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公開番号
2025077798
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190271
出願日
2023-11-07
発明の名称
情報表示装置
出願人
コイト電工株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
B61L
25/04 20060101AFI20250512BHJP(鉄道)
要約
【課題】運転情報の表示系の冗長性を確保しつつ、運転台の設置コストの増加を抑える。
【解決手段】本発明の一形態に係る情報表示装置は、第1の情報取得部と、第2の情報取得部と、第1の表示部と、第2の表示部と、制御手段とを具備する。第1の情報取得部は、鉄道車両に設置されたセンサ群から計器データに関連する第1の運転情報を取得する。第2の情報取得部は、上記センサ群から、第1の運転情報の一部である第2の運転情報と、鉄道車両の機器データに関連する監視情報とを取得する。第1の表示部は、第1の情報取得部で取得された第1の運転情報を表示する。第2の表示部は、第2の情報取得部で取得された監視情報を表示する。制御手段は、第1の情報取得部で取得された第1の運転情報を第1の表示部に表示させることができないとき、第2の情報取得部で取得された第2の運転情報を第1の表示部又は第2の表示部に表示させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
鉄道車両に設置されたセンサ群から計器データに関連する第1の運転情報を取得する第1の情報取得部と、
前記センサ群から、前記第1の運転情報の一部である第2の運転情報と、前記鉄道車両の機器データに関連する監視情報とを取得する第2の情報取得部と、
前記第1の情報取得部で取得された前記第1の運転情報を表示する第1の表示部と、
前記第2の情報取得部で取得された前記監視情報を表示する第2の表示部と、
前記第1の情報取得部で取得された前記第1の運転情報を前記第1の表示部に表示させることができないとき、前記第2の情報取得部で取得された前記第2の運転情報を前記第1の表示部又は前記第2の表示部に表示させる制御手段と
を具備する情報表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報表示装置であって、
前記第2の情報取得部は、前記第2の運転情報を前記第1の表示部及び前記第2の表示部の双方に送信する
情報表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報表示装置であって、
前記制御手段は、前記第1の表示部が前記第1の情報取得部から前記第1の運転情報を受信できないと判定したとき、前記第2の情報取得部で取得された前記第2の運転情報を前記第1の表示部に表示させる第1の表示制御を実行する
情報表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報表示装置であって、
前記制御手段は、前記第1の表示部に設けられ、前記第1の情報取得部からの前記第1の運転情報の受信の有無を判定し、前記第1の運転情報を受信できないと判定したときは前記第2の情報取得部で取得された前記第2の運転情報を前記第1の表示部に表示させる
情報表示装置。
【請求項5】
請求項3に記載の情報表示装置であって、
前記第1の表示部は、前記第1の運転情報を表示する通常表示モードと、前記第1の表示制御の実行時に前記第2の運転情報を前記通常表示モードでの表示態様よりも簡略化された表示態様で表示する代替表示モードとを有する
情報表示装置。
【請求項6】
請求項2に記載の情報表示装置であって、
前記制御手段は、前記第1の表示部が前記第1の情報取得部から送信される前記第1の運転情報を表示できないとき、前記第2の情報取得部で取得された前記第2の運転情報を前記監視情報とともに前記第2の表示部に表示させる第2の表示制御を実行する
情報表示装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報表示装置であって、
前記制御手段は、
手動スイッチと、
前記第2の表示部に設けられ、前記手動スイッチの切り替え操作に基づいて前記第2の情報取得部で取得された前記第2の運転情報を前記監視情報とともに前記第2の表示部に表示させる制御装置と、を有する
情報表示装置。
【請求項8】
請求項6に記載の情報表示装置であって、
前記第2の表示部は、前記監視情報を表示する通常表示モードと、前記第2の表示制御の実行時に前記監視情報を前記通常表示モードでの表示態様よりも簡略化された表示態様で表示する代替表示モードとを有する
情報表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道車両の運転台に設置される情報表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鉄道車両の運転台には、速度計、架線電圧計、圧力計などの車両の運転に必要な運転情報を表示する各種表示器が設置されている(例えば特許文献1参照)。さらに近年においては、車両内外に設置した各種センサやカメラにより取得した車両データや画像を含む監視情報表示するモニタ装置が運転台に設置されることが多い(例えば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-325981号公報
特開2005-35362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、運転情報の表示系は重要機器であるため冗長性を持たせることが通常であり、したがって運転情報を取得するための情報取得部と表示画面を二重に設置する必要があり、それが原因で運転台の構築コストの増加を招いていた。
【0005】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、運転情報の表示系の冗長性を確保しつつ、運転台の設置コストの増加を抑えることができる情報表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係る情報表示装置は、第1の情報取得部と、第2の情報取得部と、第1の表示部と、第2の表示部と、制御手段とを具備する。
前記第1の情報取得部は、鉄道車両に設置されたセンサ群から計器データに関連する第1の運転情報を取得する。
前記第2の情報取得部は、前記センサ群から、前記第1の運転情報の一部である第2の運転情報と、前記鉄道車両の機器データに関連する監視情報とを取得する。
前記第1の表示部は、前記第1の情報取得部で取得された前記第1の運転情報を表示する。
前記第2の表示部は、前記第2の情報取得部で取得された前記監視情報を表示する。
前記制御手段は、前記第1の情報取得部で取得された前記第1の運転情報を前記第1の表示部に表示させることができないとき、前記第2の情報取得部で取得された前記第2の運転情報を前記第1の表示部又は前記第2の表示部に表示させる。
【0007】
上記情報表示装置においては、監視情報の表示系を構成する第2の情報取得部及び第2の表示部をそれぞれ運転情報の表示系として併用することで、運転情報の表示系の冗長性を確保しつつ、運転台の設置コストの増加を抑えるようにしている。
【0008】
前記第2の情報取得部は、前記第2の運転情報を前記第1の表示部及び前記第2の表示部の双方に送信するように構成されてもよい。
【0009】
前記制御手段は、前記第1の表示部が前記第1の情報取得部から前記第1の運転情報を受信できないと判定したとき、前記第2の情報取得部で取得された前記第2の運転情報を前記第1の表示部に表示させる第1の表示制御を実行するように構成されてもよい。
【0010】
前記制御手段は、前記第1の表示部に設けられ、前記第1の情報取得部からの前記第1の運転情報の受信の有無を判定し、前記第1の運転情報を受信できないと判定したときは前記第2の情報取得部で取得された前記第2の運転情報を前記第1の表示部に表示させる。
(【0011】以降は省略されています)
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