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公開番号2025083247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023197040
出願日2023-11-20
発明の名称ピアスイヤリング
出願人中川装身具工業株式会社,株式会社内藤貴金属製作所
代理人個人,個人
主分類A44C 7/00 20060101AFI20250523BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約【課題】本発明が解決しようとする問題点は、従来技術のピアスイヤリングが弾性素材がそのまま表面に露出していたり、単なる球状の金属体をそのまま表面に露出させたものであるため、身飾品としての付加価値がほとんど存在しないという点である。
【解決手段】透透かしデザインを施した透かしデザイン構造体と、当該透かしデザイン構造体の内側に取り付けられるとともに、その内部にピン係止孔を形成した弾性素材を充填され、かつ前記ピン係止孔と連通するピアス用ピン挿入口を設けた中空構造体とを組み付けるとともに、ピアス用ピン挿入口を前記透かしデザイン構造体の表面に露出させたことを特徴とするピアスイヤリング。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
透かしデザインを施した透かしデザイン構造体と、
当該透かしデザイン構造体の内側に取り付けられるとともに、その内部にピン係止孔を形成した弾性素材を充填され、かつ前記ピン係止孔と連通するピアス用ピン挿入口を設けた中空構造体と、
を組み付けるとともに、
前記ピアス用ピン挿入口を前記透かしデザイン構造体の表面に露出させたことを特徴とするピアスイヤリング。
続きを表示（約 99 文字）【請求項２】
前記透かしデザイン構造体の内側において、前記透かしデザイン構造体と前記中空構造体との間の適所に隙間を有するようにしたことを特徴とする請求項１に記載のピアスイヤリング。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、非常に斬新なデザインであるばかりか、ピアス用ピンの保持力も十分に確保できるようにしたピアスイヤリングに関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ピアスイヤリングにおけるピアス用キャッチとしては本発明者が創案したような特開２００７－７０２５号公報に記載のものが知られている。このピアス用キャッチは、弾性素材（弾性体）が所定の形状に成形されており、この弾性素材にピアス用のピン係止孔が形成されている構造となっている。
【０００３】
しかしながら、上記発明においては弾性素材がそのまま表面に露出しており、デザイン的に装身具としての美観や、高級感を発揮させることが難しいという欠点があった。
【０００４】
また、前記ピアス用キャッチが弾性素材（弾性体）を所定の形状を有する中空の金属体で保持されている先行技術があり、例えば球状の金属体をそのまま表面に露出させたものも製作されて流通している。
【０００５】
しかしながら上記いずれのものも、弾性素材がそのまま表面に露出していたり、単なる球状の金属体をそのまま表面に露出させたものであるため、身飾品としてのピアスイヤリングにおける美観的には非常の乏しいものとならざるを得ないのが現状であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２００７－７０２５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
本発明が解決しようとする問題点は、従来技術のピアスイヤリングが弾性素材がそのまま表面に露出していたり、単なる球状の金属体をそのまま表面に露出させたものであるため、身飾品としての付加価値がほとんど存在しないという点である。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
そこで本発明の雌側のピアスイヤリングは、外側に透かし模様の例えば貴金属製の透かしデザイン構造体を備えており、当該貴金属製の透かしデザイン構造体の中空状の内部には弾性素材が内蔵されたいわゆるピアス用キャッチであり、前記弾性素材にはピアス用のピン係止孔が形成されているという構造を有するものである。
【０００９】
また本発明の雄側のピアスイヤリングは、外側に透かし模様の貴金属製の透かしデザイン構造体を備えており、当該貴金属製の透かしデザイン構造体の適所にはピアス用のピンが突設されているという構造を有するものである。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の雌側のピアスイヤリングは、外側に透かし模様の例えば貴金属製の透かしデザイン構造体を備えており、当該貴金属製の透かしデザイン構造体の中空状の内部には弾性素材が内蔵されたいわゆるピアス用キャッチであり、前記弾性素材にはピアス用のピン係止孔が形成されているという構造を有するものである。
そのため、前記外側に形成した透かし模様の貴金属製の透かしデザイン構造体に多様なデザインを施すことができ、したがって非常に多様なデザインの雌側のピアスイヤリング、すなわちピアス用キャッチを提供できるという顕著な効果を有するものとなるのである。
（【００１１】以降は省略されています）

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