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公開番号
2025085507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199427
出願日
2023-11-24
発明の名称
車両下部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B62D
25/20 20060101AFI20250529BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】車両の前突又は後突時において、衝突荷重の伝達経路が確保された車両下部構造を得る。
【解決手段】バッテリケース32の底壁34に傾斜リブ50、52、54、56が設けられており、当該傾斜リブ50、52は、車両前方側から入力された衝突荷重をロッカ16、18側へ伝達させ、当該傾斜リブ54、56は、車両後方側から入力された衝突荷重をロッカ16、18側へ伝達させる。つまり、バッテリケース32の底壁34において傾斜リブ50、52、54、56が設けられることによって、車両前方側又は車両後方側から入力された衝突荷重(いわゆる前突荷重又はいわゆる後突荷重)の伝達経路を確保することが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリセルが収容された収容部と、前記収容部を塞ぎ車室の床部を構成するカバーと、を含んで構成されたバッテリパックと、
前記バッテリパックの底壁に設けられ、車両前方側又は車両後方側から入力された衝突荷重を車両骨格の一部を構成すると共に当該バッテリパックよりも車両幅方向の外側において車両前後方向に沿って延在されたロッカ側へ伝達させる第1リブと、
を備えている車両下部構造。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第1リブは、前記収容部の外側に設けられ、かつ前記バッテリパック側と前記ロッカが結合される第1結合部と繋がっている請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
車両前部側又は車両後部側において車両幅方向に延在されたクロスメンバと前記第1リブ側が結合された第2結合部と、車両前後方向に延在される骨格部材と前記クロスメンバが結合された第3結合部は、平面視で車両幅方向に略重なる位置に設けられている請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記バッテリパックの底壁における前記収容部の外側には、車両幅方向に沿って入力された衝突荷重を反対側のロッカ側へ伝達させる第2リブが設けられている請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記第1リブと前記第2リブは繋がっている請求項4に記載の車両下部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載された電気自動車では、左右一対のシルビーム(ロッカと称される場合もある)、フロントクロスメンバ、リヤクロスメンバ及び冷却板によって構成された空間部によって略直方体状のバッテリ収容空間が構成され、このバッテリ収容空間内に複数のバッテリ(バッテリパック)が収容されるようになっている。そして、この先行技術では、バッテリパックの上面を覆うカバープレートによって車両のフロアが構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
CN114940214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記先行技術では、例えば、車両の前面衝突時(以下、「車両の前突時」と称する)において、複数のバッテリで構成されるバッテリパックに対して前突荷重(衝突荷重)が入力された場合、当該衝突荷重の伝達経路について懸念される。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車両の前突又は後突時において、衝突荷重の伝達経路が確保された車両下部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明に係る車両下部構造は、バッテリセルが収容された収容部と、前記収容部を塞ぎ車室の床部を構成するカバーと、を含んで構成されたバッテリパックと、前記バッテリパックの底壁に設けられ、車両前方側又は車両後方側から入力された衝突荷重を車両骨格の一部を構成すると共に当該バッテリパックよりも車両幅方向の外側において車両前後方向に沿って延在されたロッカ側へ伝達させる第1リブと、を備えている。
【0007】
請求項1に記載の発明に係る車両下部構造では、バッテリパック及び第1リブを含んで構成されている。バッテリパックは、収容部及びカバーを含んで構成されており、収容部には、バッテリセルが収容されている。カバーは、この収容部を塞ぎ車室の床部を構成する。このように、バッテリパックの収容部を塞ぐカバーによって車室の床部を構成するフロアが構成されることによって、別途フロアパネルを設ける必要が無いため、部品点数を削減することが可能となる。
【0008】
ここで、第1リブは、バッテリパックの底壁に設けられている。バッテリパックよりも車両幅方向の外側には、車両骨格の一部を構成するロッカが車両前後方向に沿って延在されており、当該第1リブは、車両前方側又は車両後方側から入力された衝突荷重をロッカ側へ伝達させる。
【0009】
すなわち、本発明では、第1リブを介して車両前方側又は車両後方側から入力された衝突荷重(いわゆる前突荷重又はいわゆる後突荷重)をロッカ側へ伝達することができ、これにより、前突又は後突による衝突荷重を分散させることが可能となる。
【0010】
請求項2に記載の発明に係る車両下部構造は、請求項1に記載の発明に係る車両下部構造において、前記第1リブは、前記収容部の外側に設けられ、かつ前記バッテリパック側と前記ロッカが結合される第1結合部と繋がっている。
(【0011】以降は省略されています)
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