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公開番号
2025087233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201745
出願日
2023-11-29
発明の名称
車両用灯具
出願人
市光工業株式会社
,
トヨタ自動車東日本株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F21S
43/20 20180101AFI20250603BHJP(照明)
要約
【課題】光ムラの発生を抑制する。
【解決手段】車両用灯具は、光源と、光源からの光を導光して正面側に出射する導光体と、導光体の正面側に配置され、導光体から出射される光を正面側に出射するインナーレンズとを備え、インナーレンズは、導光体から出射される光が入射する入射面と、入射面から入射した光を出射する出射面とを有する本体部と、本体部から正面側に突出するように設けられる正面側突出部と、本体部から背面側に突出するように設けられる背面側突出部と、を有し、正面側突出部は、本体部から正面側に突出し、インナーレンズに入射した光のうち、背面側突出部を経て正面側突出部に到達した光と、背面側突出部を経ることなく正面側突出部に到達した光とを出射領域の少なくとも一部同士が重なるように正面側に出射する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光源と、
前記光源からの光を導光して正面側に出射する導光体と、
前記導光体の正面側に配置され、前記導光体から出射される前記光を正面側に出射するインナーレンズと
を備え、
前記インナーレンズは、
前記導光体から出射される前記光が入射する入射面と、前記入射面から入射した光を出射する出射面とを有する本体部と、
前記本体部から正面側に突出するように設けられる正面側突出部と、
前記本体部から背面側に突出するように設けられる背面側突出部と、を有し、
前記正面側突出部は、前記本体部から正面側に突出し、前記インナーレンズに入射した光のうち、前記背面側突出部を経て前記正面側突出部に到達した光と、前記背面側突出部を経ることなく前記正面側突出部に到達した光とを出射領域の少なくとも一部同士が重なるように正面側に出射する
車両用灯具。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記インナーレンズは、前記背面側突出部を経た光を前記正面側突出部に向けて内面反射する制御面を有する
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記制御面は、前記背面側突出部のうち前記本体部から突出する根元部分に配置される
請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記正面側突出部は、前記光を上面から出射する
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記上面は、平面状であり、正面側に向けて下方に傾くように設けられる
請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記正面側突出部は、水平面に沿った下面を有し、
前記下面は、前記背面側突出部で内面反射された光を前記上面に向けて内面反射する
請求項4に記載車両用灯具。
【請求項7】
前記背面側突出部及び前記正面側突出部は、前記本体部の下端に配置される
請求項4に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
光源からの光を棒状の導光体で導光し、導光体から車両正面に出射された光を、インナーレンズを介して車両の正面側に出射する構成の車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6194040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような車両用灯具において、インナーレンズには、ネジ等を取り付けるための固定用の突出部が設けられる場合がある。この構成では、インナーレンズに入射した光が突出部に到達して内面反射された場合、当該光が意図しない方向に出射され、光ムラが発生する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、光ムラの発生を抑制することが可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用灯具は、光源と、前記光源からの光を導光して正面側に出射する導光体と、前記導光体の正面側に配置され、前記導光体から出射される前記光を正面側に出射するインナーレンズとを備え、前記インナーレンズは、前記導光体から出射される前記光が入射する入射面と、前記入射面から入射した光を出射する出射面とを有する本体部と、前記本体部から正面側に突出するように設けられる正面側突出部と、前記本体部から背面側に突出するように設けられる背面側突出部と、を有し、前記正面側突出部は、前記本体部から正面側に突出し、前記インナーレンズに入射した光のうち、前記背面側突出部を経て前記正面側突出部に到達した光と、前記背面側突出部を経ることなく前記正面側突出部に到達した光とを出射領域の少なくとも一部同士が重なるように正面側に出射する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、光ムラの発生を抑制することが可能な車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を示す正面図である。
図2は、図1におけるA-A断面に沿った構成を示す図である。
図3は、図2におけるB-B断面に沿った構成を示す図である。
図4は、車両用灯具の点灯状態を模式的に示す図である。
図5は、図4においてインナーレンズの一部を拡大して示す図である。
図6は、車両用灯具の発光パターンの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る車両用灯具の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
本実施形態において、正面側及び背面側の各方向は、例えば車両に搭載された状態(車両搭載状態)における方向であるとする。例えば、車両の前部(フロント)に搭載された状態では、前方が正面方向(正面側)であり、後方が背面方向(背面側)である。また、車両の後部(リア)に搭載された状態では、後方が正面方向(正面側)であり、前方が背面方向(背面側)である。また、車両の側部(サイド)に搭載された状態では、車両外側が正面方向(正面側)であり、車両内側が背面方向(背面側)である。
(【0011】以降は省略されています)
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