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公開番号2025079519
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192243
出願日2023-11-10
発明の名称エレベーターの制御装置
出願人三菱電機ビルソリューションズ株式会社,三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類B66B 1/14 20060101AFI20250515BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】通常運転時の十分なサービス品質を保ちながら、非常時からの早期復旧の可能性を高められるエレベーターの制御装置を提供する。
【解決手段】エレベーター1の制御装置は、設定部16を備える。設定部16は、通常運転時における待機状態を設定する。待機状態は、少なくとも1つのかご7の待機位置の情報を含む。設定部16は、通常運転時についての第1条件および非常時についての第2条件の両方に基づいて、待機状態を設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
昇降路において上下方向に各々が走行して呼びへの応答を行う1つ以上のかごを含むエレベーターの制御装置であり、
前記1つ以上のかごのうち少なくとも1つのかごの待機位置を含む通常運転時における前記エレベーターの待機状態を、通常運転時についての第1条件および非常時についての第2条件の両方に基づいて設定する設定部
を備える、制御装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第1条件は、前記エレベーターの運行効率を高めるように設定される条件を含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第1条件は、前記エレベーターのエネルギー消費を抑えるように設定される条件を含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第2条件は、非常時として地震発生時における前記エレベーターの被害リスクを抑えるように設定される条件を含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第2条件は、非常時として強風発生時における前記エレベーターの被害リスクを抑えるように設定される条件を含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第2条件は、非常時として水害発生時における前記エレベーターの被害リスクを抑えるように設定される条件を含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記設定部は、前記待機位置として、前記1つ以上のかごの各々についての待機階を設定する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記エレベーターは、前記1つ以上のかごとして複数のかごを含み、
前記設定部は、前記待機状態として、前記複数のかごについての待機階の配分を設定する、
請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記設定部は、時間に応じて前記待機状態を変化させる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
前記エレベーターが非常時となる状況の発生リスクを評価する評価部
を備え、
前記設定部は、前記評価部が評価した前記発生リスクに応じて前記待機状態を変化させる、
請求項1に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エレベーターの制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、エレベーターの制御装置の例を開示する。制御装置は、隣接する所定階層毎の登録数の和を演算する。制御装置は、この演算による登録数の最も多い階層の最上階を待機階として設定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-169649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の制御装置は、運行効率などのエレベーターの通常運転時のサービス品質を考慮して、待機階を設定する。一方、地震などの非常時におけるエレベーターへの影響は考慮されていないため、エレベーターの被害状況などによっては、早期復旧が難しくなる可能性がある。
【0005】
本開示は、このような課題の解決に係るものである。本開示は、通常運転時の十分なサービス品質を保ちながら、非常時からの早期復旧の可能性を高められるエレベーターの制御装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る制御装置は、昇降路において上下方向に各々が走行して呼びへの応答を行う1つ以上のかごを含むエレベーターの制御装置であり、前記1つ以上のかごのうち少なくとも1つのかごの待機位置を含む通常運転時における前記エレベーターの待機状態を、通常運転時についての第1条件および非常時についての第2条件の両方に基づいて設定する設定部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るエレベーターの制御装置によれば、通常運転時の十分なサービス品質を保ちながら、非常時からの早期復旧の可能性を高められる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係るエレベーターの構成図である。
実施の形態1に係るエレベーターの制御装置による待機状態の設定の例を示す図である。
実施の形態1に係るエレベーターの制御装置による重みの更新の例を示す図である。
実施の形態1に係るエレベーターの制御装置による重みの更新の他の例を示す図である。
実施の形態1に係るエレベーターの制御装置が設定する待機状態の例を示す図である。
実施の形態1に係るエレベーターの制御装置が設定する待機状態の例を示す図である。
実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作の例を示すフローチャートである。
実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の主要部のハードウェア構成図である。
実施の形態2に係るエレベーターの構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の対象を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。なお、本開示の対象は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態の任意の構成要素の変形、または実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベーター1の構成図である。
(【0011】以降は省略されています)

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