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公開番号2025069672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179540
出願日2023-10-18
発明の名称カメラ配置支援システム、カメラ配置支援方法、及びカメラ配置支援プログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/90 20230101AFI20250423BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮影エリアに配置するカメラの配置位置を容易に決定することが可能なカメラ配置支援システム、カメラ配置支援方法、及びカメラ配置支援プログラムを提供する。
【解決手段】表示処理部11は、撮影エリアのエリア画像を表示させる。取得処理部13は、前記撮影エリアにおける撮影対象に関する撮影対象情報を取得する。提示処理部14は、取得処理部13により取得される前記撮影対象情報に基づいて、前記撮影エリア内におけるカメラの配置候補を前記エリア画像上に提示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
撮影エリアのエリア画像を表示させる表示処理部と、
前記撮影エリアにおける撮影対象に関する撮影対象情報を取得する取得処理部と、
前記取得処理部により取得される前記撮影対象情報に基づいて、前記撮影エリア内におけるカメラの配置候補を前記エリア画像上に提示する提示処理部と、
を備えるカメラ配置支援システム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記取得処理部は、前記撮影対象の種類、前記撮影対象の高さ、前記カメラによる前記撮影対象の検出レベル、前記撮影対象に対応する撮影対象画像の前記エリア画像内の位置、及び前記エリア画像内の前記撮影対象画像の向きの少なくともいずれかを含む前記撮影対象情報を取得する、
請求項１に記載のカメラ配置支援システム。
【請求項３】
前記表示処理部は、前記取得処理部により取得される前記撮影対象情報に基づいて、前記エリア画像上に前記撮影対象画像を表示させる、
請求項２に記載のカメラ配置支援システム。
【請求項４】
前記表示処理部は、前記エリア画像上におけるユーザーに指定された位置に前記撮影対象画像を表示させる、
請求項３に記載のカメラ配置支援システム。
【請求項５】
前記提示処理部は、前記エリア画像における前記撮影対象画像の位置及び向きに基づいて特定される範囲を前記配置候補として提示する、
請求項２に記載のカメラ配置支援システム。
【請求項６】
前記提示処理部は、複数の前記カメラのうちユーザーにより選択される前記カメラの設定情報に基づいて前記配置候補を決定する、
請求項２に記載のカメラ配置支援システム。
【請求項７】
前記取得処理部が複数の前記撮影対象のそれぞれに対応する複数の前記撮影対象情報を取得した場合に、前記提示処理部は、複数の前記撮影対象情報に基づいて決定される前記配置候補を前記エリア画像上に提示する、
請求項１～６のいずれかに記載のカメラ配置支援システム。
【請求項８】
前記取得処理部が第１撮影対象に対応する第１撮影対象情報と第２撮影対象に対応する第２撮影対象情報とを取得した場合に、前記提示処理部は、前記第１撮影対象情報に基づいて決定される第１配置候補と、前記第２撮影対象情報に基づいて決定される第２配置候補と識別可能に前記エリア画像上に提示する、
請求項１～６のいずれかに記載のカメラ配置支援システム。
【請求項９】
前記取得処理部が第１撮影対象に対応する第１撮影対象情報と第２撮影対象に対応する第２撮影対象情報とを取得した場合に、前記提示処理部は、前記第１撮影対象情報に基づいて決定される第１配置候補と、前記第２撮影対象情報に基づいて決定される第２配置候補とが重なる範囲を識別可能に前記エリア画像上に提示する、
請求項１～６のいずれかに記載のカメラ配置支援システム。
【請求項１０】
撮影エリアのエリア画像を表示させることと、
前記撮影エリアにおける撮影対象に関する撮影対象情報を取得することと、
前記撮影対象情報に基づいて、前記撮影エリア内におけるカメラの配置候補を前記エリア画像上に提示することと、
を一又は複数のプロセッサーが実行するカメラ配置支援方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、撮影エリアにカメラを配置する位置を提案する技術に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
撮影エリア（監視エリア）をカメラで撮影し、撮影画像を解析して撮影エリア内の被写体の動きを検出するシステムが知られている。例えば、設計図面（図面データ）上に監視カメラのシンボルを配置すると、監視カメラの撮影領域を考慮して図面データの大きさ、位置を変更することにより、カメラの配置を検討し易くする技術が知られている（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－０９２７３３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、従来の技術では、ユーザーがカメラを撮影エリアの図面上に配置し、カメラの位置、向きを調整しながら配置位置を決定しなければならないため、依然として手間がかかる。
【０００５】
本開示の目的は、撮影エリアに配置するカメラの配置位置を容易に決定することが可能なカメラ配置支援システム、カメラ配置支援方法、及びカメラ配置支援プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一の態様に係るカメラ配置支援システムは、表示処理部と取得処理部と提示処理部とを備える。前記表示処理部は、撮影エリアのエリア画像を表示させる。前記取得処理部は、前記撮影エリアにおける撮影対象に関する撮影対象情報を取得する。前記提示処理部は、前記取得処理部により取得される前記撮影対象情報に基づいて、前記撮影エリア内におけるカメラの配置候補を前記エリア画像上に提示する。
【０００７】
本開示の他の態様に係るカメラ配置支援方法は、撮影エリアのエリア画像を表示させることと、前記撮影エリアにおける撮影対象に関する撮影対象情報を取得することと、前記撮影対象情報に基づいて、前記撮影エリア内におけるカメラの配置候補を前記エリア画像上に提示することと、を一又は複数のプロセッサーが実行する方法である。
【０００８】
本開示の他の態様に係るカメラ配置支援プログラムは、撮影エリアのエリア画像を表示させることと、前記撮影エリアにおける撮影対象に関する撮影対象情報を取得することと、前記撮影対象情報に基づいて、前記撮影エリア内におけるカメラの配置候補を前記エリア画像上に提示することと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、撮影エリアに配置するカメラの配置位置を容易に決定することが可能なカメラ配置支援システム、カメラ配置支援方法、及びカメラ配置支援プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、本開示の実施形態に係るカメラ配置支援装置の構成を示す機能ブロック図である。
図２は、本開示の実施形態に係る撮影エリアの一例である施設を示す模式図である。
図３は、本開示の実施形態に係る対象物に関する情報を記憶する対象物情報テーブルの一例を示す図である。
図４は、本開示の実施形態に係るカメラに関する情報を記憶する候補カメラ情報テーブルの一例を示す図である。
図５は、本開示の実施形態に係るカメラ配置支援装置に表示されるカメラ配置設定画面の一例を示す図である。
図６は、本開示の実施形態に係るカメラ配置支援装置に表示される検出レベル設定画面の一例を示す図である。
図７は、本開示の実施形態に係るカメラ配置支援装置に表示されるカメラ配置設定画面の一例を示す図である。
図８は、本開示の実施形態に係るカメラ配置支援装置に表示されるカメラ配置設定画面の一例を示す図である。
図９は、本開示の実施形態に係るカメラ配置支援装置に表示されるカメラ配置設定画面の一例を示す図である。
図１０は、本開示の実施形態に係るカメラ配置支援装置に表示されるカメラ配置設定画面の一例を示す図である。
図１１は、本開示の実施形態に係るカメラ配置支援装置において実行されるカメラ配置支援処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図１２は、本開示の他の実施形態に係るカメラ配置支援装置に表示されるカメラ配置設定画面の一例を示す図である。
図１３は、本開示の他の実施形態に係るカメラ配置支援装置に表示されるカメラ配置設定画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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