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公開番号
2025094754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210493
出願日
2023-12-13
発明の名称
発光装置及び照明装置
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20250618BHJP(照明)
要約
【課題】光の利用効率が高い発光装置及び照明装置を提供する。
【解決手段】発光装置は、発光素子を有し、第1方向に延びる光軸を有する光源と、光学素子と、を備える。前記光学素子の表面は、前記光源から出射した光が入射する入射領域と、前記入射領域から前記光学素子内に進入した第1光を前記光源に向けて反射する第1領域と、前記第1領域を囲む環状の第2領域と、前記入射領域を囲む環状の第3領域と、を有する。前記第1領域は、前記第1光のうち、前記第1領域における前記第1方向から見て前記発光素子と重なる中央領域に到達した前記第1光と、前記中央領域の外側に位置する外側領域に到達した前記第1光と、を前記光源に向けて反射する。前記第2領域は、前記入射領域から前記光学素子内に進入した第2光を反射する。前記第3領域は、前記第2領域によって反射された前記第2光を前記第2領域に向けて反射する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
発光素子を有し、第1方向に延びる光軸を有する光源と、
光学素子と、
を備え、
前記光学素子の表面は、
前記光源から出射した光が入射する入射領域と、
前記入射領域の反対側に位置し、前記第1方向から見て前記発光素子よりも大きく、前記入射領域から前記光学素子内に進入した第1光を前記光源に向けて反射する第1領域であって、前記第1光のうち、前記第1領域における前記第1方向から見て前記発光素子と重なる中央領域に到達した前記第1光と、前記中央領域の外側に位置する外側領域に到達した前記第1光と、を前記光源に向けて反射する前記第1領域と、
前記第1領域を囲む環状の第2領域であって、前記入射領域から前記光学素子内に進入した第2光を反射する前記第2領域と、
前記入射領域を囲む環状の第3領域であって、前記第2領域によって反射された前記第2光を前記第2領域に向けて反射する前記第3領域と、
を有し、
前記第3領域で反射する光は、前記第2領域から出射され、
前記第1光及び前記第2光は、前記光源から出射された光と、前記第1領域で反射された後に前記光源で反射された第3光と、を含む、
発光装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第1領域は、前記第1光を再帰反射する請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記第1領域は、凸状の曲面である請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記凸状の曲面は、前記光源の前記光軸を回転軸とする回転面である請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記第1領域は、複数のコーナーキューブを有する請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
前記複数のコーナーキューブは、前記第2領域に対して凸状に並ぶ請求項5に記載の発光装置。
【請求項7】
前記入射領域は凹状であり、前記光源は前記入射領域によって規定される前記光学素子の凹部内に配置された請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記入射領域は曲面を含む、請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
前記光源の前記光軸を含む断面において、前記凹部の深さは、前記凹部の開口の幅よりも大きい請求項7に記載の発光装置。
【請求項10】
前記光学素子は、
透光性部材と、
前記第1領域における前記透光性部材を覆う金属部材と、
を有する請求項1に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、発光装置及び照明装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
歯科治療用の照明装置においては、患者の口腔を確実に照明すると共に、患者の目に到達する光を低減するために、ISO規格により照度及び照度分布が規定されている。歯科治療用の照明装置は、ISO規格を満たしていても、患者が感じる眩しさをより軽減できることが好ましい。また、歯科治療用の照明装置であっても、消費電力の低減が要求されている。眩しさを軽減し、消費電力を低減するためには、迷光を低減し、発光素子から出射した光を効率よく目標領域に到達させることが有効である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-137979号公報
特開2013-211098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、光の利用効率が高い発光装置及び照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る発光装置は、第1方向に延びる光軸を有する光源と、光学素子と、を備える。前記光源は発光素子を有する。前記光学素子の表面は、前記光源から出射した光が入射する入射領域と、前記入射領域の反対側に位置し、前記第1方向から見て前記発光素子よりも大きく、前記入射領域から前記光学素子内に進入した第1光を前記光源に向けて反射する第1領域と、前記第1領域を囲む環状の第2領域と、前記入射領域を囲む環状の第3領域と、を有する。前記第1領域は、前記第1光のうち、前記第1領域における前記第1方向から見て前記発光素子と重なる中央領域に到達した前記第1光と、前記中央領域の外側に位置する外側領域に到達した前記第1光と、を前記光源に向けて反射する。前記第2領域は、前記入射領域から前記光学素子内に進入した第2光を反射する。前記第3領域は、前記第2領域によって反射された前記第2光を前記第2領域に向けて反射する。前記第3領域で反射する光は、前記第2領域から出射される。前記第1光及び前記第2光は、前記光源から出射された光と、前記第1領域で反射された後に前記光源で反射された第3光と、を含む。
【0006】
実施形態に係る照明装置は、前記発光装置を1以上備える。
【発明の効果】
【0007】
実施形態によれば、光の利用効率が高い発光装置及び照明装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
図1の領域IIを示す一部拡大上面図である。
第1の実施形態に係る発光装置を示す下面図である。
第1の実施形態に係る発光装置を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る発光装置を示す側面図である。
図1に示すVI-VI線による断面図である。
第1の実施形態に係る発光装置を示す側面図、断面図及び第3領域の断面を示す線である。
第1の実施形態に係る発光装置を示す側面図、断面図及び第3領域の断面を示す線である。
第1の実施形態に係る発光装置の動作を示す光路図である。
図9の領域Xを示す図である。
第1の実施形態に係る発光装置を示す下面図、この下面図に示すA-A’線による断面図及びB-B’線による断面図、発光装置から照射領域までの光の軌跡の一部を示す図、並びに、結像面における照射領域を示す図である。
第1の実施形態の変形例に係る発光装置を示す光路図である。
第2の実施形態に係る発光装置を示す光路図である。
図13の領域XIVを示す一部拡大光路図である。
第2の実施形態に係る発光装置の第1領域を示す上面図である。
コーナーキューブに入射した光の軌跡の例を示す図である。
第2の実施形態の変形例に係る発光装置を示す光路図である。
第3の実施形態に係る照明装置を示す斜視図である。
第3の実施形態に係る照明装置の動作を示す光路図である。
第3の実施形態の第1の変形例に係る照明装置を示す斜視図であり、第1方向側から見た図である。
第3の実施形態の第1の変形例に係る照明装置を示す斜視図であり、第1方向の反対側から見た図である。
第3の実施形態の第1の変形例に係る照明装置を示す側面図である。
第3の実施形態の第2の変形例に係る照明装置を示す斜視図であり、第1方向側から見た図である。
第3の実施形態の第2の変形例に係る照明装置を示す斜視図であり、第1方向の反対側から見た図である。
第3の実施形態の第2の変形例に係る照明装置を示す側面図である。
第3の実施形態の第3の変形例に係る照明装置を示す斜視図であり、第1方向側から見た図である。
第3の実施形態の第3の変形例に係る照明装置を示す斜視図であり、第1方向の反対側から見た図である。
第3の実施形態の第3の変形例に係る照明装置を示す側面図である。
第3の実施形態の第3の変形例に係る照明装置を示す一部拡大断面図である。
第1の比較例に係る発光装置を示す光路図である。
第2の比較例に係る発光装置を示す光路図である。
第3の比較例に係る発光装置を示す光路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係る発光装置を示す上面図である。
図2は、図1の領域IIを示す一部拡大上面図である。
図3は、本実施形態に係る発光装置を示す下面図である。
図4は、本実施形態に係る発光装置を示す斜視図である。
図5は、本実施形態に係る発光装置を示す側面図である。
図6は、図1に示すVI-VI線による断面図である。
図7は、本実施形態に係る発光装置を示す側面図、断面図及び断面を示す線である。
図8は、本実施形態に係る発光装置を示す側面図、断面図及び断面を示す線である。
【0010】
なお、各図は模式的なものであり、適宜、強調又は簡略化されている。また、図間において、同じ構成要素であっても、寸法比や縦横比が厳密に一致しているとは限らない。さらに、断面図として切断面のみを示す端面図を用いる場合もある。後述する他の図についても同様である。
(【0011】以降は省略されています)
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