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公開番号
2025058495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168469
出願日
2023-09-28
発明の名称
バックル
出願人
YKK株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
A44B
11/25 20060101AFI20250402BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】操作コードにより解除操作可能であって、かつ、強度を向上可能なバックルを提供する。
【解決手段】バックル1は、プラグ10と、プラグ10が差し込まれるソケット20と、を備え、プラグ10は、被着体を取付可能な基部11と、基部11からプラグ10の+X方向に突出し、かつ、Y方向に対向する脚部121A,121Bと、脚部121A,121Bに対してソケット20に係合可能に設けられ、脚部121A,121BのY方向の弾性変形と共にソケット20から解除可能である係合部13A,13Bと、脚部121Aと脚部121Bとの間に配置され、操作コード30がそれぞれ掛けられるコード掛部14A,14Bと、脚部121Aとコード掛部14Aとの間を連結する連結部15Aと、脚部121Bとコード掛部14Bとの間を連結する連結部15Bと、を備え、コード掛部14Aおよびコード掛部14Bは、Z方向に互いに異なる位置に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プラグ(10)と、前記プラグ(10)が差し込まれるソケット(20)と、を備え、
前記プラグ(10)は、
被着体を取付可能な基部(11)と、
前記基部(11)から前記プラグ(10)の差込方向に突出し、かつ、前記差込方向に直交する幅方向に対向する第1脚部(121A)および第2脚部(121B)と、
前記第1脚部(121A)に対して前記ソケット(20)に係合可能に設けられ、前記第1脚部(121A)の前記幅方向の弾性変形と共に前記ソケット(20)から解除可能である第1係合部(13A,13C)と、
前記第2脚部(121B)に対して前記ソケット(20)に係合可能に設けられ、前記第2脚部(121B)の前記幅方向の弾性変形と共に前記ソケット(20)から解除可能である第2係合部(13B,13D)と、
前記第1脚部(121A)と前記第2脚部(121B)との間に配置され、操作コード(30)がそれぞれ掛けられる第1コード掛部(14A)および第2コード掛部(14B)と、
前記第1脚部(121A)と前記第1コード掛部(14A)との間を連結する第1連結部(15A)と、
前記第2脚部(121B)と前記第2コード掛部(14B)との間を連結する第2連結部(15B)と、を備え、
前記第1コード掛部(14A)および前記第2コード掛部(14B)は、前記差込方向および前記幅方向のそれぞれに直交する厚み方向に互いに異なる位置に配置されている、バックル。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1コード掛部(14A)は、前記第1連結部(15A)から前記幅方向または前記差込方向に突出しており、
前記第2コード掛部(14B)は、前記第2連結部(15B)から前記幅方向または前記差込方向に突出している、請求項1に記載のバックル。
【請求項3】
前記第1コード掛部(14A)および前記第2コード掛部(14B)は、前記厚み方向にそれぞれ貫通し、かつ、前記厚み方向に互いに少なくとも部分的に重なるように配置される貫通孔(16A,16B)を有する、請求項1に記載のバックル。
【請求項4】
前記第1コード掛部(14A)および前記第2コード掛部(14B)は、前記貫通孔(16A,16B)が前記厚み方向に互いに重なる領域に対して、前記差込方向に面するコード当接縁部(142A,142B)を有する、請求項3に記載のバックル。
【請求項5】
前記第1コード掛部(14A)および前記第2コード掛部(14B)の少なくとも一方の前記貫通孔(16A,16B)は、前記第1コード掛部(14A)および前記第2コード掛部(14B)の他方の前記コード当接縁部(142A,142B)を前記厚み方向に露出させる、請求項4に記載のバックル。
【請求項6】
前記第1コード掛部(14A)の前記コード当接縁部(142A)は、前記第1脚部(121A)から前記幅方向に離間するほど前記差込方向とは反対方向である抜去方向に向かうように前記幅方向に対して傾斜し、
前記第2コード掛部(14B)の前記コード当接縁部(142B)は、前記第2脚部(121B)から前記幅方向に離間するほど前記抜去方向に向かうように前記幅方向に対して傾斜している、請求項4に記載のバックル。
【請求項7】
前記第1コード掛部(14A)の前記コード当接縁部(142A)は、前記第1脚部(121A)に対して、前記第2コード掛部(14B)の前記コード当接縁部(142B)よりも前記幅方向に離間して配置され、
前記第2コード掛部(14B)の前記コード当接縁部(142B)は、前記第2脚部(121B)に対して、前記第1コード掛部(14A)の前記コード当接縁部(142A)よりも前記幅方向に離間して配置されている、請求項4に記載のバックル。
【請求項8】
前記ソケット(20)は、前記プラグ(10)を収容するケース部(22)を備え、
前記ケース部(22)は、
前記プラグ(10)が差し込まれる開口部(AP)と、
前記開口部(AP)から前記差込方向に切り込まれ、かつ、前記貫通孔(16A,16B)を前記ケース部(22)から前記厚み方向に露出させる1以上のスリット(SL)と、を有する、請求項4に記載のバックル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作コードにより解除操作されるバックルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、2つの被着体を着脱自在に連結するバックルとして、ソケットと、当該ソケットに差し込まれて係合するプラグとを備えるバックルが知られている。また、このようなバックルの一種として、ソケットとプラグとの係合を解除する操作のために紐状の操作コードを利用できるバックルが存在する(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示されるバックルにおいて、プラグは、被着体が取り付けられる基部と、基部から突出しかつソケットに係合可能な一対の脚部と、一対の脚部の先端部同士を連結するブリッジ部とを備え、ブリッジ部の中央部には操作コードが掛け回される。操作コードが引っ張られると、ブリッジ部が折り畳まれるように弾性変形し、一対の脚部が互いに近づくように弾性変形する。その結果、一対の脚部とソケットとの間の係合が解除され、プラグがソケットから抜去される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第8522410号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1のバックルにおいて、上述の弾性変形を行うブリッジ部の強度を高めることは困難であり、操作コードから加わる力によってブリッジ部が破損し易いという問題がある。
【0006】
本発明は、操作コードにより解除操作可能であって、かつ、強度を向上可能なバックルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本発明の一態様に係るバックルは、プラグと、前記プラグが差し込まれるソケットと、を備え、前記プラグは、被着体を取付可能な基部と、前記基部から前記プラグの差込方向に突出し、かつ、前記差込方向に直交する幅方向に対向する第1脚部および第2脚部と、前記第1脚部に対して前記ソケットに係合可能に設けられ、前記第1脚部の前記幅方向の弾性変形と共に前記ソケットから解除可能である第1係合部と、前記第2脚部に対して前記ソケットに係合可能に設けられ、前記第2脚部の前記幅方向の弾性変形と共に前記ソケットから解除可能である第2係合部と、前記第1脚部と前記第2脚部との間に配置され、操作コードがそれぞれ掛けられる第1コード掛部および第2コード掛部と、前記第1脚部と前記第1コード掛部との間を連結する第1連結部と、前記第2脚部と前記第2コード掛部との間を連結する第2連結部と、を備え、前記第1コード掛部および前記第2コード掛部は、前記差込方向および前記幅方向のそれぞれに直交する厚み方向に互いに異なる位置に配置されている。
【0008】
[2]上記[1]において、前記第1コード掛部は、前記第1連結部から前記幅方向または前記差込方向に突出しており、前記第2コード掛部は、前記第2連結部から前記幅方向または前記差込方向に突出していることが好ましい。
【0009】
[3]上記[1]または上記[2]において、前記第1コード掛部および前記第2コード掛部は、前記厚み方向にそれぞれ貫通し、かつ、前記厚み方向に互いに少なくとも部分的に重なるように配置される貫通孔有することが好ましい。
【0010】
[4]上記[3]において、前記第1コード掛部および前記第2コード掛部は、前記貫通孔が前記厚み方向に互いに重なる領域に対して、前記差込方向に面するコード当接縁部を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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