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公開番号
2025008780
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111265
出願日
2023-07-06
発明の名称
ベルト
出願人
合同会社川畑
代理人
個人
主分類
A44B
11/28 20060101AFI20250109BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】ベルト本体や衣服を傷めることなく締めることができ、また締め具合の調整ができるベルトを提供する。
【解決手段】帯状のベルト本体1と、その基端片4に設けられる受け具2と、先端片5に設けられる留め具3とを備える。受け具2は、略矩形の扁平な筒状とされ、ベルト本体1にはめ込まれて固定される。受け具2には、フック差込穴7が形成されている。ベルト本体1には、受け具2が固定される箇所に、フック差込穴7と対応してフック係合穴9が形成されている。フック係合穴9は、フック差込穴7よりもベルト本体1の基端側へ延出して形成されている。留め具3は、ベルト本体1に固定され、フック係合穴9に対し係脱可能なフック14が設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
衣服用のベルトであって、帯状のベルト本体と、前記ベルト本体の基端側に設けられる受け具と、前記ベルト本体の先端側に設けられる留め具とを備え、
前記受け具は、前記ベルト本体の長手方向の一部を幅方向に取り囲む筒状とされ、前記ベルト本体がはめ込まれて固定され、
前記受け具は、前記ベルト本体の表側に重ねられる壁体に、フック差込穴が形成されており、
前記ベルト本体には、前記受け具が固定される箇所に、前記フック差込穴と対応してフック係合穴が開けられており、
前記フック係合穴は、前記フック差込穴よりも前記ベルト本体の基端側へ延出して形成されており、
前記留め具は、前記ベルト本体に固定され、前記ベルト本体の裏側に重ねられる壁体に、前記フック係合穴に対し係脱可能なフックが設けられている
ことを特徴とするベルト。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記受け具および前記留め具は、金属から形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項3】
前記受け具は、略矩形の扁平な筒状に形成されており、
前記フックは、前記ベルト本体の裏側に重ねられる壁体から突出する第一片と、この第一片の先端部に連接された第二片とにより、略L字形状に形成されており、
前記フックの第二片が、前記フック差込穴から前記フック係合穴に差し込まれて、前記ベルト本体の基端側へ移動することで、前記受け具に前記留め具が係合される
ことを特徴とする請求項2に記載のベルト。
【請求項4】
前記受け具に複数の前記フック差込穴が形成されると共に、これに対応して、前記ベルト本体に複数の前記フック係合穴が形成されており、
各フック係合穴に係脱可能に、前記留め具に複数の前記フックが設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載のベルト。
【請求項5】
前記ベルト本体に、複数の受け具が設けられている
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のベルト。
【請求項6】
各受け具のフック差込穴と、各ベルト本体のフック係合穴とは、それぞれの一端部を揃えて配置される
ことを特徴とする請求項5に記載のベルト。
【請求項7】
前記受け具および前記留め具は、横断面が円弧状に湾曲して形成されている
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のベルト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣服用のベルトに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、ワンタッチで着脱可能なバックル付きのベルトが知られている。このベルトは、ベルト本体の一端部に雄板体(2)が設けられる一方、ベルト本体の他端部に雌板体(3)が設けられる。雄板体(2)の係合板部(6)にはフック部材(f)が設けられる一方、雌板体(3)の係合板部(11)にはフック受け穴(r)が形成されている。雌板体(3)のフック受け穴(r)に雄板体(2)のフック部材(f)を係合して、ベルトを締めることができる。雄板体(2)と雌板体(3)との間で係脱することで、ベルト本体の損傷を抑えることができる。
【0003】
しかしながら、従来技術は、雌板体に雄板体を係合させると、フック部材が雌板体の裏面側へ露出する。そのため、ベルトの着脱に伴い、フック部材が衣服(ズボン等)に擦れたり、噛み込んだりして、衣服を傷めるおそれがある。
【0004】
また、従来技術は、ベルト本体の端部にしか雌板体を設けることができず、ベルトの中途部に雌板体を設けることができない。そのため、ベルトのデザインが限られる。また、ベルトの締め具合の調整ができず、たとえば満腹時にベルトを少し緩めるといった使い方ができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-187191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、ベルト本体や衣服を傷めることなく、ベルトを締めたり外したりすることができるベルトを提供することにある。また、ベルトの端部以外にも、ベルト本体に受け具を取り付けることができるベルトを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、衣服用のベルトであって、帯状のベルト本体と、前記ベルト本体の基端側に設けられる受け具と、前記ベルト本体の先端側に設けられる留め具とを備え、前記受け具は、前記ベルト本体の長手方向の一部を幅方向に取り囲む筒状とされ、前記ベルト本体がはめ込まれて固定され、前記受け具は、前記ベルト本体の表側に重ねられる壁体に、フック差込穴が形成されており、前記ベルト本体には、前記受け具が固定される箇所に、前記フック差込穴と対応してフック係合穴が開けられており、前記フック係合穴は、前記フック差込穴よりも前記ベルト本体の基端側へ延出して形成されており、前記留め具は、前記ベルト本体に固定され、前記ベルト本体の裏側に重ねられる壁体に、前記フック係合穴に対し係脱可能なフックが設けられていることを特徴とするベルトである。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、次のような作用効果を奏するベルトとすることができる。
(a)ベルト本体に受け具と留め具とを設け、受け具に対し留め具を係脱することで、ベルトを締めたり外したりすることができる。ベルト本体に設けた受け具と留め具との間で係脱することで、ベルト本体の損傷を防止することができる。
(b)筒状の受け具にベルト本体がはめ込まれて固定される。そして、受け具には、ベルト本体の表側に重ねられる壁体にフック差込穴を形成すればよく、ベルト本体の裏側に重ねられる壁体にフック差込穴を形成する必要がない。そのため、受け具と留め具との係合時に、フックが外部へ露出せず、衣服を傷めるおそれがない。
(c)受け具の中空穴にベルト本体をはめ込んで固定するので、ベルト本体に受け具をガタつきなく固定することができる。また、所望により、ベルト本体の端部にも、あるいは中途部にも、受け具を設けることができる。
(d)受け具のフック差込穴と連続して、ベルト本体にフック係合穴が設けられる。ベルト本体に設けた穴を利用することで、厚さを抑えた構成とできる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記受け具および前記留め具は、金属から形成されていることを特徴とする請求項1に記載のベルトである。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、金属製の受け具と留め具との係脱により、ベルト本体や衣服を傷めることなく、ベルトを締めたり外したりすることができる。また、受け具と留め具の耐久性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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