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公開番号2025071621
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181947
出願日2023-10-23
発明の名称通信システム
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類H04L 12/28 20060101AFI20250428BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザの利便性の低下を抑制する。
【解決手段】車両に設けられ、通信装置と対象ユニットとの間の通信を仲介する仲介ユニットは、1つまたは複数の仲介ユニットプロセッサと、仲介ユニットプロセッサに接続される1つまたは複数の仲介ユニットメモリと、を有し、仲介ユニットプロセッサは、第1の対象ユニットから第1の所定情報を受信した場合に、第1の所定情報を通信装置に送信することと、第2の対象ユニットから第2の所定情報を受信した場合に、第2の対象ユニットから受信した第2の所定情報の所定バイト目の値を予め設定されている特定値に変換した第3の所定情報を生成し、生成した第3の所定情報を通信装置に送信することと、を含む処理を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に接続可能な通信装置と、
前記車両に設けられ、有効データ長が所定バイトである第1の対象ユニット、および、前記有効データ長が所定バイト未満である第2の対象ユニットを含む対象ユニットと、
前記車両に設けられ、前記通信装置と前記対象ユニットとの間の通信を仲介する仲介ユニットと、
を備え、
前記仲介ユニットは、
1つまたは複数の仲介ユニットプロセッサと、前記仲介ユニットプロセッサに接続される1つまたは複数の仲介ユニットメモリと、を有し、
前記仲介ユニットプロセッサは、
前記第1の対象ユニットから第1の所定情報を受信した場合に、前記第1の所定情報を前記通信装置に送信することと、
前記第2の対象ユニットから第2の所定情報を受信した場合に、前記第2の対象ユニットから受信した前記第2の所定情報の前記所定バイト目の値を予め設定されている特定値に変換した第3の所定情報を生成し、生成した前記第3の所定情報を前記通信装置に送信することと、
を含む処理を実行する通信システム。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記通信装置は、
1つまたは複数の通信装置プロセッサと、前記通信装置プロセッサに接続される1つまたは複数の通信装置メモリと、を有し、
前記通信装置プロセッサは、
前記仲介ユニットを介して前記対象ユニットから前記第1の所定情報を受信した場合に、受信した前記第1の所定情報に基づいて所定処理を実行することと、
前記所定バイト目の値が前記特定値である前記第3の所定情報を前記仲介ユニットを介して前記対象ユニットから受信した場合に、前記所定バイト目を前記所定処理の対象としないことと、
を含む処理を実行する請求項1に記載の通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外部装置を車両に接続して、車両に設けられる各種電子機器の故障を診断する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-167573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような車両に設けられる各種電子機器の故障を診断する際には、車両に設けられる各種電子機器から外部装置に対して、エラーコード等の情報を含むメッセージが伝達される。外部装置では、車両に設けられる各種電子機器から受信したメッセージに基づいて、エラーコード等の情報を表示したり、故障診断を行うことが可能となる。
【0005】
このようなメッセージは、車両に設けられる各種電子機器の設計仕様によって、その有効データ長が異なるという現状がある。外部装置において、受信したメッセージの有効データ長を正確に判断できない場合、表示するエラーコードが誤ってしまったり、故障診断を正常に実施することができなくなってしまい、ユーザの利便性が低下してしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、ユーザの利便性の低下を抑制することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る通信システムは、
車両に接続可能な通信装置と、
前記車両に設けられ、有効データ長が所定バイトである第1の対象ユニット、および、前記有効データ長が所定バイト未満である第2の対象ユニットを含む対象ユニットと、
前記車両に設けられ、前記通信装置と前記対象ユニットとの間の通信を仲介する仲介ユニットと、
を備え、
前記仲介ユニットは、
1つまたは複数の仲介ユニットプロセッサと、前記仲介ユニットプロセッサに接続される1つまたは複数の仲介ユニットメモリと、を有し、
前記仲介ユニットプロセッサは、
前記第1の対象ユニットから第1の所定情報を受信した場合に、前記第1の所定情報を前記通信装置に送信することと、
前記第2の対象ユニットから第2の所定情報を受信した場合に、前記第2の対象ユニットから受信した前記第2の所定情報の前記所定バイト目の値を予め設定されている特定値に変換した第3の所定情報を生成し、生成した前記第3の所定情報を前記通信装置に送信することと、
を含む処理を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムを説明するための機能ブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る設定ファイルを説明するための図である。
図3は、本発明の一実施形態に係る第1の対象ユニットがメッセージを送信した場合に係る処理を説明するための図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る第2の対象ユニットがメッセージを送信した場合に係る処理を説明するための図である。
図5は、本発明の一実施形態に係る仲介ユニット側処理を示すフローチャートである。
図6は、本発明の一実施形態に係る通信装置側処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す具体的な寸法、材料、数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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