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公開番号2025086992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201329
出願日2023-11-29
発明の名称部品保持具
出願人三機工業株式会社
代理人弁理士法人山田特許事務所
主分類F16B 5/00 20060101AFI20250603BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】少なくとも一部がプレート状をなす部品を着脱可能に支持し得る部品保持具を提供する。
【解決手段】本体部42aと、本体部に対し隙間を隔てて取り付けられた鞘部42jとによって形成された保持部42bに、少なくとも一部がプレート状に形成された部品(取付具)Pのうち、プレート状の部分を差し込んで保持するよう構成された部品保持具42。保持部に差し込まれた部品のプレート状の部分を、本体部から鞘部に向けて付勢する押付部を備える。押付部は、本体部に備えられたボールプランジャの先端部とすることができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、該本体部に対し隙間を隔てて取り付けられた鞘部とによって形成された保持部に、少なくとも一部がプレート状に形成された部品のうち、プレート状の部分を差し込んで保持するよう構成されていること
を特徴とする部品保持具。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記保持部に差し込まれた前記部品の前記プレート状の部分を、前記本体部から前記鞘部に向けて、または前記鞘部から本体部に向けて付勢する押付部が設けられていること
を特徴とする請求項1に記載の部品保持具。
【請求項3】
前記押付部は、前記本体部に備えられたボールプランジャの先端部であること
を特徴とする請求項2に記載の部品保持具。
【請求項4】
前記部品は、鋲打機から射出される留具によって構造物に打ち付けられる取付具であること
を特徴とする請求項1に記載の部品保持具。
【請求項5】
装置上に配索されて長手方向に動作する送り索に対し、前記部品を保持した状態で取付け可能に構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の部品保持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも一部がプレート状の形状により構成された部品を保持するための保持具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ビル等の建築物には、空調や換気、排気等を目的としてダクトが設けられる場合がある。このようなダクトとしては、フレキシブルダクトと称される管体(フレキダクト、フレキ管、可撓管等とも)がしばしば用いられる。柔軟性を有して屈曲が可能なフレキシブルダクトはレイアウト性に優れ、設置場所の状況や必要なダクトの分岐構造等に容易に対応でき、便利である。
【0003】
フレキシブルダクトは、例えばワイヤ等の吊具を用い、天井等の構造物から吊り下げる形で設置される。こうしたフレキシブルダクトの設置にあたっては、例えば、昇降台車や高所作業車、あるいは脚立等を用いて作業員が天井付近の高さまで昇りつつ、吊具を取り付けたダクトをその付近まで持ち上げる。前記吊具には、天井に固定するためのプレートが取り付けられており、作業員は、前記プレートを天井における目的の位置に配置し、下から鋲打機(釘打機、ネイルガン等とも)を用いて留具(釘)を打ち込む。こうして、天井に固定されたプレートから、ワイヤ等の吊具を介して吊り下げられる形でダクトが設置される。
【0004】
尚、この種のダクトの取付け構造やその作業に関連する技術を開示する先行技術文献としては、例えば、下記の特許文献1、2等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-29749号公報
特開2006-125504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の如きダクトの設置作業は、例えば一人の作業員がダクトを抱えつつ昇降台車で天井付近の高さまで昇ってその高さにダクトを支持し、別の作業員がその付近に昇降台車で昇り、前記ダクトに取り付けられた吊具のプレートに対し鋲打ちを行う、といった形で行われる。こういった作業においては、鋲打ちを行う箇所1箇所~数箇所ごとに作業員が昇降し、また、その度にダクトや鋲打機といった重量物を持ち上げる必要があり、非常に煩雑で多大な労力を要する。
【0007】
このような作業を機械により代替できれば、労力や作業時間を大きく節減することが期待できるが、ダクトの設置という一連の工程を細分化すると、そこには行うべき作業がいくつか含まれる(例えば、鋲打機やダクトを昇降させる、それらを適当な高さに保持する、鋲打機および取付対象の天井に対し、取付けのための部品(プレート)を送って適当な位置に保持し、且つ前記部品を打ち付けた後は該部品をその位置に残して離脱する、鋲打機を操作する、等)。よって、自動化を考える場合には、それら複数の作業について、それぞれ適当な機構を用意する必要がある。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、少なくとも一部がプレート状をなす部品を着脱可能に支持し得る部品保持具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、本体部と、該本体部に対し隙間を隔てて取り付けられた鞘部とによって形成された保持部に、少なくとも一部がプレート状に形成された部品のうち、プレート状の部分を差し込んで保持するよう構成されていることを特徴とする部品保持具にかかるものである。
【0010】
本発明の部品保持具においては、前記保持部に差し込まれた前記部品の前記プレート状の部分を、前記本体部から前記鞘部に向けて、または前記鞘部から本体部に向けて付勢する押付部を設けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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