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公開番号
2025099506
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216205
出願日
2023-12-21
発明の名称
積層体および包装体
出願人
ZACROS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/32 20060101AFI20250626BHJP(積層体)
要約
【課題】リサイクル性とバリア性および密着性を兼ね備えることが可能な積層体および包装体を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン系樹脂から形成されたポリオレフィン系樹脂層を2層以上有する積層体10であって、ポリオレフィン系樹脂層の少なくとも1箇所が、エポキシ系接着剤13を用いて密着され、エポキシ系接着剤13と隣接しない箇所に印刷層14が積層されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリオレフィン系樹脂から形成されたポリオレフィン系樹脂層を2層以上有する積層体であって、前記ポリオレフィン系樹脂層の少なくとも1箇所が、エポキシ系接着剤を用いて密着され、前記エポキシ系接着剤と隣接しない箇所に印刷層が積層されていることを特徴とする積層体。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記積層体が、前記ポリオレフィン系樹脂層として、ポリエチレン系樹脂層からなるシーラント層および基材層を有し、前記シーラント層と前記基材層との層間が、前記エポキシ系接着剤を介して密着されており、前記印刷層が、前記基材層の外面に積層されていることを特徴とする請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記積層体が、前記ポリオレフィン系樹脂層として、ポリエチレン系樹脂層からなるシーラント層、第1基材層および第2基材層を有し、
前記シーラント層と前記第1基材層との層間及び、前記第1基材層と前記第2基材層との層間の一方が、ウレタン系接着剤を介して密着されており、
前記シーラント層と前記第1基材層との層間及び、前記第1基材層と前記第2基材層との層間の他の一方が、前記エポキシ系接着剤を介して密着されており、
前記印刷層が、前記第2基材層の外面に積層されていることを特徴とする請求項1に記載の積層体。
【請求項4】
前記積層体が、前記ポリオレフィン系樹脂層として、ポリエチレン系樹脂層からなるシーラント層、第1基材層および第2基材層を有し、
前記シーラント層と前記第1基材層との層間及び、前記第1基材層と前記第2基材層との層間の一方が、前記エポキシ系接着剤を介して密着されており、
前記シーラント層と前記第1基材層との層間及び、前記第1基材層と前記第2基材層との層間の他の一方において、前記印刷層とウレタン系接着剤層が順不同に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の積層体。
【請求項5】
前記エポキシ系接着剤が、エポキシ系主剤とアミド系硬化剤からなることを特徴とする請求項1に記載の積層体。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の積層体から形成された包装体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体および包装体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の段落0010には、従来から包装袋に使用されるフィルムとして、二軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル等の基材フィルムに、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をシーラント層として積層した積層フィルムが記載されている。また、積層フィルムを製造する方法としては、ドライラミネート法、押出ラミネート法、共押出法などが例示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-39932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、プラスチック製容器包装の使用後の回収に関して、2種以上の樹脂を含む包装袋は、プラスチック製容器包装としてのリサイクルが難しいという問題がある。リサイクルを容易にするため、単一の樹脂を用いるモノマテリアルの容器包装が提唱されている。単一の樹脂として、ポリエチレン系樹脂は安価で加工も容易であるが、しかし、ポリエチレンのみを用いたフィルムから包装袋を形成すると、バリア性が低下する。また、バリア性の材質によっては、積層体の層間の密着性が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、リサイクル性とバリア性および密着性を兼ね備えることが可能な積層体および包装体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、下記の態様を含む。
第1の態様は、ポリオレフィン系樹脂から形成されたポリオレフィン系樹脂層を2層以上有する積層体であって、前記ポリオレフィン系樹脂層の少なくとも1箇所が、エポキシ系接着剤を用いて密着され、前記エポキシ系接着剤と隣接しない箇所に印刷層が積層されていることを特徴とする積層体である。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、前記積層体が、前記ポリオレフィン系樹脂層として、ポリエチレン系樹脂層からなるシーラント層および基材層を有し、前記シーラント層と前記基材層との層間が、前記エポキシ系接着剤を介して密着されており、前記印刷層が、前記基材層の外面に積層されている。
【0008】
第3の態様は、第1の態様において、前記積層体が、前記ポリオレフィン系樹脂層として、ポリエチレン系樹脂層からなるシーラント層、第1基材層および第2基材層を有し、前記シーラント層と前記第1基材層との層間及び、前記第1基材層と前記第2基材層との層間の一方が、ウレタン系接着剤を介して密着されており、前記シーラント層と前記第1基材層との層間及び、前記第1基材層と前記第2基材層との層間の他の一方が、前記エポキシ系接着剤を介して密着されており、前記印刷層が、前記第2基材層の外面に積層されている。
【0009】
第4の態様は、第1の態様において、前記積層体が、前記ポリオレフィン系樹脂層として、ポリエチレン系樹脂層からなるシーラント層、第1基材層および第2基材層を有し、前記シーラント層と前記第1基材層との層間及び、前記第1基材層と前記第2基材層との層間の一方が、前記エポキシ系接着剤を介して密着されており、前記シーラント層と前記第1基材層との層間及び、前記第1基材層と前記第2基材層との層間の他の一方において、前記印刷層とウレタン系接着剤層が順不同に形成されていてもよい。
【0010】
第5の態様は、第1~4のいずれか1の態様において、前記エポキシ系接着剤が、エポキシ系主剤とアミド系硬化剤からなる。
第6の態様は、第1~5のいずれか1の態様の積層体から形成された包装体である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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