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公開番号
2025072020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182502
出願日
2023-10-24
発明の名称
無線通信装置及び鉄道車両用通信システム
出願人
コイト電工株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B61L
25/02 20060101AFI20250430BHJP(鉄道)
要約
【課題】既存車両においても容易にネットワークシステムの増設をすることができる無線通信装置及び鉄道車両用通信システムを提供する。
【解決手段】光無線通信機11は、電波無線通信部111と、光無線通信部112と、を備えている。電波無線通信部111は、受信した電波に含まれる伝送情報を電気信号に変換して光無線通信部112に出力し、光無線通信部112は、伝送情報を光信号に変換して鉄道車両Tbへ照射する。光無線通信部112は、鉄道車両Tbから受光した光信号に含まれる伝送情報を電気信号に変換して電波無線通信部111に出力し、電波無線通信部111は、伝送情報を電波に含めて無線LANアクセスポイント12へ送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
鉄道車両内に設置された無線中継器から電波を受信するとともに、前記無線中継器へ電波を送信する電波無線通信部と、
前記鉄道車両と連結された他の鉄道車両へ光信号を照射するとともに、前記他の鉄道車両から光信号を受光する光無線通信部と、を備え、
前記電波無線通信部は、受信した電波に含まれる伝送情報を電気信号に変換して前記光無線通信部に出力し、前記光無線通信部は、前記伝送情報を光信号に変換して前記他の鉄道車両へ照射し、
前記光無線通信部は、前記他の鉄道車両から受光した光信号に含まれる伝送情報を電気信号に変換して前記電波無線通信部に出力し、前記電波無線通信部は、前記伝送情報を電波に含めて前記無線中継器へ送信する、
ことを特徴とする無線通信装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記鉄道車両の運転室の前面窓に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の無線通信装置と、
前記無線中継器と、
前記鉄道車両内に設けられた前記無線中継器と電波による無線通信可能な車内設備と、
を有し、
前記無線通信装置は、前記他の鉄道車両との間は光による無線通信を行い、前記鉄道車両内は電波による無線通信を行う、
ことを特徴とする鉄道車両用通信システム。
【請求項4】
前記車内設備には、前記鉄道車両の客室の出入口ドア上部に設けられた表示装置を含むことを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両用通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道車両に設けられる無線通信装置及び鉄道車両用通信システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、鉄道車両においては、客室内に例えば次の停車駅や広告等を表示するための表示装置が設置されている。この種の表示装置は、例えば先頭車両にサーバを設置してそこから各車両の表示器へ配信する(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-16575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたようなシステムは、新たに車両を製造する際に合わせて設けるのであればよいが、既存の車両に設ける場合は、車両の改造が必要となる。特に複数の車両に跨るネットワークを構築するためには電気連結器への配線工事が必要となるため、導入コストが上昇してしまう。
【0005】
また、車両内あるいは編成内で既にネットワークが構築されていると、それらを連結して列車を構成する際に複数のネットワークを接続する必要がある。そのために、列車内ネットワークの再設定をする必要が生じ手間がかかる。
【0006】
そこで、本発明は、既存車両においても容易にネットワークシステムの増設をすることができる無線通信装置及び鉄道車両用通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載された発明は、鉄道車両内に設置された無線中継器から電波を受信するとともに、前記無線中継器へ電波を送信する電波無線通信部と、前記鉄道車両と連結された他の鉄道車両へ光信号を照射するとともに、前記他の鉄道車両から光信号を受光する光無線通信部と、を備え、前記電波無線通信部は、受信した電波に含まれる伝送情報を電気信号に変換して前記光無線通信部に出力し、前記光無線通信部は、前記伝送情報を光信号に変換して前記他の鉄道車両へ照射し、前記光無線通信部は、前記他の鉄道車両から受光した光信号に含まれる伝送情報を電気信号に変換して前記電波無線通信部に出力し、前記電波無線通信部は、前記伝送情報を電波に含めて前記無線中継器へ送信する、ことを特徴とする無線通信装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光無線通信部により車両間の電気連結器への配線が不要となる。さらに、電波無線通信部により車両内の有線の配線の増設が不要となる。したがって、既存車両においても容易にネットワークシステムの増設をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる鉄道車両用通信システムの概略構成図である。
図1に示された光無線通信機の設置例である。
図1に示された光無線通信機の機能構成図である。
列車が複数両からなる場合の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を、図1~図4を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる鉄道車両用通信システムの概略構成図である。鉄道車両用通信システムは複数の鉄道車両が連結された列車に設置されるものであるが、図1はその要部のみを示したものである。
(【0011】以降は省略されています)
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