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公開番号
2025088392
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203071
出願日
2023-11-30
発明の名称
車両用灯具
出願人
市光工業株式会社
代理人
園田・小林弁理士法人
主分類
F21S
41/275 20180101AFI20250604BHJP(照明)
要約
【課題】配光パターンにおけるカットオフラインの明暗差を緩和し、かつ、配光パターンにおける左右方向の明暗差を適切に設定し、さらに、配光ムラの発生を抑えることができる車両用灯具を提供する。
【解決手段】光源と、前記光源の車両前方側に設けられた投影レンズと、前記光源と前記投影レンズの間に配置され、配光パターン内にカットオフラインを形成するシェードと、前記光源からの光を前記投影レンズ側に反射するリフレクタと、を備え、前記投影レンズは、その入射面に車両の幅方向に延在する帯状の領域9が設定されるとともに、その領域内に複数のプリズム23が列をなして設けられ、前記複数のプリズム23は、前記帯状の領域の長さ方向において、曲率半径の異なる2種類以上のプリズム23から構成されている車両用灯具。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
光源と、
前記光源の車両前方側に設けられた投影レンズと、
前記光源と前記投影レンズの間に配置され、配光パターン内にカットオフラインを形成するシェードと、
前記光源からの光を前記投影レンズ側に反射するリフレクタと、を備え、
前記投影レンズは、
その入射面に車両の幅方向に延在する帯状の領域が設定されるとともに、その領域内に複数のプリズムが列をなして設けられ、
前記複数のプリズムは、
前記帯状の領域の長さ方向において、曲率半径の異なる2種類以上のプリズムから構成されている車両用灯具。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記投影レンズは、前記リフレクタで反射された光を集光された光として車両前方に照射する集光エリアと、前記リフレクタで反射された光を拡散された光として車両前方外側に照射する拡散エリアとを備え、
前記複数のプリズムは、前記集光エリアに設けられた集光用のプリズムと、前記拡散エリアに設けられた拡散用のプリズムとを備え、
前記集光用のプリズムの曲率半径は、前記拡散用のプリズムの曲率半径以下となるように構成されている請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記複数のプリズムは、前記長さ方向に間隔を空けて隣り合うように配置されたプリズムを有する請求項1又は請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記帯状の領域が、前記投影レンズの上下方向に間隔をおいて複数列設され、それぞれの前記帯状の領域内に前記プリズムが複数設けられている請求項1又は請求項2記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記投影レンズは、車両の前面に対向する側から見たときに、上下方向の高さ寸法を持って車両の幅方向に延在するとともに、車両の幅方向中心部側から外側へ向けて斜め上方へ延在する形状とされ、
前記複数のプリズムは、前記投影レンズの延在する方向へ向けて設けられている請求項1又は請求項2記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記リフレクタは、前記光源からの光を前記投影レンズの集光エリアに導く集光セグメントと、
前記光源からの光を前記投影レンズの拡散セグメントと、
を備えている請求項1又は請求項2記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、車両用灯具は、車両の前部に設けられた投影レンズと、この投影レンズの後方に設けられた光源と、この光源からの光を投影レンズ側に反射させるリフレクタと、配光パターンにカットオフラインを形成するためのシェード等を備えた構成とされている。従来、この種の車両用灯具としては、特許文献1に記載されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4782064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、シェードの上端縁における水平部分とほぼ平行に延びる投影レンズ素子からなるカットオフライン調整用の上下方向拡散部が設けられた車両用灯具が開示され、上下方向拡散部によりカットオフラインを暈すことが記載されている。
しかしながら、この車両用灯具においては、カットオフラインの明暗差を緩和することはできるが、カットオフラインの左右方向において、明暗差の程度を異ならせて、各部において、明暗差を適切に設定することができない。
また、投影レンズ素子の構成として光を上下方向に拡散するだけの構成であるため、配光ムラが発生しやすいという問題がある。
この種の技術においては、運転者の視認性向上のために、照明領域の左右方向において前記明暗差を適切に設定することは有用であり、配光ムラの発生も抑える必要がある。
【0005】
本開示が解決しようとする課題は、車両用灯具において、配光パターンにおけるカットオフラインの明暗差を緩和し、かつ、配光パターンにおける左右方向の明暗差を適切に設定し、さらに、配光ムラを抑えることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両用灯具は、光源と、前記光源の車両前方側に設けられた投影レンズと、前記光源と前記投影レンズの間に配置され、配光パターン内にカットオフラインを形成するシェードと、前記光源からの光を前記投影レンズ側に反射するリフレクタと、を備え、前記投影レンズは、その入射面に車両の幅方向に延在する帯状の領域が設定されるとともに、その領域内に複数のプリズムが列をなして設けられ、前記複数のプリズムは、前記帯状の領域の長さ方向において、曲率半径の異なる2種類以上のプリズムから構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、配光パターンにおけるカットオフラインの明暗差を緩和することができ、かつ、配光パターンにおける左右方向の明暗差を適切に設定することができ、さらに、配光ムラの発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態として示した車両用灯具の正面図である。
同車両用灯具の基本的構成を示す構成図である。
同車両用灯具の投影レンズを背面からみた図である。
同車両用灯具のロービーム部分の拡大背面図である。
同車両用灯具のプリズムの形状を示す説明図である。
同車両用灯具のロービーム部分の拡大背面図であって、集光エリアと拡散エリアとを示す図である。
同車両用灯具のリフレクタ及び投影レンズと光の進む方向を示す説明図である。
同車両用灯具の配光パターンを示す図である。
同車両用灯具において、光の拡散状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本開示の一実施形態について説明する。
ここで説明する実施形態の説明の全体を通して、同じ要素には同じ番号を付している。また、実施形態及び図中において、特に断りがない場合、「前」、「後」は、各々、車両の「前進方向」、「後進方向」を示し、「上」、「下」、「左」、「右」は、各々、車両に乗車する運転者から見た方向を示す。
【0010】
本開示の実施形態に係る車両用灯具は、車両の前方の左右の自動車用前照灯のそれぞれに搭載される車両用灯具であり、以下では、左側走行用であって、車両前方から見た場合の車両左側に配置される車両用灯具について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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