TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025087562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2024066608
出願日
2024-04-17
発明の名称
長尺物の支持機構
出願人
三機工業株式会社
代理人
弁理士法人山田特許事務所
主分類
F24F
13/02 20060101AFI20250603BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ダクト等の長尺物を好適に支持し得る長尺物の支持機構を提供する。
【解決手段】回転軸が支持対象物である長尺物Dの周方向に沿う角度をなし、且つ外周面の一部が長尺物Dの外周面に接触するよう配置されると共に、長尺物Dの外周面に接する部分が、長尺物Dの軸方向に関して同じ一方向にのみ回転するよう構成された支持ローラ34を備える。長尺物Dの径方向に関し、複数の支持ローラ34同士の距離を調整可能に構成する。支持ローラ34の回転面をなす部分は、可撓性を有する素材で構成することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸が支持対象物である長尺物の周方向に沿う角度をなし、且つ外周面の一部が前記長尺物の外周面に接触するよう配置されると共に、前記長尺物の外周面に接する部分が、前記長尺物の軸方向に関して同じ一方向にのみ回転するよう構成された支持ローラを備えていること
を特徴とする長尺物の支持機構。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
複数の前記支持ローラが前記長尺物を周方向に取り囲むように配置されていること
を特徴とする請求項1に記載の長尺物の支持機構。
【請求項3】
前記長尺物を上下方向に沿う姿勢で支持するよう構成されていること
を特徴とする請求項2に記載の長尺物の支持機構。
【請求項4】
前記長尺物の径方向に関し、複数の前記支持ローラ同士の距離が調整可能に構成されていること
を特徴とする請求項2または3に記載の長尺物の支持機構。
【請求項5】
前記支持ローラの回転面をなす部分が可撓性を有する素材で構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の長尺物の支持機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば空調設備等に使用するダクト等の長尺の物品を支持するための機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ビル等の建築物には、空調や換気、排気等を目的としてダクトが設けられる場合がある。このようなダクトとしては、フレキシブルダクトと称される管体(フレキダクト、フレキ管、可撓管等とも)がしばしば用いられる。柔軟性を有して屈曲が可能なフレキシブルダクトはレイアウト性に優れ、設置場所の状況や必要なダクトの分岐構造等に容易に対応でき、便利である。
【0003】
フレキシブルダクトは、例えばワイヤ等の吊具を用い、天井等の構造物から吊り下げる形で設置される。こうしたフレキシブルダクトの設置にあたっては、例えば、昇降台車や高所作業車、あるいは脚立等を用いて作業員が天井付近の高さまで昇りつつ、吊具を取り付けたダクトをその付近まで持ち上げる。前記吊具には、天井に固定するためのプレートが取り付けられており、作業員は、前記プレートを天井における目的の位置に配置し、下から鋲打機(釘打機、ネイルガン等とも)を用いて留具(釘)を打ち込む。こうして、天井に固定されたプレートから、ワイヤ等の吊具を介して吊り下げられる形でダクトが設置される。
【0004】
尚、この種のダクトの取付け構造やその作業に関連する技術を開示する先行技術文献としては、例えば、下記の特許文献1、2等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-29749号公報
特開2006-125504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の如きダクトの設置作業は、例えば一人の作業員がダクトを抱えつつ昇降台車で天井付近の高さまで昇ってその高さにダクトを支持し、別の作業員がその付近に昇降台車で昇り、前記ダクトに取り付けられた吊具のプレートに対し鋲打ちを行う、といった形で行われる。こういった作業においては、鋲打ちを行う箇所1箇所~数箇所ごとに作業員が昇降し、また、その度にダクトや鋲打機といった重量物を持ち上げる必要があり、非常に煩雑で多大な労力を要する。そこで、ダクトの設置をより簡便に行えるような技術の開発が望まれていた。
【0007】
このような作業を機械により代替できれば、労力や作業時間を大きく節減することが期待できるが、ダクトの設置という一連の工程を細分化すると、そこには行うべき作業がいくつか含まれる(例えば、鋲打機やダクトを昇降させる、それらを適当な高さに保持する、鋲打機および取付対象の天井に対し、取付けのための部品(プレート)を送って適当な位置に保持する、鋲打機を操作する、等)。よって、自動化を考える場合には、それら複数の作業について、それぞれ適当な機構を用意する必要がある。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、ダクト等の長尺物を好適に支持し得る長尺物の支持機構を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、回転軸が支持対象物である長尺物の周方向に沿う角度をなし、且つ外周面の一部が前記長尺物の外周面に接触するよう配置されると共に、前記長尺物の外周面に接する部分が、前記長尺物の軸方向に関して同じ一方向にのみ回転するよう構成された支持ローラを備えていることを特徴とする長尺物の支持機構にかかるものである。
【0010】
本発明の長尺物の支持機構においては、複数の前記支持ローラを前記長尺物を周方向に取り囲むように配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三機工業株式会社
部品保持具
5日前
三機工業株式会社
空調システム
1か月前
三機工業株式会社
部品の送り機構
5日前
三機工業株式会社
長尺物の支持機構
5日前
三機工業株式会社
ワーク管理システム
10日前
三機工業株式会社
ボール搬送コンベヤ
25日前
三機工業株式会社
ロボットハンド、及びロボット
10日前
三機工業株式会社
ダクトの吊下作業装置および方法
1か月前
個人
即湯器
5か月前
個人
空気調和機
10日前
個人
エアコン室内機
4日前
株式会社コロナ
加湿器
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
給湯装置
4か月前
株式会社コロナ
暖房装置
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
5か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
給湯装置
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
18日前
株式会社コロナ
暖房装置
6か月前
株式会社コロナ
空気調和機
5か月前
個人
住宅換気空調システム
3か月前
株式会社コロナ
空気調和機
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯機
13日前
株式会社パロマ
給湯器
6か月前
個人
ソーラークッカー
4か月前
株式会社パロマ
給湯器
4か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る