業機械。
【請求項9】
複数の前記扉と、
1つ又は複数の前記手摺本体と、
を備え、
前記1つ又は複数の手摺本体と前記複数の扉とは格納位置に配置変更可能であり、
前記1つ又は複数の手摺本体と前記複数の扉との少なくともいずれか一対は、作業時における並び順と、格納位置における並び順とが異なる、
請求項1記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、天井クレーンのサドル近傍(足場)に設けられたスライド式の扉について示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-083183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなスライド式の扉では、扉を開放するのに手を使って扉をスライドさせる必要があり、通過の際に手間であるという課題があった。一方で、扉を配置せずに常に出入り可能にしてしまうと、その部分には手すりが存在しないことになる。
【0005】
本発明は、足場への出入口を扉で遮ることが可能で、かつ足場への進入がより容易な作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る作業機械は、
作業を行う本体部と、
前記本体部の側部に設けられた足場と、
前記足場に設けられた手摺と、
を備え、
前記手摺は、つかまることで歩行者が身を支えることが可能な手摺本体と、前記足場への進入を可能にする扉と、を含み、
前記扉は、閉じた状態から前記足場側へ回動することで開く。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、足場への出入口を扉で遮ることが可能で、かつ足場への進入がより容易な作業機械を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る作業機械を示す斜視図である。
図1の作業機械の作業時における本体側部(A)、並びに、輸送時における本体側部(B)を示す斜視図である。
側方扉の開閉構造を説明する図であり、(A)は側方扉が開いた状態の斜視図、(B)は側方扉が閉じた状態の斜視図である。
図3のヒンジ構造部を示す図であり、(A)は第1ヒンジ部材の箇所を上方から見た平面図、(B)は第3部材の箇所を上方から見た平面図である。
前後扉の開閉構造を説明する図であり、(A)は前後扉が閉じた状態の斜視図、(B)は前後扉が開いた状態の斜視図である。
本発明の実施形態2に係る作業機械の側方扉を示す図であり、(A)は側方扉が閉じた状態を示す斜視図、(B)は側方扉が開いた状態を示す斜視図である。
実施形態2の側方扉のヒンジ構造部を説明する図であり、(A)は係止ピンを抜いた状態の斜視図、(B)は上方から見た平面図である。
実施形態2の側方扉の係止部の詳細を示す平面図である。
実施形態2の側方扉の格納構造を説明する図であり、(A)は格納時の第2段階、(B)は格納時の第3段階を示す。
実施形態2の手摺を足場から取り外したところを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る作業機械を示す斜視図である。図2は、図1の作業機械の作業時における本体側部(A)、並びに、輸送時における本体側部(B)を示す斜視図である。図1及び図2において、本体部10の右側にのみ足場20及び手摺30を示しているが、本体部10の左側にも同様に足場及び手摺が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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