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公開番号
2025076891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188832
出願日
2023-11-02
発明の名称
コンクリート打設装置及びコンクリートポンプ工法
出願人
東洋建設株式会社
代理人
弁理士法人はなぶさ特許商標事務所
主分類
E04G
21/04 20060101AFI20250509BHJP(建築物)
要約
【課題】ブーム先端に残留するコンクリートがブーム装置の移動時に落下して先端ホースの吐出口から流出するのを抑止することが可能なコンクリート打設装置、及び該コンクリート打設装置を用いたコンクリートポンプ工法を提供する。
【解決手段】板バネを重ねて形成した一対のアーム31,31によって先端ホース11のホース部15の扁平部17を挟圧したので、ブーム先端に残留したコンクリートの、ブーム装置1の移動時の落下を、一対のアーム31,31の挟圧部(加圧部32,32)で塞き止めることが可能であり、ブーム先端から落下したコンクリートが先端ホース11のの吐出口18から流出するのを抑止することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリートポンプ工法に用いられるコンクリート打設装置であって、
ブーム先端に連結される先端ホースと、前記ブーム先端に残留したコンクリートが落下して前記先端ホースの吐出口から流出するのを抑止する抑止手段と、を備え、
前記先端ホースは、弾性材料からなる層を有するホース部と、前記ブーム先端に連結するための円筒状の連結金具と、を有し、
前記抑止手段は、前記連結金具の一軸平面を対称面として対称に配置され、一端部が前記連結金具に固定され、他端部が協働して前記ホース部を挟圧する一対のアームを有する、ことを特徴とするコンクリート打設装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコンクリート打設装置であって、
前記アームは、単数の板バネ又は重ねられた複数の板バネによって構成される、ことを特徴とするコンクリート打設装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のコンクリート打設装置であって、
前記ホース部は、扁平に形成された断面を有する、ことを特徴とするコンクリート打設装置。
【請求項4】
請求項1に記載のコンクリート打設装置であって、
前記連結金具は、前記ホース部の一端部に挿入される雄ネジ部と、前記雄ネジ部の外周に設けられ、前記雄ネジ部との間で前記ホース部を挟持するスリーブと、を有し、
前記抑止手段は、前記スリーブの外周に突設され、前記アームを固定するボルトを有する、ことを特徴とするコンクリート打設装置。
【請求項5】
請求項1に記載のコンクリート打設装置を用いて、水中にコンクリートを打設する、ことを特徴とするコンクリートポンプ工法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート打設装置、及び該コンクリート打設装置を用いたコンクリートポンプ工法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コンクリートポンプ車20のブーム21の先端にドッキングホース30を介して連結される耐摩耗ホース10が開示されている。この耐摩耗ホース10(以下「先端ホース」と称する)は、連結金具12に固定される片側部分を除いて扁平な筒状に形成されており、先端ホース内を落下するコンクリートにブレーキを掛ける制動効果によって、コンクリート落下時の骨材の分離を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6315327号公報
登録実用新案第3220209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、コンクリートポンプ工法では、ブーム先端(ドッキングホース、テーパ管等)に残留するコンクリートがブーム装置の移動時に落下し、落下したコンクリートが先端ホースの吐出口から流出することがある。例えば、水中打設に適用する場合、先端ホースから流出したコンクリートが水を汚染したり、既に打設されたコンクリート上に先端ホースから流出したコンクリートが落下してコンクリートの品質を低下させる虞がある。
【0005】
そこで、特許文献2には、圧送管の先端に設けられたコンクリートの吐出口を開閉させる排出バルブを備えたコンクリート打設装置が開示されている。しかし、特許文献2に記載のコンクリート打設装置は、吐出口先端に排出バルブを備えるため、狭隘な型枠内に挿入することが困難になる虞がある。
【0006】
本発明は、ブーム先端に残留するコンクリートが、ブーム装置の移動時に落下して先端ホースの吐出口から流出するのを抑止することが可能なコンクリート打設装置、及び該コンクリート打設装置を用いたコンクリートポンプ工法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のコンクリート打設装置は、コンクリートポンプ工法に用いられるコンクリート打設装置であって、ブーム先端に連結される先端ホースと、前記ブーム先端に残留したコンクリートが落下して前記先端ホースの吐出口から流出するのを抑止する抑止手段と、を備え、前記先端ホースは、弾性材料からなる層を有するホース部と、前記ブーム先端に連結するための円筒状の連結金具と、を有し、前記抑止手段は、前記連結金具の一軸平面を対称面として対称に配置され、一端部が前記連結金具に固定され、他端部が協働して前記ホース部を挟圧する一対のアームを有することを特徴とする。
本発明のコンクリートポンプ工法は、前記コンクリート打設装置を用いて、水中にコンクリートを打設することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ブーム先端に残留するコンクリートが、ブーム装置の移動時に落下して先端ホースの吐出口から流出するのを抑止することが可能なコンクリート打設装置、及び該コンクリート打設装置を用いたコンクリートポンプ工法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の説明図であって、ブーム先端を示す図である。
本実施形態の説明図であって、先端ホースの正面図である。
本実施形態の説明図であって、先端ホースのホース部の断面図である。
本実施形態の説明図であって、当該コンクリート打設装置が装着されたブーム先端を示す概念図である。
本実施形態の説明図であって、抑止装置の正面図である。
本実施形態の説明図であって、抑止装置の側面図である。
本実施形態の説明図であって、抑止装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態を添付した図を参照して説明する。
ここでは、コンクリートポンプ工法に用いられるコンクリート打設装置10、特に、コンクリート圧送ポンプ及びブーム装置1を搭載した車両を用いてコンクリートを打設するときに使用されるコンクリート打設装置10を説明する。なお、コンクリート圧送ポンプ、ブーム装置1、及び車両は既存のものを使用することとし、これらに関する詳細な説明を省略する。また、車両は、コンクリート圧送ポンプ及びブーム装置1を搭載した作業船であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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