TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025078853
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2025037976,2023079218
出願日
2025-03-11,2017-06-20
発明の名称
雨水排水装置および雨水排水システム、屋根、建物、管
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
E04D
13/08 20060101AFI20250513BHJP(建築物)
要約
【課題】配水管内において効果的にサイフォン現象を発生させるとともに、サイフォン現象の発生を阻害する要因を排除して、効率よく雨水を排水することが可能な雨水排水装置を提供する。
【解決手段】雨水排水装置10は、ベース部11と、蓋部12と、複数の整流フィン13とを備えている。ベース部11は、底面11aと、底面11aの略中心に雨水を落下させる落とし口11bとを有し、落とし口11bがルーフドレン21に接続される。蓋部12は、ベース部11の落とし口11bの上方に、底面11aから所定の隙間をあけて配置されている。複数の整流フィン13は、ベース部11の底面における外周側に配置されており、落とし口11bに流入する雨水の流れを整え、落とし口11bに対向する蓋部12の面に内接する仮想円の径方向に沿って配置され、その外周端部が蓋部12の外縁から突出している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
雨水を集めて排水管から排水させる雨水排水装置であって、
底面と前記排水管に接続される落とし口とを有するベース部と、
前記落とし口に対向し、前記底面から所定の隙間をあけて配置された蓋部と、
を備え、
前記隙間の大きさh、前記落とし口の内径aとすると、以下の関係式(1)を満たし、
前記隙間の大きさhが20mm以上、40mm以下であって、
前記蓋部の直径bが190mm以上、300mm以下である、
雨水排水装置。
0.22≦h/a≦0.37 ・・・・・(1)
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記ベース部の底面における外周側に配置され、前記落とし口を中心に等角度間隔で配置される複数のフィンを有する、
請求項1に記載の雨水排水装置。
【請求項3】
前記蓋部の面に内接する仮想円の径方向に沿って配置され、
前記フィンの外周端部が前記蓋部の外縁から突出している、
請求項2に記載の雨水排水装置。
【請求項4】
前記蓋部が円形の板状である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の雨水排水装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の雨水排水装置と、
前記雨水排水装置に接続される集水管と、
前記集水管に接続される排水口と、
を備えている雨水排水システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、雨水を集めて排水する雨水排水装置および雨水排水システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、集中豪雨の頻度が増加していることに伴って、建物の屋根雨水を効率よく排水するために、雨水配管が大型化してきている。
【0003】
これに対して、サイフォン現象を用いることで、雨水配管の小口径化と雨水立て管本数の削減を可能とする雨水排除手段が用いられている。
【0004】
例えば、特許文献1には、大雨のときにサイフォン作用によって大量の雨水を極めて効率よく排水でき、コストアップや家屋の外観を損なうことがないサイフォン式雨水排水装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-308399号公報(特許第4130616号公報)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の雨水排水装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された雨水排水装置では、軒先に取り付けられた集水管の底部に、家屋の外壁材に沿って縦方向に配設された3~13cm2の開口面積を有するサイフォン管の上端が接続されている。
【0007】
このような構成により、サイフォン作用によって効率よく雨水の排水を行うことができるものの、サイフォン管への雨水の流入の仕方によっては、配管の内部において満流状態を形成することができなかったり、配管の内部に渦状に流入した雨水の中心に空気柱が形成されてしまったりして、排水の効率を低下させてしまうおそれがある。
【0008】
本発明の課題は、排水管内において効果的にサイフォン現象を発生させるとともに、サイフォン現象の発生を阻害する要因を排除して、効率よく雨水を排水することが可能な雨水排水装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の発明に係る雨水排水装置は、雨水を集めて排水管から排水する雨水排水装置であって、ベース部と、蓋部と、を備えている。ベース部は、底面と前記排水管に接続される落とし口とを有する。蓋部は、落とし口に対向し、前記底面から所定の隙間をあけて配置されている。隙間の大きさh、前記落とし口の内径aとすると、以下の関係式(1)を満たし、隙間の大きさhが20mm以上である。
0.22≦h/a≦0.37 ・・・・・(1)
【0010】
第2の発明に係る雨水排水装置は、第1の発明に係る雨水排水装置であって、ベース部の底面における外周側に配置され、落とし口を中心に等角度間隔で配置される複数のフィンを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
住宅
1か月前
個人
キャチクランプ
13日前
個人
水害と共にある家
20日前
個人
地中収納型止水板
2か月前
個人
津波と共にある漁港
20日前
個人
パーティション
20日前
個人
地滑りと共にある山荘
20日前
個人
柱と壁の木造連結構造
2か月前
GHL株式会社
建物
1か月前
積水樹脂株式会社
フェンス
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
大成建設株式会社
合成柱
25日前
ミサワホーム株式会社
躯体
6日前
大成建設株式会社
防音建屋
2か月前
鹿島建設株式会社
補強構造
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
19日前
鹿島建設株式会社
制震架構
2か月前
個人
ペグ
10日前
個人
簡易テント係合固定具
2か月前
個人
ツリー型太陽光発電システム
2か月前
株式会社竹中工務店
建物構造
11日前
株式会社オカムラ
パネル装置
2か月前
文化シヤッター株式会社
階段
2か月前
鹿島建設株式会社
外断熱構造
1か月前
文化シヤッター株式会社
階段
1か月前
三協立山株式会社
パネル構造体
2か月前
株式会社大林組
制振構造
1か月前
株式会社カネカ
屋根構造
1か月前
株式会社カネカ
屋根構造
1か月前
積水ハウス株式会社
手摺
2か月前
株式会社カネカ
屋根構造
1か月前
株式会社オカムラ
什器システム
2か月前
続きを見る
他の特許を見る