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公開番号
2025092207
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207945
出願日
2023-12-08
発明の名称
圧力調整装置、液滴吐出装置、圧力調整方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250612BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】装置の小型化と緻密な圧力制御が可能な圧力調整装置、液滴吐出装置、圧力調整方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】圧力調整装置100は、密閉空間CSを形成可能な気体流路44と、気体流路44に設けられ、吸引側の気体を吐出側に送気する空圧ポンプ441と、空圧ポンプ441の吸引側の気体流路442及び吐出側の気体流路444に少なくとも一つずつ設けられ、吸引側の気体流路442及び吐出側の気体流路444を大気開放又は閉鎖する複数の大気開放弁445と、制御部50と、を備え、制御部50は、空圧ポンプ441の駆動時に、複数の大気開放弁445の開閉動作を制御して、吸引側の気体流路442及び吐出側の気体流路444のうち、一方の気体流路に形成された密閉空間CSの圧力を調整した後に、他方の気体流路の圧力を調整する。
【選択図】図7B
特許請求の範囲
【請求項1】
密閉空間を形成可能な気体流路と、
前記気体流路に設けられ、吸引側の気体を吐出側に送気する空圧ポンプと、
前記空圧ポンプの吸引側の気体流路及び吐出側の気体流路に少なくとも一つずつ設けられ、前記吸引側の気体流路及び前記吐出側の気体流路を大気開放又は閉鎖する複数の大気開放弁と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記空圧ポンプの駆動時に、前記複数の大気開放弁の開閉動作を制御して、前記吸引側の気体流路及び前記吐出側の気体流路のうち、一方の気体流路に形成された密閉空間の圧力を調整した後に、他方の気体流路の圧力を調整する圧力調整装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記吸引側の気体流路の大気開放弁を閉鎖することで前記吸引側の気体流路の密閉空間の圧力を調整する請求項1に記載の圧力調整装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記空圧ポンプの駆動から所定時間後に前記吸引側の気体流路の大気開放弁を閉鎖する請求項2に記載の圧力調整装置。
【請求項4】
前記吸引側の気体流路及び前記吐出側の気体流路の少なくともいずれかの空気量を検知する空気量検知部を備え、
前記制御部は、前記空気量検知部の検知結果に応じて前記吸引側の気体流路の大気開放弁を閉鎖する請求項2に記載の圧力調整装置。
【請求項5】
前記密閉空間の圧力を検知する圧力検知部を備え、
前記制御部は、前記圧力検知部の検知結果に応じて前記吸引側の大気開放弁を閉鎖する請求項2に記載の圧力調整装置。
【請求項6】
前記空圧ポンプは、ダイアフラムポンプである請求項1に記載の圧力調整装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の圧力調整装置と、
前記吸引側の気体流路に連通し、液体を貯留するタンクと、
前記タンク内の液体を送出する液体流路と、
前記タンクから送液された液体を液滴吐出する液滴吐出ヘッドと、を備え、
前記制御部は、前記吸引側の気体流路の圧力を調整することで前記タンク内の圧力を調整する液滴吐出装置。
【請求項8】
密閉空間を形成可能な気体流路と、
前記気体流路に設けられ、吸引側の気体を吐出側に送気する空圧ポンプと、前記空圧ポンプの吸引側の気体流路及び吐出側の気体流路に少なくとも一つずつ設けられ、前記吸引側の気体流路及び前記吐出側の気体流路を大気開放又は閉鎖する複数の大気開放弁と、を備える圧力調整装置の圧力調整方法であって、
前記空圧ポンプの駆動時に、前記複数の大気開放弁の開閉動作を制御して、前記吸引側の気体流路及び前記吐出側の気体流路のうち、一方の気体流路に形成された密閉空間の圧力を調整した後に、他方の気体流路の圧力を調整する圧力調整ステップを備える圧力調整方法。
【請求項9】
前記圧力調整ステップは、前記吸引側の大気開放弁を閉鎖することで前記吸引側の気体流路の密閉空間の圧力を調整する請求項8に記載の圧力調整方法。
【請求項10】
前記圧力調整ステップは、前記空圧ポンプの駆動から所定時間後に前記吸引側の気体流路の大気開放弁を閉鎖する請求項9に記載の圧力調整方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力調整装置、液滴吐出装置、圧力調整方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、記録媒体の記録面に液滴を吐出して画像を記録する液滴吐出装置が知られている。液滴吐出装置は、インクの入ったタンクを備え、当該インクをポンプによりインクジェットヘッドに送出する。そして、インクジェットヘッドに送出されたインクは、ノズルから適切なタイミングで吐出されて、記録媒体に画像が形成される。
【0003】
このような液滴吐出装置におけるインク供給系においては、タンク中の圧力を調整することで、インクの循環や吐出といったメンテナンスが行われる。例えば特許文献1には、電磁弁を介してポンプ側のチャンバーを連通して、加圧対象を選択的に切り替え可能とすることで、吐出メンテナンスの時間を短縮するインク供給装置が記載されている。また、例えば特許文献2には、送気ポンプによって循環及び吐出の両方のメンテナンスを実行可能とすることで、装置の小型化を実現する液滴吐出装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-235605号公報
国際公開第2016/076082号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の発明は、大型のタンクを複数一括でメンテナンスしようとすると、流量の大きい高出力の送気ポンプを必要とする。他方で、高出力の送気ポンプによって、特許文献2の発明のように、循環及び吐出の両方のメンテナンスを実行しようとすると、タンクの空気容量が大きくなければ、循環メンテナンスを行う際に、タンク内の圧力を緻密に制御するのが困難であり、装置を小型化できない。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、装置の小型化と緻密な圧力制御が可能な圧力調整装置、液滴吐出装置、圧力調整方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、圧力調整装置であって、
密閉空間を形成可能な気体流路と、
前記気体流路に設けられ、吸引側の気体を吐出側に送気する空圧ポンプと、
前記空圧ポンプの吸引側の気体流路及び吐出側の気体流路に少なくとも一つずつ設けられ、前記吸引側の気体流路及び前記吐出側の気体流路を大気開放又は閉鎖する複数の大気開放弁と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記空圧ポンプの駆動時に、前記複数の大気開放弁の開閉動作を制御して、前記吸引側の気体流路及び前記吐出側の気体流路のうち、一方の気体流路に形成された密閉空間の圧力を調整した後に、他方の気体流路の圧力を調整する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の圧力調整装置であって、
前記制御部は、前記吸引側の気体流路の大気開放弁を閉鎖することで前記吸引側の気体流路の密閉空間の圧力を調整する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の圧力調整装置であって、
前記制御部は、前記空圧ポンプの駆動から所定時間後に前記吸引側の気体流路の大気開放弁を閉鎖する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の圧力調整装置であって、
前記吸引側の気体流路及び前記吐出側の気体流路の少なくともいずれかの空気量を検知する空気量検知部を備え、
前記制御部は、前記空気量検知部の検知結果に応じて前記吸引側の気体流路の大気開放弁を閉鎖する。
(【0011】以降は省略されています)
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