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公開番号
2025083860
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197499
出願日
2023-11-21
発明の名称
車両用マッドガード
出願人
トヨタ車体株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B62D
25/18 20060101AFI20250526BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】飛石等を受け止める範囲を確保しつつ車輪に巻き込まれるのを防止又は抑制することが可能な車両用マッドガードを得る。
【解決手段】マッドガード20は、取付基部22が車輪の車両後方側で車体に取り付けられ、ガード部24が取付基部22から車両下方側に延出されている。ガード部24の車両上下方向中間部には、ガード部24の下部24Lに車両後方側からの荷重が入力されたときに車両幅方向に沿った直線SLに沿って折れ曲がる脆弱部40が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車輪の車両後方側で車体に取り付けられる取付基部と、
前記取付基部から車両下方側に延出されたガード部と、
を備え、
前記ガード部の車両上下方向中間部には、前記ガード部の下部に車両後方側からの荷重が入力されたときに車両幅方向に沿った直線に沿って折れ曲がる脆弱部が設けられている、車両用マッドガード。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記ガード部において前記脆弱部よりも車両上方側の部分であるガード上部には、前記取付基部に支持されるように構成されて前記ガード上部における前記取付基部側の端部から前記脆弱部に隣接する位置までの部分に連続して設けられて車両後方側からの荷重に対する前記ガード上部の剛性を高める高剛性部が形成されている、請求項1に記載の車両用マッドガード。
【請求項3】
前記取付基部は、車両幅方向及び車両上下方向に沿って配置される縦壁部と、前記縦壁部の下端から車両後方側へ延出された下壁部と、を含んで構成され、前記高剛性部は、前記下壁部の下面側に連接されている、請求項2に記載の車両用マッドガード。
【請求項4】
前記ガード部の外周部のうち車両前後方向に見て外側空間に隣接する部分にフランジ部が形成され、前記フランジ部のうち前記脆弱部の車両幅方向の少なくとも一方の端部に位置する部分に切欠部が形成されている、請求項2に記載の車両用マッドガード。
【請求項5】
前記脆弱部から前記ガード部の下端までの車両上下方向の長さは、前記脆弱部と前記車輪との間の車両前後方向の距離よりも短く設定されている、請求項1に記載の車両用マッドガード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用マッドガードに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、マッドガードに関する技術が開示されている。簡単に説明すると、この先行技術では、車体側の相手部品に取り付けられる取付体と、この取付体から垂設された泥よけ用のスカート体と、上記取付体より突出してその先端が前記相手部品に固定される取付片部と、を有している。また、この先行技術では、取付片部における取付体との付け根部分に、取付片部の他の部位よりも部分的に弾性を増加させた弾性変形部を設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-137135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記先行技術は、スカート体が縁石等に干渉した場合にその衝撃を吸収することができるものに過ぎず、飛石等を受け止める範囲を確保しつつ車輪に巻き込まれるのを防ぐ点では改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、飛石等を受け止める範囲を確保しつつ車輪に巻き込まれるのを防止又は抑制することが可能な車両用マッドガードを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車両用マッドガードは、車輪の車両後方側で車体に取り付けられる取付基部と、前記取付基部から車両下方側に延出されたガード部と、を備え、前記ガード部の車両上下方向中間部には、前記ガード部の下部に車両後方側からの荷重が入力されたときに車両幅方向に沿った直線に沿って折れ曲がる脆弱部が設けられている。
【0007】
第1の態様に係る車両用マッドガードによれば、取付基部が車輪の車両後方側で車体に取り付けられ、ガード部が取付基部から車両下方側に延出されている。ここで、ガード部の車両上下方向中間部には、ガード部の下部に車両後方側からの荷重が入力されたときに車両幅方向に沿った直線に沿って折れ曲がる脆弱部が設けられている。このため、第1の態様の車両用マッドガードは、例えば、ガード部の下部に車両後方側からの荷重が入力されたときにガード部が取付基部側の端部(上端部)から折れ曲がってしまう対比例と比べると、飛石等を受け止める範囲を前記対比例と同様に確保した場合でも、ガード部が車輪に巻き込まれるのを防止又は抑制することが可能になる。
【0008】
第2の態様に係る車両用マッドガードは、第1の態様に係る車両用マッドガードにおいて、前記ガード部において前記脆弱部よりも車両上方側の部分であるガード上部には、前記取付基部に支持されるように構成されて前記ガード上部における前記取付基部側の端部から前記脆弱部に隣接する位置までの部分に連続して設けられて車両後方側からの荷重に対する前記ガード上部の剛性を高める高剛性部が形成されている。
【0009】
第2の態様に係る車両用マッドガードによれば、ガード部において脆弱部よりも車両上方側の部分であるガード上部に形成された高剛性部は、取付基部に支持されるように構成されてガード上部における取付基部側の端部から脆弱部に隣接する位置までの部分に連続して設けられて車両後方側からの荷重に対するガード上部の剛性を高める。このため、ガード部の下部に車両後方側からの荷重が入力されたときに、ガード上部が変形してしまうのを効果的に抑制することができ、剛性差によってガード部の車両上下方向中間部の脆弱部で安定的に折れ曲げることができる。
【0010】
第3の態様に係る車両用マッドガードは、第2の態様に係る車両用マッドガードにおいて、前記取付基部は、車両幅方向及び車両上下方向に沿って配置される縦壁部と、前記縦壁部の下端から車両後方側へ延出された下壁部と、を含んで構成され、前記高剛性部は、前記下壁部の下面側に連接されている。
(【0011】以降は省略されています)
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