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公開番号
2025080391
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193501
出願日
2023-11-14
発明の名称
記録装置および記録方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250519BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】搬送ベルトの搬送性低下の抑制と、生産性の向上とを両立させる記録装置および記録方法を提供すること。
【解決手段】記録装置100は、布帛Pにインクを付着させて、布帛Pに画像を記録し、表面に粘着層33aを有し、布帛Pを搬送方向へ搬送する搬送ベルト33と、搬送方向と交差する搬送ベルト幅方向に移動し、布帛Pに対してインクおよび機能性液体を吐出する記録部61と、記録装置100を制御する制御部1と、を備え、制御部1は、記録部61に対して、搬送ベルト幅方向において、搬送ベルト33上の布帛Pが位置していない領域91,92へインクを予備吐出させ、搬送ベルト33以外の領域へ機能性液体を予備吐出させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
布帛にインクを付着させて、前記布帛に画像を記録する記録装置であって、
前記記録装置は、
表面に粘着層を有し、前記布帛を搬送方向へ搬送する搬送ベルトと、
前記搬送方向と交差する搬送ベルト幅方向に移動し、前記布帛に対して前記インクおよび機能性液体を吐出する記録部と、
前記記録装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記記録部に対して、前記搬送ベルト幅方向において、前記搬送ベルト上の前記布帛が位置していない領域へ前記インクを予備吐出させ、前記搬送ベルト以外の領域へ前記機能性液体を予備吐出させる記録装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記機能性液体は、ソフナーまたは前処理液である、請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記搬送ベルト以外の前記領域に設けられ、予備吐出された前記機能性液体を回収する回収部を備え、
前記回収部は、前記ソフナーおよび前記前処理液を個別に回収する、請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記搬送ベルト幅方向から見たとき、前記インクが予備吐出される前記搬送ベルト上の前記領域と、前記機能性液体が予備吐出される前記搬送ベルト以外の前記領域とは重なる、請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
前記搬送ベルト幅方向において、前記インクが予備吐出される前記搬送ベルト上の前記領域は、前記機能性液体が予備吐出される前記搬送ベルト以外の前記領域と、前記搬送ベルト上の前記布帛が搬送される領域との間に位置する、請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記搬送ベルト幅方向において、前記インクが予備吐出される前記領域の配置は、前記布帛の寸法に応じて変更される、請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
布帛にインクを付着させて、前記布帛に画像を記録する記録装置の記録方法であって、
前記記録装置は、
表面に粘着層を有し、前記布帛を搬送方向へ搬送する搬送ベルトと、
前記搬送方向と交差する搬送ベルト幅方向に移動し、前記布帛に対して前記インクおよび機能性液体を吐出する記録部と、
前記記録装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記記録部に対して、前記搬送ベルト幅方向において、前記搬送ベルト上の前記布帛が位置していない領域へ前記インクを予備吐出させ、前記搬送ベルト以外の領域へ前記機能性液体を予備吐出させる記録方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置および記録方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、記録媒体を搬送ベルトによって搬送する記録装置が知られていた。例えば、特許文献1には、搬送ベルト表面の特定の領域に予備吐出を行う液体吐出装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-206986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、粘着層を有する搬送ベルトを用いると、搬送ベルトの搬送性が低下し易くなるという課題があった。詳しくは、記録媒体として布帛などを用いる場合に、搬送ベルト表面の粘着層の粘着性によって布帛を搬送することがある。前処理液などの機能性液体を搬送ベルト上に予備吐出すると、機能性液体と粘着層とが反応して粘着性が低下し易くなり、搬送ベルトの搬送性が低下するおそれがあった。
【0005】
また、シリアルプリンターでは、インクおよび機能性液体の全てを搬送ベルト以外の領域へ予備吐出すると、記録ヘッドの移動距離が長くなって生産性を向上させることが難しかった。すなわち、粘着層を有する搬送ベルトを備える記録装置において、搬送ベルトの搬送性低下の抑制と、生産性の向上とを両立させる記録装置が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
記録装置は、布帛にインクを付着させて、前記布帛に画像を記録する記録装置であって、前記記録装置は、表面に粘着層を有し、前記布帛を搬送方向へ搬送する搬送ベルトと、前記搬送方向と交差する搬送ベルト幅方向に移動し、前記布帛に対して前記インクおよび機能性液体を吐出する記録部と、前記記録装置を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記記録部に対して、前記搬送ベルト幅方向において、前記搬送ベルト上の前記布帛が位置していない領域へ前記インクを予備吐出させ、前記搬送ベルト以外の領域へ前記機能性液体を予備吐出させる。
【0007】
記録方法は、布帛にインクを付着させて、前記布帛に画像を記録する記録装置の記録方法であって、前記記録装置は、表面に粘着層を有し、前記布帛を搬送方向へ搬送する搬送ベルトと、前記搬送方向と交差する搬送ベルト幅方向に移動し、前記布帛に対して前記インクおよび機能性液体を吐出する記録部と、前記記録装置を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記記録部に対して、前記搬送ベルト幅方向において、前記搬送ベルト上の前記布帛が位置していない領域へ前記インクを予備吐出させ、前記搬送ベルト以外の領域へ前記機能性液体を予備吐出させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る記録装置の構成を示す模式図。
搬送ベルトおよび回収部などの配置を示す平面図。
搬送ベルトおよび回収部などの配置を示す拡大平面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に述べる実施の形態では、布帛のインクジェット捺染に用いる記録装置および該記録装置の記録方法を例示し、図面を参照して説明する。なお、本発明の記録装置および記録方法の用途は捺染に限定されない。
【0010】
本発明の記録方法は、記録装置においてインクおよび機能性液体を予備吐出する領域に関するものである。本発明の記録装置には、以下に述べる記録方法の他は、公知の記録方法が適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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