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公開番号2025008667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111020
出願日2023-07-05
発明の名称イヤリング
出願人株式会社セベル・ピコ
代理人
主分類A44C 7/00 20060101AFI20250109BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約【課題】
強度や意匠性を向上させる構造を備えるイヤリングを提供する。
【解決手段】
第1部材(110)の先端に挟持部(111)を有し、第2部材(120)の先端に挟持部(121)を有し、前記第1部材(110)の基端に連結部(112)を有し、前記第2部材(120)の基端に連結部(122)を有し、前記挟持部(111)と前記挟持部(121)は対向して使用者の耳を挟持するイヤリングにおいて、前記第1部材(110)の内側に第1凹部(114)が形成され、前記第2部材(120)の内側に第2凹部(124)が形成されており、第1嵌入部材(130)が前記第1凹部(114)に嵌入されている。

【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
第1部材(110)の先端に挟持部(111)を有し、
第2部材(120)の先端に挟持部(121)を有し、
前記第1部材(110)の基端に連結部(112)を有し、
前記第2部材(120)の基端に連結部(122)を有し、
各々の連結部は、軸着または枢着により、回動可能に連結され、
前記挟持部(111)と前記挟持部(121)は対向して使用者の耳を挟持するイヤリングにおいて、
前記第1部材(110)の内側に第1凹部(114)が形成され、
前記第2部材(120)の内側に第2凹部(124)が形成されており、
第1嵌入部材(130)が前記第1凹部(114)に嵌入されている状態、
または第2嵌入部材(140)が前記第2凹部(124)に嵌入されている状態のうち、
少なくとも一方の状態であることを特徴とするイヤリング。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
請求項1に記載のイヤリングにおいて、
前記第1部材(110)は、一対の連結部(112)を有し、
各々の前記連結部(112)の間に、
間隙(115)が形成されていることを特徴とするイヤリング。
【請求項3】
請求項2に記載のイヤリングにおいて、
前記第1嵌入部材(130)の連結部(132)が、
前記間隙(115)に配置されていることを特徴とするイヤリング。
【請求項4】
請求項2または3に記載のイヤリングにおいて、
前記間隙(115)の短手方向の大きさは0.2mm以下であることを特徴とするイヤリング。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のイヤリングにおいて、
前記第2部材(120)の前記挟持部(121)に中空部(125)を有しており、
当該中空部(125)の外周に溝状凹部(126)が形成され、
前記溝状凹部(126)に第2嵌入部材(140)が嵌入されていることを特徴とするイヤリング。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のイヤリングにおいて、
前記第1嵌入部材(130)または第2嵌入部材(140)のうちのに少なくとも一方には、
配合剤(170)が含有されていることを特徴とするイヤリング。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載のイヤリングにおいて、
前記第1部材(110)の断面が、U字形状またはV字形状であることを特徴とするイヤリング。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか一項に記載のイヤリングにおいて、
前記第1部材(110)の前記連結部(112)と、
前記第2部材(120)の前記連結部(122)との間に
摩擦抵抗部材(160)が配設されていることを特徴とするイヤリング。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、耳たぶを挟持して装着する回動式イヤリングに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
イヤリングを構成する部材の素材には、挟持する際の圧力による変形が起こりにくい中実材を利用することが一般的である。しかし、中実材を利用した場合には貴金属を多く使用するのでコストが割高となってしまう。
【0003】
そこで、このコストを抑えるために、銅・洋白・真鍮等の安価な素材を下地にして、貴金属メッキを施す手法や、金を薄く貼り付けて表面的な輝きを向上させる手法(金張り)や、貴金属をできる限り薄くさせる成形手法(エレクトロフォーミング)などが存在している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
貴金属メッキは、部分的に薄くなったり、剥がれたりすることもあり、経年劣化を抑えることが難しい。また、金張りは、加工に要する労力が大きくなり大量生産には不向きである。さらに、エレクトロフォーミングは、電気分解により電着するため、一定の厚みで成形することが難しく、強度的にも難があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記のような課題を解決するために本発明のイヤリングは、第1部材110の先端に挟持部111を有し、第2部材120の先端に第2挟持部121を有し、前記第1部材110の基端に連結部112を有し、前記第2部材120の基端に連結部122を有し、各々の連結部は回動可能に連結され、前記挟持部111と前記第2挟持部121は対向して使用者の耳を挟持するイヤリングにおいて、前記第1部材110の内側面に第1凹部114が形成され、前記第2部材120の内側面に第2凹部124が形成されており、前記第1凹部114または前記第2凹部124の少なくとも一方に嵌入部材100が嵌入されている。
【発明の効果】
【0006】
第1部材110または第2部材120の内側に嵌入部材を設けることで、イヤリングの強度・耐久性を向上させることが出来る。また、意匠性を向上させることも可能である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
各実施例やその変形例の説明において、同種の部材については誤解が生じない限り同じ符号を用いて説明する。また、同じような構成や形状である場合には、適宜、重複した箇所の説明を省き、相違点を中心に説明をしてゆく。
【0008】
本発明の各実施例の各々の部材における「内側」とは、イヤリングの中心部に近くなる側を指し、反対に「外側」とは、イヤリングの中心部から遠くなる側を指す。また、本発明における「上・下・左・右・前・後」(斜視図の場合)、「上・下・左・右」または「上・下・前・後」(2次元図の場合)を、図中に矢印を付けて示す。
【0009】
[第1実施例]
本発明の第1実施例に係わるイヤリング10は、第1部材110と、第2部材120と、第1嵌入部材130と、第2嵌入部材140と、連結軸150と、摩擦抵抗部材160を備えており、連結軸150によって、第1部材110と第2部材120が相互に回動可能に連結されている。
【0010】
[第1部材110]
第1部材110の先端において、使用者の耳たぶを挟持する挟持部111が設けられており、耳たぶを挟持する第1挟持部111と、当該耳たぶの反対側を挟持する第2挟持部121は、対向して配置されている。また、第1部材110の基端には略円形の連結部112があり、この連結部112の略中央に軸孔113が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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