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公開番号
2025077800
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190273
出願日
2023-11-07
発明の名称
車両監視装置
出願人
コイト電工株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
B61L
25/02 20060101AFI20250512BHJP(鉄道)
要約
【課題】指定した期間の車両データをデータベースから短時間で抽出することができる車両監視装置を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係る車両監視装置は、データ受信部と、データベースと、制御ユニットとを具備する。前記データ受信部は、所定周期で送信される鉄道車両の位置、日時及び機器の監視データに関する情報を含む車両データを受信する。前記データベースは、前記車両データを格納可能な複数のテーブル群を有する。前記制御ユニットは、データ登録部を有する。データ登録部は、前記車両データに含まれる前記日時に関連する情報から曜日を算出し、算出した曜日に基づいて前記複数のテーブル群のうちいずれか1つのテーブル群を選択し、選択した前記1つのテーブル群に当該車両データを登録する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定周期で送信される鉄道車両の位置、日時及び機器の監視データに関する情報を含む車両データを受信するデータ受信部と、
前記車両データを格納可能な複数のテーブル群を有するデータベースと、
前記車両データに含まれる前記日時に関連する情報から曜日を算出し、算出した曜日に基づいて前記複数のテーブル群のうちいずれか1つのテーブル群を選択し、選択した前記1つのテーブル群に当該車両データを登録するデータ登録部を有する制御ユニットと
を具備する車両監視装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両監視装置であって、
前記複数のテーブル群は、
連続しない2以上の異なる曜日の組み合わせである第1の曜日群の車両データを格納する第1のテーブル群と、
前記第1の曜日群以外の曜日であって、連続しない2以上の異なる曜日の組み合わせである第2の曜日群の車両データを格納する第2のテーブル群と、を有する
車両監視装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両監視装置であって、
前記第1の曜日群は、連続しない2つの曜日の組み合わせであり、
前記第2の曜日群は、連続しない3つの曜日の組み合わせであり、
前記複数のテーブル群は、前記第1の曜日群及び前記第2の曜日群のいずれにも属さない2つの曜日の組み合わせである第3の曜日群の車両データを格納する第3のテーブル群をさらに有する
車両監視装置。
【請求項4】
請求項1に記載の車両監視装置であって、
前記複数のテーブル群は、曜日ごとに所定時間単位で前記車両データを格納可能な複数のテーブルをそれぞれ有する
車両監視装置。
【請求項5】
請求項1に記載の車両監視装置であって、
前記複数のテーブル群は、各曜日に属する車両データを当該曜日の翌日に消去する処理を実行する
車両監視装置。
【請求項6】
請求項1に記載の車両監視装置であって、
前記制御ユニットは、データ取得指示に基づいて指定された日時の車両データを前記データベースから抽出するデータ抽出部をさらに有し、
前記データ抽出部は、前記指定された日時の曜日を算出し、算出した曜日に基づいて前記複数のテーブル群から対応するテーブル群を選択し、選択した前記テーブル群から前記指定された日時の車両データを抽出する
車両監視装置。
【請求項7】
請求項6に記載の車両監視装置であって、
前記制御ユニットは、前記機器の監視データに基づいて前記機器の故障の有無を判定し、前記機器が故障と判定したときに前記データ取得指示を生成する故障判定部をさらに有する
車両監視装置。
【請求項8】
請求項7に記載の車両監視装置であって、
前記データ抽出部は、前記データ取得指示が入力されたとき、前記故障と判定された機器に係る当該故障発生時刻及びその前後所定時間分の監視データを前記データベースから抽出する
車両監視装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道車両から送信される車両データに基づいて当該鉄道車両を監視する車両監視装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鉄道車両の機器の動作状況などのデータを収集し、データ分析を行うことにより、異常検知、異常予測などを行うデータ分析システムが知られている(例えば特許文献1参照)。この種のデータ分析システムは、鉄道車両から所定周期で送信される車両データを受信する受信部と、受信した車両データを蓄積するデータベースと、データベースに蓄積された車両データを検索、抽出する制御装置等を備えるのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-192128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鉄道車両用のデータ分析システムにおいて、データベースには監視対象である鉄道車両から送信された各時刻の車両データが格納されているため、この膨大な車両データが格納されたデータベースから指定した期間のレコード(車両データ)を短時間で検索、抽出するのが非常に困難である。この問題は、監視対象である鉄道車両の数が増加するほどより顕著になる。
【0005】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、指定した期間の車両データをデータベースから短時間で抽出することができる車両監視装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る車両監視装置は、データ受信部と、データベースと、制御ユニットとを具備する。
前記データ受信部は、所定周期で送信される鉄道車両の位置、日時及び機器の監視データに関する情報を含む車両データを受信する。
前記データベースは、前記車両データを格納可能な複数のテーブル群を有する。
前記制御ユニットは、データ登録部を有する。データ登録部は、前記車両データに含まれる前記日時に関連する情報から曜日を算出し、算出した曜日に基づいて前記複数のテーブル群のうちいずれか1つのテーブル群を選択し、選択した前記1つのテーブル群に当該車両データを登録する。
【0007】
このように個々の車両データを曜日に応じて異なるテーブル群に振り分けて格納することで、車両データの検索エリアを制限し、これにより目的とする車両データを短時間で抽出することが可能となる。
【0008】
前記複数のテーブル群は、連続しない2以上の異なる曜日の組み合わせである第1の曜日群の車両データを格納する第1のテーブル群と、前記第1の曜日群以外の曜日であって、連続しない2以上の異なる曜日の組み合わせである第2の曜日群の車両データを格納する第2のテーブル群と、を有してもよい。
【0009】
前記第1の曜日群は、連続しない2つの曜日の組み合わせであり、前記第2の曜日群は、連続しない3つの曜日の組み合わせであり、前記複数のテーブル群は、前記第1の曜日群及び前記第2の曜日群のいずれにも属さない2つの曜日の組み合わせである第3の曜日群の車両データを格納する第3のテーブル群をさらに有してもよい。
【0010】
前記複数のテーブル群は、曜日ごとに所定時間単位で前記車両データを格納可能な複数のテーブルをそれぞれ有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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