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公開番号
2025011563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113750
出願日
2023-07-11
発明の名称
車両番号読取システム
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B61L
25/02 20060101AFI20250117BHJP(鉄道)
要約
【課題】コストを抑制しつつ、対象列車の車両の車両番号を安定して読み取ることが可能な車両番号読み取りシステムを提供する。
【解決手段】車両番号読取システム1は、列車が通過する領域を含む撮像領域を撮像して画像データとして出力する撮像装置3と、撮像装置3から出力された画像データの中から対象列車Tであるプラットホーム21に進入する列車の車両が撮像されている画像データを抽出し、抽出された画像データから前記車両の車両番号を読み取り、読み取られた車両番号を車両番号データとして出力する処理装置5と、処理装置5から出力された車両番号データに基づき、プラットホーム21に設置された複数のホームドア23(鉄道施設の設備)を制御するホームドア制御装置7(設備制御装置)と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
列車が通過する領域を含む撮像領域を撮像して画像データとして出力し、出力された画像データの中から対象列車の車両が撮像されている画像データを抽出し、抽出された画像データから前記車両の車両番号を読み取り、読み取られた車両番号に基づいて鉄道施設の設備を制御するように構成されている、車両番号読取システム。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
列車が通過する領域を含む撮像領域を撮像して画像データとして出力するように構成された撮像装置と、
前記撮像装置から出力された画像データの中から対象列車の車両が撮像されている画像データを抽出し、抽出された画像データから前記車両の車両番号を読み取り、読み取られた車両番号を車両番号データとして出力するように構成された処理装置と、
前記処理装置から出力された車両番号データに基づいて鉄道施設の設備を制御するように構成された設備制御装置と、
を含む、車両番号読取システム。
【請求項3】
前記処理装置は、前記対象列車の車両を他の列車の車両と区別して判別するための車両判別テンプレートを前記画像データに適用して前記画像データの中から前記対象列車の車両が撮像されている画像データを抽出する、請求項2に記載の車両番号読取システム。
【請求項4】
前記処理装置は、登録済みの車両番号が記録された車両番号リストを有し、前記読み取られた車両番号が前記車両番号リストに含まれている場合に前記読み取られた車両番号を前記車両番号データとして出力する、請求項2又は3に記載の車両番号読取システム。
【請求項5】
前記撮像装置は、前記撮像領域を連続的に撮像して時系列の画像データとして出力し、
前記処理装置は、前記対象列車の車両が撮像されている時系列の画像データに基づいて前記対象列車の移動方向を検出し、検出された移動方向を前記車両番号データと合わせて出力する、
請求項2又は3に記載の車両番号読取システム。
【請求項6】
前記撮像装置は、駅のプラットホームにおける列車進入側の端部に線路側を向いた状態で設置され、
前記処理装置は、前記プラットホームに進入する列車の車両が撮像されている画像データを前記対象列車の車両が撮像されている画像データとして抽出し、
前記設備制御装置は、前記処理装置から出力された車両番号データに基づいて前記対象列車の編成を特定し、特定された前記対象列車の編成に基づいて前記プラットホームに設置されたホームドアを制御する、
請求項2又は3に記載の車両番号読取システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、列車の車両(すなわち、鉄道車両)に付された車両番号を読み取る車両番号読み取りシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、RFIDタグを利用して列車の車両の車両番号を読み取る技術が知られている(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-149216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、RFIDタグを利用して列車の車両の車両番号を読み取る場合には、各車両にRFIDタグを設置する必要があり、コストがかかる。また、周囲環境によってはマルチパス現象などが発生して車両番号の読み取り精度が低下するおそれもある。
【0005】
そこで、本発明は、コストを抑制しつつ、対象列車の車両の車両番号を安定して読み取ることが可能な車両番号読み取りシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によると、車両番号読取システムが提供され、提供される車両番号読取システムは、列車が通過する領域を含む撮像領域を撮像して画像データとして出力し、出力された画像データの中から対象列車の車両が撮像されている画像データを抽出し、抽出された画像データから前記車両の車両番号を読み取り、読み取られた車両番号に基づいて鉄道施設の設備を制御するように構成されている。
【0007】
本発明の他の側面によると、車両番号読取システムが提供され、車両番号読取システムは、列車が通過する領域を含む撮像領域を撮像して画像データとして出力するように構成された撮像装置と、前記撮像装置から出力された画像データの中から対象列車の車両が撮像されている画像データを抽出し、抽出された画像データから前記車両の車両番号を読み取り、読み取られた車両番号を車両番号データとして出力するように構成された処理装置と、前記処理装置から出力された車両番号データに基づいて鉄道施設の設備を制御するように構成された設備制御装置と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コストを抑制しつつ、対象列車の車両の車両番号を安定して読み取ることが可能な車両番号読み取りシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る車両番号読取システムの概略構成を示す平面図である。
実施形態に係る車両番号読取システムの機能ブロック図である。
撮像装置によって撮像される画像(対象列車を構成する車両)の一例を示す図である。
対象列車の編成を特定するために用いる列車リストの一例を示す図である。
実施形態に係る車両番号読取システムが行う車両番号の読取処理及び車両番号データの出力処理の概要を示すフローチャートである。
実施形態に係る車両番号読取システムが行う車両番号の読取処理及び車両番号データの出力処理の概要を示すフローチャートである。
車両番号読取システムの変形例を示す図である。
車両番号読取システムの変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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