TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025092274
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023208055
出願日
2023-12-08
発明の名称
エレベータのかごドア装置及びエレベータ
出願人
フジテック株式会社
代理人
個人
主分類
B66B
13/12 20060101AFI20250612BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】エレベータのかごドア装置及びエレベータにおいて、係合体の多様な設置箇所に対応することができる汎用性が高い連結バーを提供する。
【解決手段】連結バーは、バー本体400を備え、バー本体400として、長手方向と交差する方向に沿って形成される薄肉部400bを長手方向における少なくとも1箇所に備えることにより一部を折り取り可能なバー材が用いられる。必要であれば、薄肉部400bにてバー材の不要な部分を折り取り、バー本体400の長さを変更することができる。折取り作業は現場でできるため、現場でバー本体400の長さ調整を行うことができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
横方向に移動してかごの開口を開閉するかごドアと、第1状態と第2状態との間を移動可能に設けられ、かごドアの移動に際し、乗場ドアの被係合体と係合する係合体と、係合体と他の機械要素とを作動的に連結する連結バーとを備えるエレベータのかごドア装置であって、
連結バーは、バー本体を備え、バー本体として、長手方向と交差する方向に沿って形成される薄肉部を長手方向における少なくとも1箇所に備えることにより一部を折り取り可能なバー材が用いられる
エレベータのかごドア装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
薄肉部は、バー材の長手方向における複数箇所に形成される
請求項1に記載のエレベータのかごドア装置。
【請求項3】
薄肉部は、バー材の長手方向における複数箇所に等間隔で形成される
請求項2に記載のエレベータのかごドア装置。
【請求項4】
薄肉部は、バー材の厚みの50±10%の深さを有する
請求項1に記載のエレベータのかごドア装置。
【請求項5】
バー材は、バー材の長手方向に沿って形成される長孔を備え、
薄肉部は、バー材の長手方向における長孔形成領域に形成される
請求項1に記載のエレベータのかごドア装置。
【請求項6】
長孔は、バー材の長さの50%以上の長さを有する
請求項5に記載のエレベータのかごドア装置。
【請求項7】
連結バーは、バー本体の長手方向における薄肉部形成領域に添え当てられるようにしてバー本体と結合される補強バーを備える
請求項2に記載のエレベータのかごドア装置。
【請求項8】
バー本体及び補強バーは、板状の部材であり、
薄肉部は、バー本体の一面に形成され、
補強バーは、バー本体の反対面に添え当てられる
請求項7に記載のエレベータのかごドア装置。
【請求項9】
薄肉部は、バー本体の長手方向における複数箇所に等間隔で形成され、
補強バーは、補強バーの長手方向における複数箇所に等間隔で締結ポイントを備え、
補強バーの長手方向における締結ポイントのピッチは、バー本体の長手方向における薄肉部のピッチと一致し、
バー本体及び補強バーは、少なくとも2つの締結具で結合される
請求項7に記載のエレベータのかごドア装置。
【請求項10】
請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のかごドア装置を備える
エレベータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗場ドアの被係合体と係合する係合体をかごドアに備えるエレベータのかごドア装置及びエレベータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種のエレベータのかごドア装置として、特許文献1に記載された装置が知られている。係合体は、1対設けられ(特許文献1では、操作板部30及び把持板部50)、1対の係合体は、かごドアの外面側において、左右に所定間隔を有して平行に配置され、それぞれが第1状態と第2状態との間を移動可能に設けられる。
【0003】
1対の係合体は、乗場ドア係合装置の構成要素である。第1係合体(かごドアの内側縁に近い係合体、操作板部30)は、かごドアの開動作に際し、乗場ドアの被係合体と係合する。第2係合体(把持板部50)は、かごドアの開動作に際し、第1状態から第2状態に切り替わり、被係合体と係合し、第1係合体とで被係合体を挟持する。これにより、乗場ドアは、かごドアの開動作に伴って横振動を生じることなく開動作する。
【0004】
また、第1係合体は、かごドアのドアロック装置の構成要素でもある。第1係合体は、被係合体と係合すると、被係合体から反力を受けて第1状態から第2状態に切り替わり、ドアロック装置のロック体をロック状態からロック解除状態に切り替える。これにより、かごドアは、ロックが解除されて開動作が可能となる。
【0005】
なお、第1係合体が被係合体と係合すると、被係合体は、第1状態から第2状態に切り替わり、乗場ドアのドアロック装置のロック体をロック状態からロック解除状態に切り替える。これにより、乗場ドアは、ロックが解除されて開動作が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-169347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、1対の係合体は、それぞれが連結バーを介してロック体などの装置の他の機械要素と連結される。これは、既設のエレベータに対して乗場ドア係合装置やドアロック装置を新たに構築する場合(エレベータのモダニゼーション)、設置スペースの都合上、1対の係合体を下方の離れた箇所に設置する必要があるという理由に基づく。
【0008】
しかし、1対の係合体の設置箇所は、モダニゼーションの現場ごとに異なる。従来は、現場ごとに、連結バーの長さを特定し、連結バーを設計、製作する必要があった。しかも、現場調査で連結バーの長さを正確に特定することは難しく、一旦、設計、製作を行っても、実際に現場で必要とする長さが異なり、再度、連結バーを設計、製作し直す必要が生じることもあった。
【0009】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、エレベータのかごドア装置及びエレベータにおいて、係合体の多様な設置箇所に対応することができる汎用性が高い連結バーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るエレベータのかごドア装置は、
横方向に移動してかごの開口を開閉するかごドアと、第1状態と第2状態との間を移動可能に設けられ、かごドアの移動に際し、乗場ドアの被係合体と係合する係合体と、係合体と他の機械要素とを作動的に連結する連結バーとを備えるエレベータのかごドア装置であって、
連結バーは、バー本体を備え、バー本体として、長手方向と交差する方向に沿って形成される薄肉部を長手方向における少なくとも1箇所に備えることにより一部を折り取り可能なバー材が用いられる
エレベータのかごドア装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
フジテック株式会社
移動限界検出スイッチ
9日前
個人
懸吊装置
9か月前
ユニパルス株式会社
吊具
22日前
個人
海上コンテナ昇降装置
6か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
7か月前
ユニパルス株式会社
荷役装置
5か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
11か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
7か月前
ユニパルス株式会社
リフト装置
1か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
6か月前
水戸工業株式会社
吊り具
2か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
5か月前
株式会社日本キャリア工業
昇降機
10か月前
白山工業株式会社
バランサ
3か月前
大栄産業株式会社
クランプ
1か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
23日前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
2か月前
個人
建築部材の吊り上げ装置
8か月前
株式会社キトー
タイヤ用吊具
1か月前
株式会社ユピテル
システム等
2か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
4か月前
フジテック株式会社
エレベータ
5か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
11か月前
株式会社大林組
養生方法
9か月前
新英運輸株式会社
自動車用台車
1か月前
株式会社五十鈴製作所
搬送装置
26日前
小野谷機工株式会社
ジャッキ装置
11か月前
有限会社サエキ
玉掛用器具
6か月前
中坪造園有限会社
吊り荷降ろし具
1か月前
ウエダ産業株式会社
鋼板保持装置
10か月前
株式会社タダノ
高所作業車
8か月前
株式会社キトー
吊具
9か月前
白山工業株式会社
腕重量補償機構
8か月前
フジテック株式会社
エスカレータ
2か月前
株式会社大林組
作業システム
9か月前
株式会社タダノ
クレーン装置
12か月前
続きを見る
他の特許を見る