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公開番号2025068217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023177972
出願日2023-10-16
発明の名称天井用目地装置
出願人ドーエイ外装有限会社
代理人個人,個人
主分類E04B 1/68 20060101AFI20250421BHJP(建築物)
要約【課題】可動目地プレートの底面に傷等が生じることを防止できかつ地震による揺れ動きを吸収できる天井用目地装置を提供すること。
【解決手段】一方と他方の躯体間の天井部分の目地部を塞ぐ天井用目地装置は、一方の躯体に一端部が上下方向に変位可能に取付けられかつ他端部が上下方向に変位可能な可動目地プレートと、可動目地プレートの他端部が水平状態よりも下方へ位置変位することを防止する可動目地プレート保持手段と、他方の躯体に一端部が固定的に取り付けられ、他端部が可動目地プレートの他端部と略当接するように設けられた固定目地プレートと、固定目地プレートの他端部に形成され、地震時に可動目地プレートの他端部を上方へ押し上げる押し上げ傾斜面と、該押し上げ傾斜面よりも緩斜面となるスライド傾斜面と、押し上げ傾斜面とスライド傾斜面の接続部に設けられ、可動目地プレートの底部が傷つかないように受けることができる受け部材とで構成される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方の躯体と他方の躯体間の天井部分の目地部を塞ぐ天井用目地装置であって、
前記一方の躯体に一端部が上下方向に位置変位可能に取付けられ、かつ、他端部が上下方向に位置変位可能な可動目地プレートと、前記他方の躯体に一端部が固定的に取り付けられ、他端部が前記可動目地プレートの他端部と略当接するように設けられた固定目地プレートと、前記可動目地プレートの他端部が水平状態よりも下方へ位置変位することを防止する可動目地プレート保持手段と、前記固定目地プレートの他端部に形成され、地震時に前記可動目地プレートの他端部を上方へ押し上げる押し上げ傾斜面及び該押し上げ傾斜面に連続すると共に押し上げ傾斜面よりも緩斜面となるスライド傾斜面と、前記押し上げ傾斜面と前記スライド傾斜面の接続部に設けられ、前記可動目地プレートの底部が傷つかないように受けることができる受け部材とで構成される天井用目地装置。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記可動目地プレートの他端部付近には、転動部材が更に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の天井用目地装置。
【請求項3】
前記固定目地プレートの他端部付近には、前記可動目地プレート側へ突出し、通常時において前記可動目地プレートの他端部側の底部を覆うカバー板が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の天井用目地装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は目地部を介して設けられた左右の躯体間に天井を設ける場合の天井用目地装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、天井間の目地部を塞ぐ天井用目地装置としては「一方と他方の躯体間の天井部分の目地部を塞ぐ天井用目地装置において、前記一方の躯体に取付基端部が取付部材を介して取り付けられるとともに、その突出端部に傾斜面が形成され、この突出端部が上下方向に変位可能な可動目地プレートと、前記傾斜面と対向する突出端部が前記可動目地プレートの前記突出端部と略当接するように前記他方の躯体に固定的に取り付けられ、かつ、その上面の一部又は全体を傾斜状とした可動目地プレートスライド部を有する固定目地プレートと、前記可動目地プレートの突出端部が水平状態よりも下方へ変位することを防止する可動目地プレート保持手段とで構成され、前記可動目地プレートの前記突出端部付近の底面に転動部材を設け、前記固定目地プレートの前記突出端部に可動目地プレートスライド部よりも急斜面となる押し上げ傾斜面を設けた天井用目地装置」(特許文献1)が知られている。
【0003】
しかし、このような天井用目地装置では、可動目地プレートの突出端部に転動部材が設けられているものの、地震による揺れ動き幅が大きくなった場合には、可動目地プレートスライド部と押し上げ傾斜面との角部に可動目地プレート底面が擦れてしまい、目地カバーの底面が傷ついてしまうおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6417450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、可動目地プレートの底面に傷等が生じることを防止でき、かつ、地震による揺れ動きを吸収できる天井用目地装置を提供することを目的としている。
【0006】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
【0007】
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の天井用目地装置は、一方の躯体と他方の躯体間の天井部分の目地部を塞ぐ天井用目地装置であって、前記一方の躯体に一端部が上下方向に位置変位可能に取付けられ、かつ、他端部が上下方向に位置変位可能な可動目地プレートと、前記他方の躯体に一端部が固定的に取り付けられ、他端部が前記可動目地プレートの他端部と略当接するように設けられた固定目地プレートと、前記可動目地プレートの他端部が水平状態よりも下方へ位置変位することを防止する可動目地プレート保持手段と、前記固定目地プレートの他端部に形成され、地震時に前記可動目地プレートの他端部を上方へ押し上げる押し上げ傾斜面及び該押し上げ傾斜面に連続すると共に押し上げ傾斜面よりも緩斜面となるスライド傾斜面と、前記押し上げ傾斜面と前記スライド傾斜面の接続部に設けられ、前記可動目地プレートの底部が傷つかないように受けることができる受け部材とで構成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の天井用目地装置の前記可動目地プレートの他端部付近の底面には、転動部材が更に設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の天井用目地装置の前記固定目地プレートの他端部付近の底面には、可動目地プレート側へ突出し、通常時において前記可動目地プレートの他端部側の底部を覆うカバー板が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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