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公開番号
2025075457
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186634
出願日
2023-10-31
発明の名称
連結機構
出願人
株式会社Keigan
代理人
弁理士法人みのり特許事務所
主分類
B61B
13/00 20060101AFI20250508BHJP(鉄道)
要約
【課題】従来品よりも小形化に適した連結機構を提供する。
【解決手段】本発明に係る連結機構のピン保持装置30は、第1連結ピン21を受け入れ可能なガイド溝41を有する基部40と、第1連結ピン21に対応した寸法だけ互いに離間した第1保持突起61および第2保持突起62を有し、基部40に回転/逆回転可能に取り付けられた回転部60とを含む。回転部60は、基部40に対して回転することにより、第1保持突起61のみがガイド溝41を横断している第1状態から、第1保持突起61および第2保持突起62の両方がガイド溝41を横断している第2状態、第2保持突起62のみがガイド溝41を横断している第3状態へと順次移行していき、回転部60が第2状態に移行すると、ガイド溝41の側壁、第1保持突起61および第2保持突起62によって第1連結ピン21を保持するための保持空間が形成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
キャスタ付きの被搬送物と該被搬送物の下方に潜り込んだ搬送車とを連結する連結機構であって、
前記被搬送物および前記搬送車の一方に設けられた連結ピンと、
前記被搬送物および前記搬送車の他方に設けられたピン保持装置と、
を備え、
前記ピン保持装置は、
前記連結ピンを受け入れ可能なガイド溝を有する基部と、
前記連結ピンに対応した寸法だけ互いに離間した第1保持突起および第2保持突起を有し、前記基部に回転/逆回転可能に取り付けられた回転部と、
を含み、
前記回転部は、前記基部に対して回転することにより、前記第1保持突起は前記ガイド溝を横断しているが前記第2保持突起は前記ガイド溝を横断していない第1状態から、前記第1保持突起および前記第2保持突起の両方が前記ガイド溝を横断している第2状態、前記第1保持突起は前記ガイド溝を横断していないが前記第2保持突起は前記ガイド溝を横断している第3状態へと順次移行していき、
前記回転部が前記第2状態に移行すると、前記ガイド溝の側壁、前記第1保持突起および前記第2保持突起によって前記連結ピンを保持するための保持空間が形成される
ことを特徴とする連結機構。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記ピン保持装置は、前記回転部を逆回転させるような力を該回転部に付与し続ける第1弾性体をさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の連結機構。
【請求項3】
前記ピン保持装置は、回転止めピンと、前記回転部に向かって前記回転止めピンを突出させるような力を該回転止めピンに付与し続ける第2弾性体をさらに含み、
前記回転部は、前記回転止めピンを挿入可能なピン挿入孔をさらに含み、
前記回転部が前記第2状態に移行すると、前記回転止めピンおよび前記ピン挿入孔の位置が揃って前記回転止めピンが前記ピン挿入孔に挿入され、前記回転部の回転および逆回転が不能となる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連結機構。
【請求項4】
前記ピン保持装置は、前記第2弾性体が前記回転止めピンに付与し続ける力に逆らって前記回転止めピンを前記ピン挿入孔から引き抜く引き抜き機構をさらに含む
ことを特徴とする請求項3に記載の連結機構。
【請求項5】
前記基部は、前記保持空間に向けられた光電センサ、超音波センサまたは近接センサをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の連結機構。
【請求項6】
前記連結ピンを前記ピン保持装置の前記ガイド溝に導く一対のガイドで構成されたガイド装置をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の連結機構。
【請求項7】
前記連結ピンは、第1連結ピンおよび第2連結ピンを含み、
前記第1連結ピンが前記保持空間に位置するとき、前記第2連結ピンは前記一対のガイドの間に位置する
ことを特徴とする請求項6に記載の連結機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自律走行可能な搬送車とキャスタ付きの被搬送物とを連結するための連結機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、AMR(Autonomous Mobile Robot)と呼ばれる自律走行可能な搬送車を用いて工場等におけるワーク等の搬送を省力化・効率化する試みがなされている。例えば、特開2021-95028号公報(特許文献1)には、搬送車と、ワーク等を積載したキャスタ付きの台車と、搬送車および台車を連結する連結機構とを備えた搬送システムが記載されている。
【0003】
このシステムの連結機構は、台車に設けられたピンと、搬送車に設けられたピン固定機構とで構成されている。そして、ピン固定機構は、中央部から放射状に延びる回転溝が形成され該中央部周りに回転可能な円盤部材と、ピンを回転溝内に案内可能な案内部材と、円盤部材の中央部周りの回転を止めるための円盤位相固定部品とを備え、円盤位相固定部品は、円盤部材の平面視における外側に隣接するように配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-95028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の連結機構は、平面視における寸法が大きくならざるを得ない円盤部材と、その平面視における外側に隣接するように配置された円盤位相固定部品を備えているので、小形化が困難であった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、従来品よりも小形化に適した連結機構を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る連結機構は、キャスタ付きの被搬送物と該被搬送物の下方に潜り込んだ搬送車とを連結するものであって、被搬送物および搬送車の一方に設けられた連結ピンと、被搬送物および搬送車の他方に設けられたピン保持装置と、を備え、ピン保持装置は、連結ピンを受け入れ可能なガイド溝を有する基部と、連結ピンに対応した寸法だけ互いに離間した第1保持突起および第2保持突起を有し、基部に回転/逆回転可能に取り付けられた回転部と、を含み、回転部は、基部に対して回転することにより、第1保持突起はガイド溝を横断しているが第2保持突起はガイド溝を横断していない第1状態から、第1保持突起および第2保持突起の両方がガイド溝を横断している第2状態、第1保持突起はガイド溝を横断していないが第2保持突起はガイド溝を横断している第3状態へと順次移行していき、回転部が第2状態に移行すると、ガイド溝の側壁、第1保持突起および第2保持突起によって連結ピンを保持するための保持空間が形成される、との構成を有している。
【0008】
上記連結機構のピン保持装置は、回転部を逆回転させるような力を該回転部に付与し続ける第1弾性体をさらに含む、との構成を有していてもよい。
【0009】
上記連結機構のピン保持装置は、回転止めピンと、回転部に向かって回転止めピンを突出させるような力を該回転止めピンに付与し続ける第2弾性体をさらに含み、回転部は、回転止めピンを挿入可能なピン挿入孔をさらに含み、回転部が第2状態に移行すると、回転止めピンおよびピン挿入孔の位置が揃って回転止めピンがピン挿入孔に挿入され、回転部の回転および逆回転が不能となる、との構成を有していてもよい。
【0010】
上記連結機構のピン保持装置は、第2弾性体が回転止めピンに付与し続ける力に逆らって回転止めピンをピン挿入孔から引き抜く引き抜き機構をさらに含む、との構成を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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