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公開番号
2025086991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201327
出願日
2023-11-29
発明の名称
部品の送り機構
出願人
三機工業株式会社
代理人
弁理士法人山田特許事務所
主分類
B66F
9/06 20060101AFI20250603BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】部品を目的の位置に簡便に送り得る部品の送り機構を提供する。
【解決手段】部品を保持する部品保持具42と、部品保持具42を取り付けられると共に、部品保持具42が部品を送る目的の位置を通るように配索されて長手方向に動作する送り索41とを備える。前記部品は鋲打機50から射出される留具によって構造物Cに打ち付けられる取付具とし、前記目的の位置は、鋲打機50において留具を射出すれば該留具によって取付具を構造物Cに打ち付けることができる射出位置とすることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
送る対象である部品を保持する部品保持具と、
前記部品保持具を取り付けられると共に、前記部品保持具が前記部品を送る目的の位置を通るように配索されて長手方向に動作する送り索と
を備えたことを特徴とする部品の送り機構。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記送り索は、伸縮可能に構成された機構に対し、該機構の伸縮動作に追従可能に配索されていること
を特徴とする請求項1に記載の部品の送り機構。
【請求項3】
前記伸縮可能に構成された機構は、上下方向に移動可能に取り付けられた移動部を備えており、前記部品を送る目的の位置は前記移動部側にあること
を特徴とする請求項2に記載の部品の送り機構。
【請求項4】
前記部品は鋲打機から射出される留具によって構造物に打ち付けられる取付具であり、前記目的の位置は、鋲打機において留具を射出すれば該留具によって取付具を構造物に打ち付けることができる射出位置であること
を特徴とする請求項1に記載の部品の送り機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば天井等の構造物に対して鋲止め等の作業を行う際、作業に係る部品を適当な場所へ送るための機構に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ビル等の建築物には、空調や換気、排気等を目的としてダクトが設けられる場合がある。このようなダクトとしては、フレキシブルダクトと称される管体(フレキダクト、フレキ管、可撓管等とも)がしばしば用いられる。柔軟性を有して屈曲が可能なフレキシブルダクトはレイアウト性に優れ、設置場所の状況や必要なダクトの分岐構造等に容易に対応でき、便利である。
【0003】
フレキシブルダクトは、例えばワイヤ等の吊具を用い、天井等の構造物から吊り下げる形で設置される。こうしたフレキシブルダクトの設置にあたっては、例えば、昇降台車や高所作業車、あるいは脚立等を用いて作業員が天井付近の高さまで昇りつつ、吊具を取り付けたダクトをその付近まで持ち上げる。前記吊具には、天井に固定するためのプレートが取り付けられており、作業員は、前記プレートを天井における目的の位置に配置し、下から鋲打機(釘打機、ネイルガン等とも)を用いて留具(釘)を打ち込む。こうして、天井に固定されたプレートから、ワイヤ等の吊具を介して吊り下げられる形でダクトが設置される。
【0004】
尚、この種のダクトの取付け構造やその作業に関連する技術を開示する先行技術文献としては、例えば、下記の特許文献1、2等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-29749号公報
特開2006-125504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の如きダクトの設置作業は、例えば一人の作業員がダクトを抱えつつ昇降台車で天井付近の高さまで昇ってその高さにダクトを支持し、別の作業員がその付近に昇降台車で昇り、前記ダクトに取り付けられた吊具のプレートに対し鋲打ちを行う、といった形で行われる。こういった作業においては、鋲打ちを行う箇所1箇所~数箇所ごとに作業員が昇降し、また、その度にダクトや鋲打機といった重量物を持ち上げる必要があり、非常に煩雑で多大な労力を要する。
【0007】
このような作業を機械により代替できれば、労力や作業時間を大きく節減することが期待できるが、ダクトの設置という一連の工程を細分化すると、そこには行うべき作業がいくつか含まれる(例えば、鋲打機やダクトを昇降させる、それらを適当な高さに保持する、鋲打機および取付対象の天井に対し、取付けのための部品(プレート)を送って適当な位置に保持する、鋲打機を操作する、等)。よって、自動化を考える場合には、それら複数の作業について、それぞれ適当な機構を用意する必要がある。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、部品を目的の位置に簡便に送り得る部品の送り機構を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、送る対象である部品を保持する部品保持具と、前記部品保持具を取り付けられると共に、前記部品保持具が前記部品を送る目的の位置を通るように配索されて長手方向に動作する送り索とを備えたことを特徴とする部品の送り機構にかかるものである。
【0010】
本発明の部品の送り機構において、前記送り索は、伸縮可能に構成された機構に対し、該機構の伸縮動作に追従可能に配索することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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