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公開番号2025069802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179749
出願日2023-10-18
発明の名称バックル
出願人モリト株式会社
代理人個人
主分類A44B 11/12 20060101AFI20250423BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約【課題】簡単な構成でコンパクト化できる自動ロック機能を有するバックルを提供すること。
【解決手段】1本のベルト20の両端の間隔を調節可能に接続する、又は2本のベルトの軸方向長さを調節可能に接続するバックルであって、バックルは、バックル本体2と、バックル本体に回転可能に支持される少なくとも1つのストッパー部材3と、バックル本体又はストッパー部材に設けられる少なくとも一つの弾性片4と、を含み、ストッパー部材は断面L字形であり、L字の縦方向に延伸する操作部5と、L字の横方向に延伸する係止部6を有し、ストッパー部材をバックル本体に取り付けた自然状態において、係止部の先端は弾性片によってベルトに向かうよう付勢されてベルトと係合し、操作部を弾性片の弾性力に抗する方向に操作することで、係止部の先端はベルトから離間する方向に移動してベルトとの係合が解除される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1本のベルトの両端の間隔を調節可能に接続する、又は2本のベルトの軸方向長さを調節可能に接続するバックルであって、
前記バックルは、バックル本体と、前記バックル本体に回転可能に支持される少なくとも1つのストッパー部材と、前記バックル本体又は前記ストッパー部材に設けられる少なくとも一つの弾性片と、を含み、
前記ストッパー部材は断面L字形であり、L字の縦方向に延伸する操作部と、L字の横方向に延伸する係止部を有し、
前記ストッパー部材を前記バックル本体に取り付けた自然状態において、前記係止部の先端は前記弾性片によって前記ベルトに向かうよう付勢されて前記ベルトと係合し、
前記操作部を前記弾性片の弾性力に抗する方向に操作することで、前記係止部の前記先端は前記ベルトから離間する方向に移動して前記ベルトとの係合が解除される、
ことを特徴とするバックル。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記弾性片は、前記ストッパー部材と樹脂一体成形されている、又は前記バックル本体と樹脂一体形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のバックル。
【請求項3】
前記弾性片は、樹脂片又は金属片の単独部品であり、前記ストッパー部材又は前記バックル本体に固定されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックル。
【請求項4】
前記バックル本体は、雄側と雌側の2つの部材が着脱自在に圧入接続されるバックル、又は単体で構成されるバックルである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックル。
【請求項5】
前記操作部は、前記バックル本体に設けた開口部に配置され、前記バックル本体の表面より突出している、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックル。
【請求項6】
前記係止部の前記先端は、前記ベルトに形成されている凸条、又は凹部、又は孔、又は摩擦面と係合する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックル。
【請求項7】
前記ベルトは、前記バックル本体に設けたベルト折返し軸を中心にU字状に折り曲げられて前記係止部の前記先端と係合する、又は前記バックル本体に設けたベルト挿入口から直線的に挿入されて前記係止部の前記先端と係合する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、1本のベルトの両端の間隔を調節可能に接続、又は2本のベルトの軸方向長さを調節可能に接続するバックルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
バックルは、ズボン、スイミング用ゴーグル、スキー用ゴーグル、物品緊締具などに用いられるベルトの接続と長さ調整に用いられ、段階的或いは無段階に調整可能としたものが知られている。
【0003】
例えば、実用新案登録第3024322号公報(特許文献1)には、裏面に係止用凹凸が並設されているベルトと、ベルトの後端部を取着すると共にベルトの係止用凹凸に係合する突部片を突出させた尾錠装置を備え、ズボンのベルトを段階的に調整するバックルが開示されている。
【0004】
また特許第3199532号公報(特許文献2)には、長手方向に沿って複数の係止部を備える一対の弾性バンドと、一対の弾性バンドがそれぞれ掛かる一対のロッキングピンと一対のロッキングピンを通る平面に対して相反する方向にそれぞれ傾いている一対のガイド面とを備えたスイミング用ゴーグルや靴紐等に用いられるバックルが開示されている。
【0005】
さらに特開2005-212826号公報(特許文献3)には、ベルト端部を取り付けるための取付枠部を一辺とする枠体と、取付枠部に対向する固定用枠部との間で摺動可能な係止部材と、係止部材の変位規制手段としてのストッパー部材を設けて、ベルト挟着状態を保持できるようにした船舶の防舷材や船首用保護材の取付用ベルト、各種の物品や荷物等の固縛用ベルトに用いるバックルが開示されている。
【0006】
しかしながら、上記従来技術は自動ロック機能が無いものや、自動ロック機能があっても構造が複雑で部品点数も多くなる欠点を有していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実用新案登録第3024322号公報
特許第5356596号公報
特開2005-212826号公報
特許第5630704号公報
特許第3199532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、1本のベルトの両端の間隔を調節可能に接続、又は2本のベルトの軸方向長さを調節可能に接続し、簡単な構成でコンパクト化できる自動ロック機能を有するバックルを提供することを目的とする。
【発明の概要】
発明の内容
【0009】
上記目的を達成するため、本発明は、1本のベルトの両端の間隔を調節可能に接続する、又は2本のベルトの軸方向長さを調節可能に接続するバックルであって、前記バックルは、バックル本体と、前記バックル本体に回転可能に支持される少なくとも1つのストッパー部材と、前記バックル本体又は前記ストッパー部材に設けられる少なくとも一つの弾性片と、を含み、前記ストッパー部材は断面L字形であり、L字の縦方向に延伸する操作部と、L字の横方向に延伸する係止部を有し、前記ストッパー部材を前記バックル本体に取り付けた自然状態において、前記係止部の先端は前記弾性片によって前記ベルトに向かうよう付勢されて前記ベルトと係合し、前記操作部を前記弾性片の弾性力に抗する方向に操作することで、前記係止部の前記先端は前記ベルトから離間する方向に移動して前記ベルトとの係合が解除される、ことを特徴とする。
【0010】
また一実施形態において、前記弾性片は、前記ストッパー部材と樹脂一体成形されている、又は前記バックル本体と樹脂一体形成されている、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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