TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025069785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179727
出願日
2023-10-18
発明の名称
ラミネータ
出願人
アイリスオーヤマ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
63/02 20060101AFI20250423BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】本発明は、付勢方向が設定した方向からズレ難くできるラミネータを提供する。
【解決手段】ラミネータは、対象シートを加圧するための一対の加圧ローラ21と、一対の加圧ローラ21の一方のローラ21Aを他方のローラ21Bに付勢する付勢手段24とを備え、付勢手段24は、一方のローラ21Aに対して他方のローラ21Bと反対側から当接する当接体241と、一対の加圧ローラ21を通過する対象シートの厚み方向に当接体241を付勢する付勢体242とを備え、当接体241に対して一対の加圧ローラ21を通過する対象シートの通過方向の両側に、当接体241と対向する案内部77,78を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
対象シートを加圧するための一対の加圧ローラと、前記一対の加圧ローラの一方のローラを他方のローラに付勢する付勢手段とを備えるラミネータにおいて、
前記付勢手段は、前記一方のローラに対して前記他方のローラと反対側から当接する当接体と、前記一対の加圧ローラを通過する前記対象シートの厚み方向に前記当接体を付勢する付勢体とを備え、
前記当接体に対して前記一対の加圧ローラを通過する前記対象シートの通過方向の両側に、前記当接体と対向する案内部を備える、
ラミネータ。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記一方のローラを前記対象シートの厚み方向に移動可能であって回転可能に他方のローラ側から支持する支持部を有する支持プレートを備え、
前記案内部は、前記支持プレートに設けられ、前記当接体の前記通過方向の一方側に対向する一方側案内面と、前記当接体の前記通過方向の他方側に対向する他方側案内面とを有する、
請求項1に記載のラミネータ。
【請求項3】
前記当接体は、前記一方のローラに当接する当接面を有する本体部と、前記本体部から前記他方のローラと反対側に延伸する延伸部とを有し、
前記一方側案内面は前記本体部及び前記延伸部の少なくとも一方に対向し、
前記他方側案内面は前記本体部及び前記延伸部の少なくとも一方に対向する、
請求項2に記載のラミネータ。
【請求項4】
前記延伸部における前記通過方向の寸法は、前記本体部における前記通過方向の寸法よりも小さく、
前記一方側案内面は前記本体部及び前記延伸部の両方に対向し、
前記他方側案内面は前記本体部及び前記延伸部の両方に対向し、
前記延伸部に対向する一対の案内面と前記延伸部との間隔は、前記本体部に対向する一対の案内面と前記本体部との間隔よりも小さい、
請求項3に記載のラミネータ。
【請求項5】
前記付勢体は、ねじれを利用するコイルばねであり、前記支持プレートに支持されている、
請求項2~4のいずれか1項に記載のラミネータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物を厚み方向からラミネートフィルムで挟んだ対象シートを加熱圧着してラミネートシートにするラミネータに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から家庭で気軽に利用できるラミネータが提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1に記載のラミネータは、ラミネートフィルムと被ラミネート体(対象物)とが重ねられた被圧着シート(対象シート)を加圧するための一対の加圧用ローラと、一対の加圧用ローラの一方を他方に押し付ける付勢手段とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-221536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のラミネータでは、対象シートの厚みによっては、付勢手段の付勢方向が設定した方向からズレることがあるという課題がある。
本発明は、付勢方向が設定した方向からズレ難くできるラミネータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るラミネータは、対象シートを加圧するための一対の加圧ローラと、前記一対の加圧ローラの一方のローラを他方のローラに付勢する付勢手段とを備えるラミネータにおいて、前記付勢手段は、前記一方のローラに対して前記他方のローラと反対側から当接する当接体と、前記一対の加圧ローラを通過する前記対象シートの厚み方向に前記当接体を付勢する付勢体とを備え、前記当接体に対して前記一対の加圧ローラを通過する前記対象シートの通過方向の両側に、前記当接体と対向する案内部を備える。
【発明の効果】
【0006】
上述の構成によれば、付勢方向が設定した方向からズレ難くできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ラミネータの斜視図であり、(a)は挿入口側の上方から見た図であり、(b)は排出口側の下方から見た図である。
ラミネータの中央部における一対の加圧ローラと直交する断面の図である。
上方から見た図であり、(a)は上筐体を外した状態であり、(b)は上筐体、基板及び板体を外した状態である。
ラミネータの分解状態を挿入口側の上方から見た斜視図である。
ラミネータの分解状態を排出口側の下方から見た斜視図である。
ラミネータユニット等を取り除いたラミネータの横断面を挿入口側から見た斜視図であり、(a)は下方から見た図であり、(b)は上方から見た図である。
排出口周辺の拡大図であり、(a)は左右方向と直交する断面を示し、(b)は前側から見た図である。
(a)は支持プレートを排出口側の上方から見た斜視図であり、(b)は(a)の付勢手段周辺の拡大図である。
(a)は上ローラの端部を左右方向から見た拡大図であり、(b)は当接体周辺の拡大図であり、両図とも付勢手段は省略している。
付勢手段が当接体に当接する部分の断面拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
1.全体構成
図1及び図2を用いて概略を説明する。
ラミネータXは、対象物を厚み方向からラミネートフィルムで挟んだ対象シートを加熱圧着して、ラミネートシートとする。対象シートは挿入口8aから使用者によって挿入され、排出口8bから排出される。排出されたシートがラミネートシートである。
ラミネータXは、挿入された対象シートに対して加熱及び加圧する加熱加圧手段1と、加熱圧着された対象シートを排出口8bから排出するための排出手段2と、挿入口8aから挿入された対象シートを排出口8bから排出するように案内する案内手段3と、使用者からの操作を受け付ける操作手段41,42と、受け付けた操作やその内容を表示する表示手段43と、装置の駆動部を駆動させるための電源手段と、装置を制御する制御手段とを筐体8に備える。
ここで、ラミネータの基本機能を構成する加熱加圧手段1、排出手段2、案内手段3A,3B等は一対の支持プレート71により支持されてユニット化されている(図4及び図5参照)。このユニット化されたものをラミネータユニット99とする。
電源手段及び制御手段を構成する回路は、基板に複数個の電子部品が実装されることで構成され、ここでは、図3の(b)に示すように、第1基板511に1以上の電子部品512が実装された第1回路部51と、第2基板531に1以上の電子部品532が実装された第2回路部53とで、電源手段及び制御手段が構成されている。
ここで、対象シートが移動する経路を移動路とし、また移動する方向を移動方向又は前後方向とし、挿入口8aがある側を上流側又は前側とし、対象シートの厚み方向を単に厚み方向又は上下方向とし、対象シートの幅方向、つまり移動方向と厚み方向とに直交する方向を単に幅方向又は左右方向とする。
以下、各部について説明する。
【0009】
2.各部
(1)筐体
筐体8は、ABS等の樹脂からなり、図1に示すように、左右方向に長い箱状をしている。筐体8は下筐体81と上筐体82とから主に構成される。
上筐体82は下筐体81よりも上下方向の寸法が小さく、下筐体81は筐体本体を、上筐体82は蓋体をそれぞれ構成する。
下筐体81には、ラミネータユニット99が左右方向に亘って収納され、その左右方向の両側に第1回路部51と第2回路部53とが収容されている。
下筐体81は、排出口8bの下側に、排出されたラミネートシートを受けるためのトレイ(ここではワイヤトレイ)89を脱可能に取り付けるための取付部811aと、ワイヤトレイ89を収容するための収容部811bとを有する。
【0010】
下筐体81は、図4に示すように、前壁81aに前欠け部814を有し、後壁81bに後欠け部815を有している。前欠け部814及び後欠け部815は、上方から下方に向かって欠け、左右方向に延伸している。
前欠け部814には、挿入口側下ガイド体88と挿入口側上ガイド体83とが配される。挿入口側下ガイド体88及び挿入口側上ガイド体83は、挿入口8aから挿入される対象シートを加熱加圧手段1(正確には、上流側案内手段3Aである)へと案内する。なお、挿入口側下ガイド体88は下筐体81に固定され、挿入口側上ガイド体83は上筐体82に固定される。
後欠け部814には排出口側上ガイド体84が配される。排出口側上ガイド体84は、下筐体81の排出口側下ガイド部813cとで、対象シートを排出口8bから排出するように案内する。なお、排出口側上ガイド体84は上筐体82に固定される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
吹出しノズル
5か月前
東レ株式会社
溶融紡糸設備
10か月前
シーメット株式会社
光造形装置
4か月前
CKD株式会社
型用台車
4か月前
東レ株式会社
プリプレグテープ
7か月前
グンゼ株式会社
ピン
5か月前
東レ株式会社
フィルムの製造方法
1か月前
株式会社日本製鋼所
押出機
7か月前
個人
射出ミキシングノズル
7か月前
個人
樹脂可塑化方法及び装置
3か月前
株式会社FTS
ロッド
3か月前
日機装株式会社
加圧システム
22日前
株式会社リコー
シート剥離装置
9か月前
東レ株式会社
一体化成形品の製造方法
9か月前
株式会社FTS
成形装置
4か月前
株式会社シロハチ
真空チャンバ
6か月前
トヨタ自動車株式会社
射出装置
2か月前
帝人株式会社
成形体の製造方法
10か月前
株式会社神戸製鋼所
混練機
3か月前
TOWA株式会社
成形型清掃用のブラシ
7か月前
株式会社不二越
射出成形機
1か月前
株式会社不二越
射出成形機
1か月前
東レ株式会社
炭素繊維シートの製造方法
28日前
株式会社不二越
射出成形機
1か月前
三菱自動車工業株式会社
予熱装置
7か月前
株式会社FTS
セパレータ
3か月前
株式会社日本製鋼所
押出成形装置
8か月前
株式会社リコー
画像形成システム
5か月前
株式会社日本製鋼所
押出成形装置
8か月前
トヨタ自動車株式会社
3Dプリンタ
5か月前
小林工業株式会社
振動溶着機
10か月前
トヨタ自動車株式会社
真空成形装置
14日前
日東工業株式会社
インサート成形機
5か月前
東レ株式会社
溶融押出装置および押出方法
4か月前
個人
ノズルおよび熱風溶接機
4か月前
KTX株式会社
シェル型の作製方法
10か月前
続きを見る
他の特許を見る