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公開番号
2024126756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035362
出願日
2023-03-08
発明の名称
装飾具
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A44C
17/02 20060101AFI20240912BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】
本発明は、一見一般的なジュエリーにみえるが、そのジュエリーに光を当てるとその反射光によるメッセージの演出ができ、そのメッセージによって思いを伝えることが可能となる装飾具の提供を課題とするものである。
【解決手段】
本発明は、光を反射させる複数の反射体と、該反射体を装着させるための基台とから成る装飾具であって、前記反射体は、光源からの光をそれぞれ所定の位置へ反射させるための反射角となるように前記基台に止着されている構成を採用した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光を反射させる複数の反射体(10)と、該反射体(10)を装着させるための基台(20)とから成る装飾具であって、
前記反射体(10)は、光源(K)からの光(L)をそれぞれ所定の位置へ反射させるための反射角(H)となるように前記基台(20)に止着されていることを特徴とする装飾具(1)。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記反射体(10)がダイヤモンド(11)であることを特徴とする請求項1に記載の装飾具(1)。
【請求項3】
前記反射体(10)が天然石(12)及び人口石(13)の何れか若しくはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載の装飾具(1)。
【請求項4】
前記反射体(10)に照射する前記光源(K)からの光(L)の入射角(N)を変更することで異なる複数の文字または図形を描き出すことを特徴とする請求項1に記載の装飾具(1)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、装飾具に関し、詳しくは、光源からの光の反射を利用して、贈る相手に幻想的な光のメッセージを伝えることを可能とした装飾具の技術に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
世の中の風潮として、感謝や特別な思いを伝えたい記念日などに贈るプレゼントは、貴金属や宝石を使ったアクセサリーを贈ることが一般的となっている。それは、美しい輝きを放つものは特に女性に好まれるものであって、誕生日、婚約時、結婚時など想いを伝えるときに良く利用される。また、アクセサリーの材質が金属や宝石で出来ていることで劣化が少なく、長きにわたりその記念の証として残されるという事も大きな理由の一つといえる。
【0003】
プレゼントをする際に、贈る人へメッセージを添えたり、言葉で想いを伝えたりすることは、より強い印象で相手を喜ばせるサプライズとなる。しかしながら、言葉は記憶の中に薄れていき忘れ去られてしまうことが多い。他方で、婚約指輪や結婚指輪などには、それぞれのネームやイニシャル、記念の日付などが消えないように指輪の内側などに刻むということも一般的になっている。しかし、指輪などに刻みきれない伝えたい想いをサプライズ的な効果を伴って相手に伝えられる技術的手段があれば好適である。
【0004】
また、人と人の付き合いは良い時ばかりとは言えず、性格の違いや誤解などからお互いの気持ちが離れてしまうなどといったこともあり、その結果修復が不可能となって、離婚や破局などといった残念な結果に終わる場合も少なくない。離婚率が高まる近年おいて、婚約や結婚の際の想いを忘れないためにも、その時に交わした誓いやメッセージを時が経過した後に何度も繰り返し再現できるような方法が求められているといえる。
【0005】
このような現状に鑑み、従来からも種々の技術提案がなされている。発明の名称を「光放出性宝飾品」とし、解決しようとする課題を「光放出性宝飾品を提供する。」とするもので、具体的な解決手段を「光放出性宝飾品は、宝石、ヘッド部分および取付部分を含む。ヘッド部分は、宝石を取付部分と相互に接続するように構成される。取付部分は、光放出性宝飾品を人または個人的装身具に固定するように配置される。」としたものである。しかしながら、係る技術は、宝石自体に光源を備えて光を照射する構成を採用しており、本願発明のように反射光を利用するものではない点で相違する。
【0006】
また、発明の名称を発明の名称を「光アート宝飾品」とし、解決しようとする課題を「光照射によって宝石材の色が変化することを可能とし、これによって宝飾品に自発光的に光り輝くという付加価値を付与する。」とするもので、具体的な解決手段を「有色の透明性ある宝石材、無色透明な宝石材それぞれと、これら宝石材に対し近紫外光線を照射することで当該宝石材の原色とは異なった色に発光可能としたり、当該無色透明の宝石材を有色発光可能としたりするよう近紫外線を有効放射する蛍光ランプ具とを備える。宝石材は、ハート形、クローバ形、スペード形、星形等の外形状を有する18金、ホワイトゴールド、プラチナ等の貴金属製のアクセサリー基材に、モザイク状に付設したダイヤモンド、ピンクサファイヤであるものとする。」としたものである。しかしながら、係る技術も光源に利用するランプが近紫外線ランプを照射するものであり、そのような特殊な光源を用いる必要が無い本発明とはその構成を異にするものである。
【0007】
また、発明の名称を「自然光の下ではダイヤモンドの透明な輝きを放ち紫外線ライトの下では青紫色に輝く天然蛍光ダイヤモンドの特殊効果と自然光の下ではダイヤモンドの透明な輝きを放ち紫外線ライトの下では」とし、解決しようとする目的を「異なる色の輝きとシークレットタイプ文字及び図形を発する天然蛍光ダイヤモンドの装飾品を提供する。」とするもので、具体的な解決手段を「天然蛍光ダイヤモンドの装飾品は、装飾品台と、装飾品台上に嵌合し定位させる複数の天然蛍光ダイヤモンドと、装飾品台上に嵌合し定位させる複数の天然非蛍光ダイヤモンドとを備える。その内、それぞれの天然蛍光ダイヤモンドと天然非蛍光ダイヤモンドは多面体形状をなし、しかも屈折作用を備える光透過体である。上述の構成により、装飾品が紫外線の照射を受けると、装飾品台に嵌合定位された天然蛍光ダイヤモンドは、青紫色の光を放ち、その上に嵌合定位された複数の天然非蛍光ダイヤモンド間に発せられる光とは、明らかな差が生じる。」というものである。係る技術は、予定した文字を創出される点で本発明と共通する。しかしながら、係る発明は天然蛍光ダイヤモンドと天然非蛍光ダイヤモンドとがそれぞれ紫外線の照射を受けることによって天然蛍光ダイヤモンドと天然非蛍光ダイヤモンドの特性の違いから青紫色の光を放つ天然蛍光ダイヤモンドの配置によりその天然蛍光ダイヤモンドが予定して配置されたデザインを出現させるものに対し、本願発明は角度を調整して反射する光の照射により文字等を浮かび上がらせる構成を採用している点で相違するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2017-144243号
実登3109499号
実登3172937号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、一見すると、一般的なジュエリー等に見えるが、そのジュエリーに光を当てるとその反射光によるメッセージの演出ができ、係る演出によって思いを伝えることが可能となる装飾具の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、光を反射させる複数の反射体と、該反射体を装着させるための基台とから成る装飾具であって、前記反射体は、光源からの光をそれぞれ所定の位置へ反射させるための反射角となるように前記基台に止着されている構成を採用する。
(【0011】以降は省略されています)
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