TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025067272
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177140
出願日2023-10-12
発明の名称クリップ止め器具
出願人株式会社G-STARS
代理人個人,個人
主分類A44B 6/00 20060101AFI20250417BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約【課題】 スカーフやショール、ストールなどのクリップ止め器具の提供。
【解決手段】 係着部Aを備えたバンド状固定具と、係着部Bを備えた装飾部と、を有する装飾用布クリップ止め器具であって、該バンド状固定具が、上板面側を内側として長手方向を横断するようにあらかじめ湾曲して癖付けされた短冊状の薄板バネ材からなる芯材と、該芯材の上板面側に係着部Aとして配設される磁石または軟磁性体を備えた係着部材と、該芯材と該連結部材とを被覆する化粧用布帛とを有し、該化粧用布帛が該芯材および該連結部材に粘着剤により貼り合わされており、該装飾部の係着部Bが、該芯材の上板面側に備わる係着部材が磁石である場合には該磁石と引き合う磁石または軟磁性体、該芯材の上板面側に備わる連結部材が軟磁性体である場合には磁石を備えており、該装飾部が該バンド状固定具と該係着部A及び係着部Bとにおいて着脱可能に係着されるものとする。
【選択図】 図20
特許請求の範囲【請求項1】
係着部Aを備えたバンド状固定具と、係着部Bを備えた装飾部と、を有する装飾用布クリップ止め器具であって、
該バンド状固定具が、上板面側を内側として長手方向を横断するようにあらかじめ湾曲して癖付けされた短冊状の薄板バネ材からなる芯材と、該芯材の上板面側に係着部Aとして配設される磁石または軟磁性体を備えた係着部材と、該芯材と該連結部材とを被覆する化粧用布帛とを有し、該化粧用布帛が該芯材および該連結部材に粘着剤により貼り合わされており、
該装飾部の係着部Bが、該芯材の上板面側に備わる係着部材が磁石である場合には該磁石と引き合う磁石または軟磁性体、該芯材の上板面側に備わる連結部材が軟磁性体である場合には磁石を備えたを備えた係着部材を備えており、
該装飾部が該バンド状固定具と該係着部A及び係着部Bとにおいて着脱可能に係着される、装飾用布クリップ止め器具。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記短冊状の薄板バネ材からなる芯材が金属製または樹脂製である、請求項1に記載の装飾用布クリップ止め器具。
【請求項3】
前記短冊状の薄板バネ材からなる芯材が、樹脂フィルムで被覆されたものである、請求項1に記載の装飾用布クリップ止め器具。
【請求項4】
前記磁石が金属ホルダで覆われている、請求項1に記載の装飾用布クリップ止め器具。
【請求項5】
前記化粧用布帛が伸縮性を有する化粧用布帛である、請求項1に記載の装飾用布クリップ止め器具。
【請求項6】
前記装飾部が、宝石および/または装身具が備わるものである、請求項1に記載の装飾用布クリップ止め器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スカーフやショール、ストールなどの装飾用布のクリップ止め器具に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
スカーフやショール、ストールなどの装飾用布は、首、肩、腰などに巻き付けて使用される。これら装飾用布は、巻き付けるだけでは所望の位置に保持することができず、装飾用布としての効果を十分に発揮させることができなくなる。そこで、それら装飾用布を所望の位置に保持するための工夫として、装飾用布を束ねたり端部を固定するなどして任意の位置に保持するための器具を用いること提案されている。
【0003】
たとえば、スカーフの両端部を挿通する挿通孔が形成された布地創通用伸縮性緊縮部材を装飾体の背面に設けたリング状保持具が提案されている(特許文献1を参照。)。
【0004】
上記特許文献1で提案のものはリング状の伸縮性緊縮部材によりスカーフが保持されるものの、固定状況が甘く、スカーフの両端部を引っ張ると伸縮性の素材が伸びてスカーフがさらに引っ張られるため、結果として装着者の首部が締まることで余裕がなくなり、装着時の快適性や安全性に懸念が生じるという問題があった。
【0005】
そこで、バンダナやスカーフの両端部を挿通させるための挿通孔を形成し、周囲方向の一部を分断して略C字型に形成した柔軟性を有する軟質部材からなるリング状部材からなる装飾用布保持具が提案されている(特許文献2を参照。)。
【0006】
上記特許文献2で提案のものは、スカーフがリング状部材に保持された状態でスカーフ両端部が互いに離れる方向に引っ張られた場合には、リング状部材が分断箇所から径方向に押し拡げられて、スカーフが外れるため、装着時の快適性や安全性は確保されるものとなっている。しかしながら、リング状部材が分断箇所から径方向に押し拡げられル結果、保持具の形状が変形してしまうため、保持具の寿命が短く、さらなる工夫が求められるものであった。
【0007】
そこで別の工夫として、スカーフに巻回可能な帯状の留め具本体と、この留め具本体の一の端部に付設される係止部と、この留め具本体の他の端部に形成され上記係止部に係脱可能な被係止部と、この留め具本体のスカーフとの当接側面に配設される滑止部とを備え、上記留め具本体が、弾性復元力を有し、外力が作用しない状態において平板状であるスカーフ留め具が提案されている(特許文献3を参照。)。
【0008】
上記特許文献3で提案のものは、留め具本体が弾性復元することから保持具の寿命が長いものとなっている。しかしながら、被係止部に係止するための留め具本体の端部に形成された鉤状の係止部を有するものとするために構造が複雑化する。また、鉤状の係止部を固定する被係止部の穴が複数見えるため、装飾性の高いデザインを創出するためには工夫を要するものとなっている。さらに、装飾性の高いスカーフなどの布生地に鉤状の係止部が触れて生地が傷みやすくなるという懸念が生じるものであり、改善が求めらるものであった。
【0009】
また、上記特許文献1~3で提案のものは、スカーフの保持具の形状が固定されており、スカーフなどの装飾用布を付け替える際には、保持具の装飾性が布の装飾性と合致する形状のものをそれぞれ用意しなければならず、汎用性に欠けるものであった。
【0010】
そこで、さらに、留め具の本体には布体と面接触し該布体を一方向又は異なる方向へ案内して挿通する略半円、略三角、若しくは略コの字形状に一部が連通して開口した挿通部と、該挿通部に挿通された布体の挿通方向を変えて前記布体を引き抜くために穿設された穴である引抜部を少なくとも1以上有する布体留め具が提案されている(特許文献4を参照。)。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
装飾体
5か月前
個人
名札留め
2か月前
個人
装身具用留具
8か月前
個人
装飾具
7か月前
個人
ネイルアクセサリー
3か月前
個人
スナップファスナー
5日前
個人
名札の取付構造
5か月前
合同会社川畑
ベルト
3か月前
個人
パンツ用裾止めバンド
12か月前
個人
爪装着具および爪装身具
29日前
モリト株式会社
バックル
5日前
個人
荷物運搬軽減補助バックル
26日前
個人
静電誘導式滑り止め対策指輪
11か月前
個人
身の回り品の係止構造
5か月前
株式会社セベル・ピコ
イヤリング
3か月前
株式会社クロスフォー
装身具
8か月前
個人
アクセサリの連結具セット
9か月前
個人
留め具
9か月前
個人
縫わずにプッチンと取付けるボタン
1か月前
株式会社美創
装身具の部品及び装身具
11か月前
株式会社B.L.S.
固定構造および宝飾品
1か月前
株式会社秋山製作所
留め具
11か月前
株式会社三鷹ホールディングス
ピアス用穿孔器
6か月前
株式会社クロスフォー
宝石支持体および装飾具
5か月前
高笙工業有限公司
ロープ締付装置
5か月前
アイティーボタン株式会社
ボタン
4か月前
サンコー株式会社
ベルトの緩み防止機構
12か月前
YKK株式会社
スライダー
12日前
個人
宝飾箱
11か月前
株式会社G-STARS
クリップ止め器具
12日前
川北商店株式会社
がま口の金具装着用挟み止め具
2か月前
大日本除蟲菊株式会社
網戸用面ファスナー
9か月前
丸山金属工業株式会社
雌ホック用のリング状樹脂バネ
10か月前
カシオ計算機株式会社
バンド付装置および時計
7か月前
YKK株式会社
バックル
27日前
日本精密株式会社
バンド
12日前
続きを見る