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公開番号2025087058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201434
出願日2023-11-29
発明の名称画像形成装置、端末装置、及び情報送信方法
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250603BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】端末装置から画像形成装置の操作画像の一部又は全部をネットワーク経由で表示して操作を行うに際し、ユーザーの利便性を向上させる。
【解決手段】本発明の一態様にかかる画像形成装置は、通信部14と、操作画像を表示する表示部12と、送信処理部10aと、受信処理部10bと、を備える。送信処理部10aは、表示部12に表示された操作画像に基づく表示情報を、通信部14を介して端末装置2に送信する。受信処理部10bは、端末装置2が表示情報の取得のための通信に要する通信時間に関する第1情報を、通信部14を介して端末装置2から受信する。送信処理部10aは、表示情報として、第1情報に対応する画質に関する画質情報に基づく画像情報を、端末装置2に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
通信部と、
操作画像を表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記操作画像に基づく表示情報を、前記通信部を介して端末装置に送信する送信処理部と、
前記端末装置が前記表示情報の取得のための通信に要する通信時間に関する第１情報を、前記通信部を介して前記端末装置から受信する受信処理部と、
を備え、
前記送信処理部は、前記表示情報として、前記第１情報に対応する画質に関する画質情報に基づく画像情報を、前記端末装置に送信する、
画像形成装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記受信処理部は、前記第１情報として、前記画質情報に関する要求を含む情報を、前記端末装置から受信する、
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記受信処理部は、前記第１情報として前記通信時間を含む情報を、前記端末装置から受信する、
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記受信処理部は、前記第１情報として、前記通信時間に基づいて決定された前記画質情報を含む情報を、前記端末装置から受信する、
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記送信処理部は、前記通信時間が所定時間より長い場合に、前記所定時間以下の場合に比べて前記画質が低い前記画像情報を、前記端末装置に送信する、
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記送信処理部は、前記表示情報を、前記端末装置のブラウザーに表示させる情報として送信する、
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記通信部は、少なくとも１つの情報処理装置を介して前記端末装置と通信を行う、
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項８】
操作部と、
通信部と、
画像形成装置の表示部である画像形成装置側表示部に表示された操作画像に基づく表示情報を、前記通信部を介して前記画像形成装置から受信する受信処理部と、
前記受信処理部で受信した前記表示情報に基づき遠隔操作画像を表示する表示部と、
前記画像形成装置から前記表示情報を取得するための通信に要する通信時間を記憶する記憶部と、
前記通信時間に関する第１情報を、前記通信部を介して前記画像形成装置に送信する送信処理部と、
を備え、
前記受信処理部は、前記表示情報として、前記第１情報に対応する画質に関する画質情報に基づく画像情報を、前記画像形成装置から受信し、
前記表示部は、前記画像情報に基づいて前記遠隔操作画像を表示する、
端末装置。
【請求項９】
前記送信処理部は、前記第１情報として、前記画質情報に関する要求を含む情報を、前記画像形成装置に送信する、
請求項８に記載の端末装置。
【請求項１０】
前記送信処理部は、前記第１情報として前記通信時間を含む情報を、前記画像形成装置に送信する、
請求項８又は９に記載の端末装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像形成装置、端末装置、及び情報送信方法に関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、画像形成装置の操作部をネットワーク経由で表示する機能であるリモートパネルについて、リモートパネルにおける動画転送を、公衆回線の回線速度や回線の地理的な状況に依存せず安定して高速に行うためのシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－２２００７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、リモートパネルにおいて、ネットワーク構成に依らず、リモートパネルの表示が切り替わるまでの速度が遅れる場合があり、利便性が低下していた。なお、特許文献１に記載の技術はかかる問題を解決できる技術ではない。
【０００５】
よって、端末装置から画像形成装置の操作画像の一部又は全部をネットワーク経由で表示して操作を行うに際し、操作画像の表示の切り替えに要する時間を短縮し、ユーザーの利便性を向上させる技術の開発が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様にかかる画像形成装置は、通信部と、操作画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記操作画像に基づく表示情報を、前記通信部を介して端末装置に送信する送信処理部と、前記端末装置が前記表示情報の取得のための通信に要する通信時間に関する第１情報を、前記通信部を介して前記端末装置から受信する受信処理部と、を備え、前記送信処理部は、前記表示情報として、前記第１情報に対応する画質に関する画質情報に基づく画像情報を、前記端末装置に送信する、ものである。
【０００７】
本発明の一態様にかかる端末装置は、操作部と、通信部と、画像形成装置の表示部である画像形成装置側表示部に表示された操作画像に基づく表示情報を、前記通信部を介して前記画像形成装置から受信する受信処理部と、前記受信処理部で受信した前記表示情報に基づき遠隔操作画像を表示する表示部と、前記画像形成装置から前記表示情報を取得するための通信に要する通信時間を記憶する記憶部と、前記通信時間に関する第１情報を、前記通信部を介して前記画像形成装置に送信する送信処理部と、を備え、前記受信処理部は、前記表示情報として、前記第１情報に対応する画質に関する画質情報に基づく画像情報を、前記画像形成装置から受信し、前記表示部は、前記画像情報に基づいて前記遠隔操作画像を表示する、ものである。
【０００８】
本発明の一態様にかかる情報送信方法は、通信部と、操作画像を表示する表示部と、を備えた画像形成装置が、前記表示部に表示された前記操作画像に基づく表示情報を、前記通信部を介して端末装置に送信する送信処理を実行し、前記画像形成装置が、前記端末装置が前記表示情報の取得のための通信に要する通信時間に関する第１情報を、前記通信部を介して前記端末装置から受信する受信処理を実行し、前記送信処理は、前記表示情報として、前記第１情報に対応する画質に関する画質情報に基づく画像情報を、前記端末装置に送信する、ものである。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態にかかる画像形成装置及び端末装置を備えた画像形成システムの一構成例を示すブロック図である。
図１の画像形成システムにおける端末装置の処理例を説明するためのフロー図である。
図１の画像形成システムにおける画像形成装置の処理例を説明するためのフロー図である。
図１の画像形成システムの端末装置において最も高い画質レベルの操作画像が取得される場合の処理例を説明するためのフロー図である。
図１の画像形成システムの端末装置において最も低い画質レベルの操作画像が取得される場合の処理例を説明するためのフロー図である。
図４の処理例において端末装置に表示される遠隔操作画像の一例を示す概略図である。
図１の画像形成システムにおいて端末装置に表示される中程度の画質レベルの遠隔操作画像の一例を示す概略図である。
図５の処理例において端末装置に表示される遠隔操作画像の一例を示す概略図である。
図１の画像形成システムにおいて、図６～図８の遠隔操作画像を送信した場合の通信データサイズ、通信時間、及びパフォーマンス向上割合の一例を示す図である。
実施の形態にかかる画像形成装置及び端末装置を備えた画像形成システムの他の構成例を示す概略ブロック図である。
装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図は、本発明の実施の形態を説明するための例示に過ぎない。また、本発明の実施の形態で説明する構成要素の全てが本発明の必須の構成要件とは限らない。
（【００１１】以降は省略されています）

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