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公開番号
2025073218
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023183793
出願日
2023-10-26
発明の名称
乗りかご及びエレベーター
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
11/02 20060101AFI20250502BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】床組立体の重量が増加することを抑制し、床組立体の強度を確保できる乗りかご及びエレベーターを提供する。
【解決手段】乗りかごは、床組立体10を備えている。床組立体10は、床本体20と、床本体20を支持するフレーム22、23と、を備えている。また、床本体20は、下部パネル25と、上部パネルと、下部パネル25と上部パネルの間に配置される梁部材と、下部パネルと上部パネルの間に配置され、梁部材よりも強度が高い補強梁部材31Bと、を備えている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベーターの乗りかごを構成するかご室の床面となる床組立体を備え、
前記床組立体は、
床本体と、
前記床本体の周囲を囲み、前記床本体を支持するフレームと、を備え、
前記床本体は、
下部パネルと、
前記下部パネルと上下方向で対向する上部パネルと、
前記下部パネルと前記上部パネルの間配置される梁部材と、
前記下部パネルと前記上部パネルの間に配置され、前記梁部材よりも強度が高い補強梁部材と、
を備えた乗りかご。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記補強梁部材は、補強部材を備え、
複数の前記梁部材のうち所定の梁部材に前記補強部材を設けることで、前記補強梁部材が形成される
請求項1に記載の乗りかご。
【請求項3】
前記フレームは、前記下部パネルの下面の一部と上下方向で対向する下面部を有し、
前記補強部材は、複数の前記梁部材のうち、前記下面部の外端部の位置に応じた位置の梁部材に設けられる
請求項2に記載の乗りかご。
【請求項4】
前記補強部材は、複数の前記梁部材のうち、前記下面部の外端部上の梁部材、又は前記下面部から外れ、前記下面部の下端部に最も近い梁部材に設けられる
請求項3に記載の乗りかご。
【請求項5】
前記フレームは、前記床本体の前後方向と平行に配置される側部床枠を有し、
複数の前記梁部材は、前記床本体の前後方向と直交する幅方向に間隔を空けて配置され、
前記梁部材は、その長手方向が前記側部床枠と平行に配置され、
前記補強部材は、複数の前記梁部材のうち、前記側部床枠における前記下面部の外端部上の梁部材、又は前記下面部から外れ、前記下面部の下端部に最も近い梁部材に設けられる
請求項3に記載の乗りかご。
【請求項6】
前記補強部材は、前記梁部材の長手方向の両端部にのみ設けられる
請求項2に記載の乗りかご。
【請求項7】
前記補強部材は、前記梁部材の内側に固定される
請求項2に記載の乗りかご。
【請求項8】
前記梁部材は、上下方向で切断した断面形状がコの字状に形成され、
前記補強部材は、L字状に形成され、前記梁部材の両端部において2つずつ固定される
請求項7に記載の乗りかご。
【請求項9】
昇降路を昇降する乗りかごを備え、
前記乗りかごは、かご室の床面となる床組立体を備え、
前記床組立体は、
床本体と、
前記床本体の周囲を囲み、前記床本体を支持するフレームと、を備え、
前記床本体は、
下部パネルと、
前記下部パネルと上下方向で対向する上部パネルと、
前記下部パネルと前記上部パネルの間配置される梁部材と、
前記下部パネルと前記上部パネルの間に配置され、前記梁部材よりも強度が高い補強梁部材と、
を備えたエレベーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗りかご及びエレベーターに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、エレベーターは、乗りかごと、釣合おもりと、乗りかごと釣合おもりを連結するロープと、このロープが巻回される巻上機とを備えている。また、乗りかごは、床を構成する床組立体を備えている。
【0003】
従来の床組立体に関する技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、板材と、板材の一主面側に配置された補強部材と、板材と補強部材とを接合する接着層とを備えた技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-23552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
また、補強部材を示す梁部材は、上部パネルと下部パネルの間に複数の並べて配置される。ここで、床組立体に荷重が加わると、梁部材には、応力が集中する。そして、強度を確保するために、従来の技術では、梁部材の厚さを厚くしたり、複数の梁部材全てに補強部材を設けたりしていた。その結果、部品点数が増加し、床組立体の重量が増加する、という問題を有していた。
【0006】
上記の問題点を考慮し、本発明の目的は、床組立体の重量が増加することを抑制し、床組立体の強度を確保できる乗りかご及びエレベーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、エレベーターの乗りかごを構成するかご室の床面となる床組立体を備えている。床組立体は、床本体と、床本体の周囲を囲み、床本体を支持するフレームと、を備えている。床本体は、下部パネルと、下部パネルと上下方向で対向する上部パネルと、下部パネルと上部パネルの間配置される梁部材と、下部パネルと上部パネルの間に配置され、梁部材よりも強度が高い補強梁部材と、を備えている。
【0008】
また、エレベーターは、昇降路を昇降する乗りかごを備えている。また、乗りかごは、上述した構成を有する乗りかごが適用される。
【発明の効果】
【0009】
上記構成の乗りかご及びエレベーターによれば、床組立体の重量が増加することを抑制し、床組立体の強度を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態例にかかるエレベーターを示す概略構成図である。
実施の形態例にかかる乗りかごを示す斜視図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの床組立体を示す斜視図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの床組立体を示す平面図である。
実施の形態例にかかる乗りかごにおける床本体の上部パネルを外した状態の床組立体を示す斜視図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの床本体の梁部材の端部を拡大して示す斜視図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの床本体の梁部材及び補強枠の端部を拡大して示す斜視図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの床組立体を示す断面図である。
実施の形態例にかかる乗りかごの床組立体の梁部材を示すもので、図9Aは正面図、図9Bは側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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