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公開番号
2025023405
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127493
出願日
2023-08-04
発明の名称
名札留め
出願人
個人
代理人
主分類
A44B
1/18 20060101AFI20250207BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】
年齢が低い、発達に遅れがある、手先が不器用、片手が不自由など支援の必要な園児学童でも人の手を借りることなく、1日数回行われる名札の装着脱が簡単に出来る。各園校指定制服に、安全ピンタイプの指定名札をそのまま使用できる。目視でボタンを通す流れを確認することにより、衣類のボタンの掛け外しの基本的な仕組みを理解し、作業の上達と身辺自立の促しに繋がる。
【解決手段】
前記基台(1)の上両端に前記右ボタン(2A)と前記左ボタン(2B)を有し、前記台(1)と前記右ボタン(2A)と前記左ボタン(2B)をそれぞれ前記伸縮可能な紐(3)で連結して構成された名札留めを提供する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
安全ピン付き名札を留めるための名札留めであって、基台の表面の両端に右ボタンと左ボタンを有し、前記基台と前記右ボタンと前記左ボタンをそれぞれ伸縮可能な紐で連結して構成された名札留め。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
安全ピン付き名札を留めるための名札留めであって、前記基台の表面の両端の右ボタンと左ボタンの間に少なくとも一つ以上のボタン設けた請求項1記載の名札留め。
【請求項3】
安全ピン付き名札を留めるための名札留めであって、前記基台と前記長方形のボタンを少なくとも1か所以上前記伸縮可能な紐で連結して構成された名札留め。
【請求項4】
安全ピン付き名札を留めるための名札留めであって、右ボタンと左ボタンを有し、前記衣類と前記右ボタン、前記左ボタンをそれぞれ前記伸縮可能な紐で連結して構成された名札留め付き衣類。
【請求項5】
前記右ボタン又は前記左ボタンの裏面と側面に、滑り止め加工を施した請求項1から請求項4記載の名札留め。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、年齢が低い、発達に遅れがある、手先が不器用、片手が不自由など支援の必要な園児、児童のために考えられた名札留めである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
幼稚園、小学校では、安全ピン付きの各園校指定名札を使用するのが主流である。しかし年齢が低い、発達に遅れがある、手先が不器用、片手が不自由等の理由で、支援を必要とする園児学童にとっては、安全ピンの針を自らの手で開いて衣類に装着脱する作業は、極めて困難である。安全ピンを皮膚に刺してしまう事故、力のコントロールが出来ずに衣類を痛める、間違えて下に着ている衣類と一緒に名札を装着する等の失敗が多々ある。また、安全ピンの仕組みを理解していないため、針部分を開閉して名札を装着するためのコツを掴むこと自体難しい。
特許文献1では安全かつ着脱簡単な名札が考案されているが、各園校指定名札を使用することは出来なかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3173055号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明に係る名札留めは、年齢が低い、発達に遅れがある、手先が不器用、片手が不自由など支援の必要な園児学童が、幼稚園、学校等指定の名札をそのまま使用し、かつ安全に自分自身の手で装着脱出来るので、身辺自立の一つを達成する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一発明は、安全ピン付き名札を留めるための名札留めであって、基台の表面の両端に右ボタンと左ボタンを有し、前記基台と前記右ボタンと前記左ボタンをそれぞれ伸縮可能な紐で連結して構成された名札留めである。
第二発明は、安全ピン付き名札を留めるための名札留めであって、さらに基台の表面の両端に右ボタンと左ボタンを有し、前記基台と前記右ボタンと前記左ボタンをそれぞれ伸縮可能な紐で連結して構成された名札留めであり、前記基台の表面の両端の右ボタンと左ボタンの間に少なくとも一つ以上のボタン設けた名札留めである。
第三発明は、安全ピン付き名札を留めるための名札留めであって、前記基台と前記長方形のボタンを少なくとも1か所以上前記伸縮可能な紐で連結して構成された名札留めである。
第四発明は、安全ピン付き名札を留めるための名札留めであって、右ボタンと左ボタンを有し、前記衣類と前記右ボタン、前記左ボタンをそれぞれ前記伸縮可能な紐で連結して構成された名札留め付き衣類である。
第五発明は、前期第一発明から第四発明の前記右ボタン又は前記左ボタンの裏面と側面に、滑り止め加工を施した名札留めである。
【発明の効果】
【0006】
本願発明の名札留めは、伸縮可能な紐でボタンを取付けている。その為、名札を付ける時、ボタンを引っ張ると衣類との間に距離ができて見やすくなり、またその状態でボタンを傾けられる。
このような効果があるので、年齢が低い、発達に遅れがある、手先が不器用、片手が不自由など支援の必要な園児学童でも、簡単に名札の安全ピンに通すことが出来る。
名札の安全ピンを開閉する危険性や間違えて下に着ているシャツと一緒に名札を装着してしまう失敗を避けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本願発明に係る名札留めの正面から見た構成図である。
本願発明に係る名札留めの側面から見た構成図である。
本願発明に係る名札留めの名札の装着のし方を示した図である。
本願発明に係る名札留めに安全ピンを装着した図である。
本願発明に係る名札留めに名札を装着した図の拡大である。
本願発明に係る名札留めを衣類の胸元に取り付けた図である。
本願発明に係る名札留めの基台を有せずに直接衣類の胸元にボタンを付けた図である
本願発明に係る名札留めを衣類の胸元に取り付けて、名札を装着した図である。
本願発明に係る名札留めを衣類の袖に取り付け、名札を装着した図である。
本願発明に係る名札留めを衣類の前下部に付け、名札を装着した図である。
本願発明に係る名札留めのボタンが3個取り付けられた図である。
本願発明に係る名札留めのボタンが長い形状をしている図である。
本願発明に係る名札留めの滑り止めボタンの図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は本願発明に係る名札留めの実施例を示す。
【実施例】
【0009】
〈基本構成図〉
図1と図2は本願発明の基本構成を示す。前記基台(1)の上両端に前記伸縮可能な紐(3)で前記ボタン(2)を連結させている。
図2は本願発明に係る名札留めの側面図であり、前記伸縮可能な紐(3)を伸ばした状態では、前記基台(1)と前記ボタン (2B)の間に隙間を作ることが出来る。
【0010】
〈安全ピンと名札の取り付け方と外し方〉
図3は、本願発明に係る名札留めの前記ボタン(2B)を安全ピン(4)の中央部分に通している図である。前記伸縮可能な紐(3)を伸ばすことで、前記ボタン(2B)に遊びが生じて角度調整がしやすくなり、前記安全ピン(4)に簡単に通すことができる。前記ボタン(2A)も前記ボタン(2B)同様に前記安全ピン(4)中央部に通して装着が完了する。前記ボタン(2A)、前記ボタン(2B)が前記安全ピン(4)の内側両端にあるため名札が左右にぶれず安定する。名札を外す時は、装着時と同じように、ボタン(2B)を伸ばして衣類(7)との間に隙間を作り角度を調整して安全ピン(4)の内側を通して外す。次にボタン(2A)もボタン(2B)同様にして外すと安全ピン(4)を取り外すことができる。ボタンを外す順番はボタン(2B)、 (2A)どちらからでもよい。
安全ピンの向きはどちらでもよい。
図4は本願発明に係る名札留めに安全ピン(4)を装着した図である。
ピンの内側に収まる範囲の数でボタン(2)の取り付けが可能なため、その数は問わない。ボタンの直径が安全ピンの内側の幅を上回ることで役割を果たす。
従来の名札は、安全ピンの針を衣類に刺して装着さていたが、本願発明に係る名札留めを使用した名札の装着はそれより安定する。その理由として、安全ピン(4)の針を衣類(7)に刺して装着させる場合は、安全ピン(4)の針の上側のみで名札(5)をぶら下げるが、本願発明に係る名札留めで装着すると、安全ピン(4)の針の上側と下側の両方をボタン(2)で衣類(7)に密着させ装着するためである。
図5は、本願発明に係る名札留めに名札(5)を装着した図の拡大である。
(【0011】以降は省略されています)
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