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公開番号2025091310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206512
出願日2023-12-06
発明の名称ダッシュパネル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/08 20060101AFI20250611BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】生産性を向上させるとともに、遮音性能を向上させたダッシュパネルを提供する。
【解決手段】ダッシュパネル40は、車両前部に設けられて車室2内とフロントコンパートメント4とを区画する樹脂製の樹脂パネル42と、樹脂パネル42の車室2内側の面に配置され、樹脂パネル42と一体に成形されたダッシュサイレンサ44と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両前部に設けられて車室内と車室外とを区画する樹脂製の樹脂パネルと、
前記樹脂パネルの車室内側の面に配置され、前記樹脂パネルと一体に成形されたダッシュサイレンサと、
を備えるダッシュパネル。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記樹脂パネルに形成されたパネル開口部は、前面視において、前記ダッシュサイレンサに形成されたサイレンサ開口部と同じ位置に同じ大きさに形成されている
請求項１に記載のダッシュパネル。
【請求項３】
前記樹脂パネルには、前記パネル開口部を形成する開口縁が、その他の一般部より厚肉に形成されている
請求項２に記載のダッシュパネル。
【請求項４】
前記樹脂パネルには、前記パネル開口部の周囲にリブが形成されている
請求項２に記載のダッシュパネル。
【請求項５】
前記ダッシュサイレンサは、前記樹脂パネルに対して、全面的に密着している
請求項１に記載のダッシュパネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ダッシュパネルに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、繊維積層体から構成されたダッシュサイレンサが、スタッドボルトによって、鋼板製の板状部材がプレス成形によって形成されたダッシュパネルに取り付けられている技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－４２３１０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、ダッシュサイレンサを備えたダッシュパネルでは、ダッシュパネルの生産性を向上させるとともに、ダッシュパネルの遮音性能を向上させることが好ましい。
【０００５】
本発明は、生産性を向上させるとともに、遮音性能を向上させたダッシュパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に係るダッシュパネルは、車両前部に設けられて車室内と車室外とを区画する樹脂製の樹脂パネルと、前記樹脂パネルの車室内側の面に配置され、前記樹脂パネルと一体に成形されたダッシュサイレンサと、を備える。
【０００７】
請求項１に係るダッシュパネルでは、ダッシュパネルが、樹脂パネル部の車室内側の面に配置され、樹脂パネル部と一体に成形されたダッシュサイレンサを備えることで、ダッシュサイレンサを樹脂パネルに取り付ける手間が省ける。しかも、ダッシュサイレンサを樹脂パネルに取り付ける場合と比較して、ダッシュサイレンサが樹脂パネルに対して、狙いの位置に配置される。その結果、ダッシュパネルの生産性を向上させるとともに、ダッシュパネルの遮音性能を向上させることができる。
【０００８】
請求項２に係るダッシュパネルは、請求項１に記載のダッシュパネルにおいて、前記樹脂パネルに形成されたパネル開口部は、前面視において、前記ダッシュサイレンサに形成されたサイレンサ開口部と同じ位置に同じ大きさに形成されている。
【０００９】
請求項２に係るダッシュパネルでは、樹脂パネルに形成されたパネル開口部は、前面視において、ダッシュサイレンサに形成されたサイレンサ開口部と同じ位置に同じ大きさに形成されていることで、パネル開口部とサイレンサ開口部とが同じ大きさとされる。そのため、ダッシュパネルの遮音性能を向上させることができる。
【００１０】
請求項３に係るダッシュパネルは、請求項２に記載のダッシュパネルにおいて、前記樹脂パネルには、前記パネル開口部を形成する開口縁が、その他の一般部より厚肉に形成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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