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公開番号2025084269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198045
出願日2023-11-22
発明の名称スペーサー及びこれを用いた換気棟構造体
出願人株式会社ハウゼコ
代理人個人,個人,個人
主分類E04D 3/40 20060101AFI20250527BHJP(建築物)
要約【課題】 施工効率が向上するスペーサー及び換気棟構造体を提供する。
【解決手段】 片流れ屋根の棟部分に設置されるスペーサー1は、屋根部72の破風下地76側の先端81と離間する垂下部2と、垂下部2の上方端部に接続され、屋根部72から所定距離離れた傾斜部3と、屋根部72の上面に当接する固定部5と、傾斜部3と固定部5とを接続する支持部4とを備える。スペーサー1は、垂下部2と破風下地76との間に破風板77を設置できる幅のスペース82を設けられるように、垂下部2と屋根部72の先端81とが離間した状態で屋根部72に固定される。このように構成することで、屋根部72側の施工後、垂下部2と破風下地76との間のスペース82に破風板77を差し込むことができるため、施工が効率的になる。
【選択図】 図7

特許請求の範囲【請求項1】
垂直下方に延びる破風下地と、斜め下方に延びる屋根部とを有する片流れ屋根の棟部分において、前記屋根部と前記屋根部の上方に設置される棟役物との間の部分に設置されるスペーサーであって、
前記屋根部の前記破風下地側の先端と離間し、前記破風下地に対して所定距離離れた平行状態で垂直下方に延びる垂下部と、
前記垂下部の上方端部から前記屋根部に対して所定距離離れた平行状態で斜め下方に延びる傾斜部と、
前記屋根部の上面に当接する固定部と、
前記傾斜部と前記固定部とを接続する支持部とを備え、
前記垂下部と前記破風下地との間に破風板を設置できる幅のスペースを設けられるように、前記垂下部と前記屋根部の前記先端とが離間した状態で前記屋根部に固定される、スペーサー。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記固定部の下方端部に接続され、前記傾斜部の同一仮想平面に達するまで上方に延びる立ち上がり部を更に備える、請求項1記載のスペーサー。
【請求項3】
前記立ち上がり部の上方端部に接続され、前記傾斜部側に向かって前記傾斜部の同一仮想平面上に延びる傾斜片を更に備える、請求項2記載のスペーサー。
【請求項4】
前記垂下部の内方側の面に取り付けられた弾性的に圧縮可能な止水材を更に備える、請求項1又は請求項2記載のスペーサー。
【請求項5】
垂直下方に延びる破風下地と、その頂点側部分に開口が形成された斜め下方に延びる屋根部とを有する片流れ屋根に設置する換気棟構造体であって、
前記屋根部に対して所定距離離れた平行状態で斜め下方に延びると共に長手方向に複数の換気口が形成された傾斜面と、前記傾斜面の頂点から垂直下方に延びる垂下面とを有する棟板部材と、
前記屋根部と前記棟板部材との間に取り付けられる請求項1記載のスペーサーとを備え、
前記スペーサーは、前記固定部の下方端部が前記開口より頂点側に位置する、換気棟構造体。
【請求項6】
前記傾斜部は、前記傾斜面の下面に当接するように配置される、請求項5記載の換気棟構造体。
【請求項7】
前記スペーサーは、前記固定部の下方端部に接続され、前記傾斜面に当接するように上方に延びる立ち上がり部を更に備える、請求項6記載の換気棟構造体。
【請求項8】
前記スペーサーは、前記立ち上がり部の上方端部に接続され、前記傾斜部側に向かって前記傾斜部の同一仮想平面上に延びる傾斜片を更に備える、請求項7記載の換気棟構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明はスペーサー及びこれを用いた換気棟構造体に関し、特に、換気棟や棟包を固定するために、片流れ屋根に取り付けられるスペーサー及びこれを用いた換気棟構造体に関するものである。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
片流れ屋根の棟部分に取り付けられる換気棟として、特許文献1に示すものが存在している。
【0003】
図9は特許文献1で開示された換気棟の外観形状を示した平面図であり、図10は図9で示したX-Xラインの断面図である。
【0004】
図9及び図10を参照して、換気棟100は、棟板部材101と、棟板部材101の下面に取り付けられた幅方向の断面が台形形状の換気部材108とによって主に構成されている。尚、棟板部材101と換気部材108とは一体化された状態となっている。
【0005】
棟板部材101は、頂点から幅方向(図9の上下方向)に向かって斜め下方に延びる傾斜部103と、傾斜部103の下方端部からほぼ垂直下方に延びる垂直部104と、垂直部104の下方端部から傾斜部103とほぼ平行に外方に延びる第1フランジ部105と、傾斜部103の頂点から垂直下方に延びる垂下部102と、垂下部102の下方端部からほぼ水平に内方側に延びる水平部106と、水平部の内方端から垂直下方に延びる第2フランジ部107とを備えている。
【0006】
図11は図10で示した換気棟の片流れ屋根への取付状態を示した概略端面図である。
【0007】
図11を参照して、このような換気棟100は、外壁部111と、その頂点側部分に開口113が形成された斜め下方に延びる屋根部112とを有する片流れ屋根に設置される。
【0008】
取り付けに際しては、まず、屋根部112上に桟木123を設置する。そして、換気棟100を片流れ屋根上に設置した後、固定釘124a、124bによって屋根部112及び外壁部111に固定する。
【0009】
このように構成された換気棟100は、棟板部材100と換気部材108とが一体化された状態となっているため、片流れ屋根への取り付けが容易になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2011-252361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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