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公開番号
2025079032
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191428
出願日
2023-11-09
発明の名称
物品の製造方法及び製造装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B29C
45/13 20060101AFI20250514BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】射出成形機において中間型から成形品を取り出すことができる物品の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】射出成形機における中間型に、成形品の取り出し機構を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第一金型と中間型とで成型を行う第一成型工程と、
前記中間型を回転させる回転工程と、
第二金型と前記中間型とで成型を行う第二成型工程と、
を有した物品の製造方法であって、
前記第一成型工程において成型された成形品を前記中間型から取り出す中間取り出し工程を有することを特徴とする物品の製造方法。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第一成型工程および前記第二成型工程は、それぞれ、
前記第二金型と前記中間型とが、型移動方向に沿って移動することで型締めを行う型締め工程と、
前記第二金型と前記中間型とが、型移動方向に沿って移動することで型開きを行う型開き工程と、
を有し、
前記回転工程では、前記型移動方向と直交する回転軸を中心に前記中間型が回転する請求項1に記載の物品の製造方法。
【請求項3】
前記第一成型工程の前に、
前記第一金型と前記第二金型とを、前記中間型を挟んで配置する工程と、
前記第二金型と前記中間型とを、前記第一金型と前記第二金型と前記中間型に対して同一の方向に設けられ、前記型移動方向に延在する支持部材で支持する工程と、を更に有する請求項2に記載の物品の製造方法。
【請求項4】
前記回転工程では、前記中間型を、前記中間型が支持される支持面に垂直な軸を中心に回転させる請求項3に記載の物品の製造方法。
【請求項5】
前記回転工程では、前記中間型を90°毎に回転させる請求項1に記載の物品の製造方法。
【請求項6】
前記中間取り出し工程では、前記回転軸の軸方向に昇降装置を昇降させることで、前記中間型から成型された成形品を取り出す請求項4に記載の物品の製造方法。
【請求項7】
前記昇降装置により、前記中間型が備えるエジェクトロッドと当接して前記エジェクトロッドを昇降させる請求項6に記載の物品の製造方法。
【請求項8】
前記エジェクトロッドの昇降により、傾斜部を有し前記中間型に設けられたカムプレートを移動させる請求項7に記載の物品の製造方法。
【請求項9】
前記カムプレートの前記傾斜部をエジェクトプレートが移動することでエジェクトピンが前記型移動方向に移動して前記成形品を突き出す請求項8に記載の物品の製造方法。
【請求項10】
前記中間取り出し工程では、前記昇降装置の昇降動作は、複数の異なる位置で停止する請求項6に従記載の物品の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の製造方法及び製造装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、射出成形機における第一金型と第二金型との間に回転可能な中間型を設け、第一型と中間型とで一次成型を行って成形品を形成する。その後、成形品を中間型に残して中間型を180°回転し、第二金型と中間型とで二次成型を行った後、第二金型から成形品を取り出す方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-230345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製品によっては、一次成型が終了し型開き後、中間型に残った成形品を取り出したい場合がある。しかし、特許文献1の方法では、型開き時に中間型に残った成形品を取り出すことはできない。
【0005】
よって本発明は、射出成形機において中間型から成形品を取り出すことができる物品の製造方法及び製造装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのため本発明の物品の製造方法は、第一金型と中間型とで成型を行う第一成型工程と、前記中間型を回転させる回転工程と、第二金型と前記中間型とで成型を行う第二成型工程と、を有した物品の製造方法であって、前記中間型から成型された成形品を取り出す中間取り出し工程を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、射出成形機において中間型から成形品を取り出すことができる物品の製造方法及び製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
射出成型装置の概要を示した図である。
従来のエジェクト装置と、射出成型装置とを示した構成図である。
下方に昇降装置を配置した射出成型装置を示した図である。
中間型と中間型の下方に設けた昇降装置を示した図である。
昇降装置における突き出し動作を示した図である。
射出成型装置における中間型と昇降装置との接続状態を示す図である。
第二工程および第三工程の第一成形品と第二成形品とを示した図である。
中間型における各面の任意の場所の成形品を取り出す例を示した図である。
インクジェットプリンタを示した全体図である。
液体収納容器を示した図である。
接続部材の製造方法を示す図である。
第一成形品と、第二成形品と、第三成形品とを示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本実施形態における射出成型装置100の概要を示した図である。射出成型装置100は、固定盤1に取付けられた第一金型3と、可動盤2に取付けられた第二金型4とを備える。第二金型4はX方向(型移動方向)に移動可能に構成される。更に射出成型装置100は、第一金型3と第二金型4との間においてLMガイドに設けられ、第二金型4の移動方向であるX方向と直交するZ方向の軸を回転軸として回転可能に構成された中間型6とを備える。更に、射出成型装置100は、第一金型3用の射出ユニット7と第二金型4用の射出ユニット8とを備える。LMガイド(支持部材)はX方向に延在し、第二金型4と中間型6とを支持する。中間型6はLMガイドの支持面に垂直な軸を中心に回転する。
(【0011】以降は省略されています)
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